郷土館日誌

3月のバラ・ハーブボランティア

 先日の28日(火曜)、平賀邸周辺の庭や通路沿いの花壇の手入れをボランティアの方とともに行いました。2月の続きで、冬場に作っておいた腐葉土に入れ替えたり、雑草を抜いたり、バラやハーブの剪定や植え付けをしました

 青空が広がり、暖かな日差しの中、しだれ桜やソメイヨシノが美しく咲いて、春を感じる心地良い季節になりました。

 4月には花水木の花も咲きます。5~6月のバラ、夏から秋にかけてのハーブと、郷土館に来ていただくお客さんの心が和んでいただけるように、ボランティアの方とともに手入れを続けています。

ギター・マンドリン演奏会

 

 本日午前11時より、旧平安邸にて雲雀丘学園中・高等学校ギター・マンドリンクラブによるギター・マンドリン演奏会を開催しました。ひな人形展とのコラボで今年で5回目になります。昨年は定員30名の申込制でしたが、今年は申込なしの当日参加可で行い、朝からの雨で心配しましたが、62名ものたくさんのお客さんに参加していただきました。

 雲雀丘学園は、創部57年、全国高校ギター・マンドリン音楽コンクールに第1回大会から51年連続出場の名門クラブで、昨年秋の県大会でも最優秀賞を受賞し、今年7月の全国大会への出場を決めています。

 今日の演奏会では、様々な種類のマンドリンやクラッシックギター、コントラバスの美しいハーモニーで、さわやかな曲、心に沁み入る曲、躍動感のある曲など素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

 楽器紹介もあって分かりやすく、最後にはアンコールもあって盛り上がり、お客さんから大きな拍手が送られました。

「小さな和の世界展」は15日(水曜)まで

 2月11日(土曜)より開催してきました「小さな和の世界展」が後2日となりました。3月に入って暖かくすっかり春らしくなって、お客さんの数もとても増えて、土曜、日曜はいずれも100人を越え、今日で750人を越えました。

 新聞記事やj-comニュース、SNSなどを見られて「ミニチュアを見に来ました」と言われる方も多く、ミニチュアのお雛さまや懐かしい昭和のお店が並ぶドールハウスを食い入るように覗き込まれていました。

 近くの保育園の子どもたちも見に来てくれました。

 樹脂粘土や本革、紙、ガラスやステンドグラスなど様々な材料で作られた作品の精巧さや、ヒノキ材で作られた店の建物、中を照らし出す小さな照明など、隅々まで本当にリアルに表現された「小さな和の世界」に感嘆、感動の声をあげられています。

 3月15日(水曜)までの開催です。まだの方はお見逃しのないよう、ぜひご来館ください。

朗読の会

 

 昨日午後「朗読の会」を開催し、50名ものたくさんの方が参加され、会場のアトリエ平通は満員となりました。朗読者は藤田伊津子さんで、今年で9回目となります。これまでに藤田さんの朗読を聞かれた方、朗読に関わっておられる方も多く参加されました。

 今日の朗読の題目は『琥珀』(浅田次郎)、休憩をはさんで『辛夷の花』(堀辰雄)でした。目を閉じて藤田さんの朗読を聞いていると、場面場面の情景、人の表情や動きが目に浮かび、感情を込められた語りから登場人物の思いや心のようすなどがとても伝わってきました。

 心に沁みる藤田さんの朗読に、時間もあっという間に過ぎて、参加された皆さんも感動され、拍手を送られていました。

川西・猪名川の風景を描いて 大音恭豊スケッチ画展

 

 3月1日より、ミューゼレスポアールにで「川西・猪名川の風景を描いて~大音恭豊スケッチ画展」を開催しています。

 大音さんが能勢電沿線、猪名川沿いを巡りながら、川西や猪名川の町並みや自然、史跡などの風景をスケッチされてきたた絵を47点展示しています。

 また、魅力ある町づくりを目指して令和元年まで開催されてきたヒガシタニズムで配布された冊子「城下町山下、製錬のまち東谷」の地図にある絵は、すべて大音さんのスケッチ画です。郷土館の平安邸や平賀邸のスケッチ画もあります。

 素朴な味わいのスケッチ画をゆっくりご覧になってください。大音さんは、土曜日の午後来られています。

ただ今、4つの企画展を同時開催中!

 2月からひな人形展、小さな和の世界展、なつかしの川西展、そして3月1日よりスケッチ画展が始まり、今、4つの企画展がご覧になれます。昨日は桃の節句、ひな祭りの日で、今日も子どもさん連れのご家族がたくさん来られ、100名を超えるお客さんが来館されました。

大正・昭和の初めの絢爛豪華なひな人形や道具類を飾ったひな人形展

 とても精巧に作られたミニチュアのお雛さまや懐かしい昭和のお店と街並みのドールハウスが並ぶ小さな和の世界展

 川西の昔の写真や地名の由来、生活の品々を展示したなつかしの川西展

 ミューゼレスポアールでは「川西・猪名川の風景を描いて」大音恭豊スケッチ画展

 気候も暖かくなってきて、平賀邸の前の梅の花も咲き始めました。

 様々な企画展を楽しみながら、春の訪れを感じに郷土館へお越しください。

バラボランティア

 先日の2月28日、3か月ぶりにバラボランティアを行いました。
 ボランティアの皆さんと職員で、寒い冬の時期に腐葉土やパーク堆肥を混ぜて作った新しい土を入れ替えたり、

バラやハーブの剪定や、花壇の手入れを行いました。

 花壇の中のおおわれた葉の中に、クリスマスローズの花がそっと咲いていて、見つけた時は感動でした。

 これから3月から4月にかけて、梅やソメイヨシノ、枝垂れ桜、ハナミズキの花が順に咲いていき、新緑の美しい季節を迎えます。5月には、ボランティアの皆さんと育てたバラの花が咲いてほしいと願っています。

ミニチュアのお雛さまを作ろう パート2

 昨日、講座「ミニチュアのお雛さまを作ろう」の2回目を開催しました。

 岸本加代子先生のご指導のもと、午後1時から4時半までの3時間半(休憩はあります)、ピンセットと裁ちばさみ、ボンドを手に、細かい作業を一生懸命集中して取り組まれ、愛らしいお雛さまが出来あがりました。

 最後にそれぞれ違い、個性のあるお雛さまを並べて記念撮影をしました。皆さん、満足されているようでした。お疲れさまでした。

J:COMのニュースで紹介されました

 本日、ひな人形展と小さな和の世界展について、J:COMのLIVE‐NEWSの取材がありました。午後からの講座「ミニチュアのお雛さまを作ろう」で来られていたドールハウス作家の岸本加代子さんがインタビューを受けられました。

 取材されたアナウンサーも、ミニチュアのお雛さまや昭和のお店や街並みのドールハウスを見られて、何度も感嘆の声をあげられ、岸本さんに色々と質問されていました。その内容はぜひライブニュースをご覧ください。

 ライブニュースは本日14時生放送、以後17時、20時30分、23時に放送されます。
 地域情報アプリ「ど・ろーかる」では今日から1週間毎日「WEEKLY トピックス」で放送されています。放送時間は(月曜)~(金曜)が18時、(土曜)(日曜)は11時、14時、17時、20時30分となっています。ぜひご覧ください。

東谷小学校の3年生も郷土館へ

 

 昨日の午前中、地域の東谷小学校の3年生の子どもたちが、社会科の学習で郷土館へ見学に来てくれました。子どもたちが手にしていた冊子を見ると、郷土館の建物や銅の製錬などについて事前に学習してきたことがよく分かりました。

 平安邸では、ひな人形展

 小さな和の世界展

 黒電話のかけ方も覚えました。子どもたち・・・重い!

 なつかしの川西展

 大正時代の手すきガラス(波打っています)の廊下も通りました。

 平賀邸では建物の説明を聞いて、

蓄音機でレコードのかけ方も教えてもらいました

 平賀邸で子どもたちの興味はトランプのマーク探し!

 ミューゼレスポアールの絵画と写真展。3つのクラスがローテーションで順に見て回りました。
 最後に、「郷土館の見学が楽しかった人?」と聞かれてほとんどの子どもたちが手を挙げていてうれしく思いました。
 郷土館はすぐ近くにあります。またいつでも来てくださいね。