2022年2月の記事一覧

講座「ミニチュアのおひな様を作ろう」2回目

 先日の24日(木曜)、2回目の「ミニチュアのおひな様を作ろう」を開催し、定員6名の方が参加されました。

 岸本加代子先生のご指導のもと、約3時間皆さん集中して取り組まれ、愛らしいおひな様が出来あがりました。

 最後には、完成したおひな様を並べて記念撮影をしました。皆さん、嬉しそうでした。

講座「ミニチュアのおひな様を作ろう」

 本日午後、講座「ミニチュアのおひな様を作ろう」を開催し、定員6名の方が参加されました。講師は現在開催中の「小さな和の世界展」に作品を提供していただいているドールハウス作家の岸本加代子先生です。

 岸本先生から、様々な小さな材料が配られ、一つ一つ作り方の説明があり、郷土館の職員もお手伝いに入って作っていきました。

 ちりめんで着物を作り、中に粘土を詰めて袴にし、

扇や金の勺などの小道具、ひな壇、屏風、花飾りを作りながら、

おひな様に樹脂粘土の顔や髪の毛をつけてニスを塗って光沢を出し、ひな壇にセットして完成です。

 神経を集中しながらの細かい作業でお疲れになったと思いますが、皆さん、楽しそうに取り組まれ、小さなかわいらしいおひな様が出来あがると、とても嬉しそうにしておられました。岸本先生も、一人一人に寄り添いながら熱心にアドバイスや援助をされていました。

 最後に、完成した親王飾りを並べて記念写真を撮りました。

 

 

 次回は来週24日(木曜)に2回目の講座を行います。

小さな和の世界展が始まりました

 今日から「小さな和の世界展」が始まり、50名近いお客さんが来られました。
 和風ドールハウス アトリエ kinoe‐neの岸本加代子さんと安田隆志さんが制作された、ミニチュアのおひな様たちと昭和のお店や街並みを本物の12分の1のサイズで再現した和風ドールハウスを展示しています。

 ちりめんの着物を着た小さなおひな様たちや道具類が、郷土館のひな人形を背に並んでいます。

 その向かいには、懐かしい昭和の駄菓子屋や本屋、かばん屋、洋食店などが並んでいます。

 木で作られ、小さな照明に照らされたレトロな雰囲気のお店の中には、樹脂粘土で細かく作られアクリル絵の具で色づけされたミニチュアの本や食べ物、お菓子、生活雑貨が見えます。

 来館されたお客様は、一つ一つの作品の精巧さに感心しながら、魅入っておられました。「小さな和の世界展」は3月13日(日曜)までの開催です。ひな人形展・昭和レトロ展とともにゆっくりご覧になって、お楽しみください。

東谷小学校3年生 郷土学習

 今日は、東谷小学校の3年生の子どもたちが郷土学習で郷土館に来てくれました。3クラスに分かれて平安邸では、今開催中のひな人形展や昭和レトロ展を見たり、かまどやお風呂を見て説明を聞きました。

 洋館の平賀邸では、各部屋を見学して、蓄音機を見たり、トランプのマークを一生懸命探していました。

 鉱山資料室や製錬所跡では、難しかったですが、銅の製錬の勉強をしました。

 あっという間に時間が過ぎましたが、楽しく学習できたでしょうか。
 子どもたちなりに大正や昭和の歴史を感じ、今とのちがいを考える機会になってくれていたらと思います。
 すぐ近くなので、また家族の人と来てくださいね。

昭和レトロ展が始まりました

 今日から昭和レトロ展が始まりました。
 平安家に残る物や、職員が家族や知り合いの方から集めてきた、昔のテレビや黒電話、計算機、こたつ、ビデオカメラ、レコード、漫画、めんこ、人形、お金や切手などなど、主に昭和40年~50年代の品々を展示しています。

 大人には懐かしく、子どもたちには新鮮に感じる、ちょっと昔の昭和レトロ展をご覧ください。

ひな人形展が始まりました

 今日からひな人形展が始まりました。郷土館では、2000年に近隣の西尾様から寄贈していただいた大正期と昭和の初めのひな人形を、毎年2月から4月初めにかけて展示しています。昨日・今日と団体さんも見学に来られました。

 幅4メートル、高さ1.8メートル、奥行き1.3メートルの大きな三段のひな壇の上に、大正期に作られた吹き抜けの「源氏枠」を持つ珍しい内裏びなや昭和初期の古今びな、元禄花踊り人形、市松人形など20点の人形と、琴・膳・茶釜、茶棚などの60点の道具類が並べられています。豪華、絢爛な姿は大正期に建てられた旧平安家住宅の広い座敷に調和しています。

 また、今回は秋の特別企画展でおし絵作品を提供していただいた京都府亀岡市の松尾洋湖さん手作りのたくさんの吊るしびなやおし絵も展示しています。

 歴史ある優雅なひな人形と、気持ちがほっこりする小さなかわいいおひな様をゆっくりご覧ください。