2021年8月の記事一覧

マンホールトーク

 今日は、デザインマンホールの写真資料を提供いただいた池上修さん・和子さんを講師に、講座『マンホールトーク~マンホール蓋は町自慢』を開催しました。市内や西宮・尼崎・豊中などから申し込まれた20名の方(小中学生3人も)が参加されました。

 参加された方には川西市上下水道局提供のマンホールカードを配布し、上下水道局の学校PR事業動画’(下水道編)を上映し、川西市の下水道のしくみやマンホールの種類や役割を知ってもらいました。

 池上さんのお話は、まず川西市のマンホール蓋を歴史から紹介されました。そして国宝のお城や塔、歴史的遺物、恐竜、ナウマンゾウ、様々な特別記念物の鳥、植物、魚、富士山などの世界遺産。日本各地の町自慢のマンホール蓋と、池上さんがすべて行かれて撮られた現地の写真と解説を映像で分かりやすく説明され、皆さんも興味を持って聞かれていました。

 行かれたことがある所、行ってみたいと思われた所。コロナ禍で自由に旅行や行動ができにくい今だからこそ、池上さんのお話や映像が、安全・安心な状況になった時への旅への誘いになったのではないでしょうか。

 トーク終了後は、たくさんの方が池上さんとともにマンホール写真展を観覧され、豊富な写真資料に感心して見入っておられました。
 デザインマンホール写真展も明日が最後です。90種類のマンホール蓋の写真を展示し、川西市の実物のマンホールも展示しています。ぜひお越しください。

夏休み 勾玉づくり教室

 今日は、午前10時より勾玉づくり教室を開催しました。教育委員会社会教育課文化財担当の朝井さんを講師に、4人の文化財ボランティアガイドの皆さんにお手伝いいただいて、小学生12人の子どもたちと保護者の方が参加されました。

 初めに、朝井さんから「勾玉ってなあに?」「どうやってつくってたの?」「川西では見つかっているの?」などのお話と、勾玉の作り方の説明があり、作業スタート。

 配られた石に鉛筆で勾玉の形を描いて、金やすりで線まで削っていきます。

 そして、3種類の紙やすりを順に使って、磨いて磨いて、丸みをつけていきます。石の白い粉がいっぱいたまります。

 子どもたちは、保護者の方や朝井さん、ガイドの皆さんに見守られ助けてもらいながら、1時間以上集中して頑張っていました。

 最後に、磨いた勾玉を水に付けて布で磨いていくとつやが出てきます。ひもを通すとできあがり。とてもうれしそうでした。できた勾玉を首にかけて見せてくれました。

 一生懸命磨いて作った勾玉。今年の夏休みの記念になってくれたらと思います。大切にしてくださいね。

 20日より再び緊急事態宣言が発令されるため、22日に予定していた親子工作教室が残念ながら中止になりました。申し込まれていた子どもたちや保護者の方、準備されていた講師の先生には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 コロナ禍の状況が早く落ち着いて、安心して生活や様々な活動ができるようになることを願うばかりです。郷土館の今後のイベントや講座については、ホームページのトップページで随時お知らせしますのでご覧ください。

郷土館で旅気分

 池上修さん、和子さんによる「デザインマンホール写真展」をミューゼレスポアール1階展示室で展示しています。

 それぞれの町の自慢を、マンホール蓋という限られたスペースにぎゅっと閉じ込めたデザインマンホール蓋。日本各地の魅力に触れていただける展示になっています。
思うように旅行が出来ない今、郷土館で旅気分を味わってみませんか?8月28日(土曜)には、「マンホールトーク」の講座もあります(詳細は、当ホームページのトップページをご覧ください)。

 展示の様子は、本日8月9日(月曜)18時からJ:COMチャンネル、または「どろーかる」アプリの「兵庫つながるニュース」で放送予定となっています。詳しくは、J:COMのホームページをご覧ください。

ピカキラらんぷづくり 夏休み工作教室

 今日は、小学生の子どもたちを対象に保護者の方にも同伴いただいて、夏休み工作教室を開催しました。講師は、宝塚医療大学講師の前田誠通先生で、『光で遊ぼう!LED電飾を使ったピカキラらんぷ』づくりに取り組みました。

 初めに先生から、キラキラ光る見本の電飾インテリアを見せられ、子どもたちの目もキラキラ。使う道具や材料、作業の手順の説明を聞いてスタート。

 特に、LEDのハンダ付けは子どもたちも初めてで緊張しながらでしたが、保護者の人や前田先生にアドバイスや助けてもらって頑張って取り付けました。そして、スィッチ、電源を固定して完成です。

 最後にライトを消して完成したピカキラらんぷを見せてもらいました。子どもたちもうれしそうでした。

 夏休みのいい思い出、記念になったでしょうか。頑張って作ったピカキラLED、ハロウィンやクリスマス用にも使ってくださいね。

川西市内の新任の先生が郷土館へ

 昨日は、午後から川西市内のこども園・幼稚園・小中学校の約30名の新任の先生が、郷土館に来られました。
 川西の自然・歴史・文化を学ぶ目的で、午前中は多田神社・黒川公民館・周辺の里山を訪ね、午後からは郷土館・文化財資料館とハードスケジュールで回られました。

 昨日も気温が上昇し、猛暑の中で大変だったと思います。ほとんどの方が郷土館に来られるのが初めてで、1時間という短い時間で駆け足でしたが、平安邸や平賀邸で説明を聞かれた後、熱心に見て回られました。

 ミューゼレスポアールではマンホール写真展も見てもらいましたが、冷房が効いて涼しくほっとされたことと思います。
 また、郷土学習や校外学習、トライやるウィークなどで子どもたちとともに来ていただくことがあると思います。プライベートでも今度はゆっくりお越しください。

東谷中の新任の先生が郷土館へ

 今日は、地域の東谷中学校の新任の先生2人が、社会体験研修で郷土館の仕事を体験されました。職員とともに開館準備をしながら、それぞれの施設の説明を熱心に聞かれました。
 午前中は、旧平安邸の主屋やはなれ座敷の縁側にあるたくさんの大正時代のガラス戸拭きを、職員と行いました。おかげでガラスに夏の青空と雲が映るようにきれいになりました。

 午後からは、ミューゼレスポアールやアトリエ平通の絵画の一部の展示替えを手伝ってもらいました。特に、ミューゼに展示してある画伯の絵画は大きく重くて、替えるのには人手が必要で、とても助かりました。新しい絵画が展示されていますので、来館された折はご鑑賞ください。