2021年11月の記事一覧

写真教室 『スマホで表現「大正レトロ」』

 今日は、講座の写真教室『スマホで表現「大正レトロ」』を開催しました。講師は、現在開催している写真展『マクロの世界』のphotographer釜本雅之さんです。

 初めに、釜本さんからスマホでオリジナルの写真を撮るテクニックとして、写真の構図が一番大事で、その基本を話していただきました。

 その後は撮影実習です。
 旧平賀邸の外観やミューゼレスポアール近くの紅葉のもみじ。

 旧平安邸ではレトロなランプや廊下、大正時代の波打つガラスなど。

 釜本さんは自ら撮られた写真をもとに助言をされながら、皆さんも熱心に質問して撮影にチャレンジされている姿が印象的でした。
 講座の途中に、越田川西市長が来館されました。釜本さんの話を聞かれた後、写真展や創作人形展、おし絵展をご覧になり、それぞれの作品に感心されていました。

東谷中学校美術部 写生会作品展示

 秋も深まり、ミューゼレスポアールの皇帝ダリアも美しい花を咲かせ、裏のもみじも紅葉が進んでいます。裏の城山も赤く色づき、とても美しくなっていっています。

 ミューゼレスポアールのロビーでは、11月3日に写生会に来てくれた地域の東谷中学校美術部の生徒たちの作品を展示しています。写真展「マクロの世界in笹部」とともに、郷土館のさまざま風景を描いてくれた中学生の作品をご覧ください。

創作人形展・おし絵展・写真展 好評同時開催中

 今日から写真展「マクロの世界~ファインダーからのぞいた小さな世界」が、ミューゼレスポアールで始まりました。photograherの釜本さんも朝から来られて、1日来館された皆さんに写真撮影の方法やエピソードなど詳しく説明されていました。

 また、午後からは人形作家のわたべさんが遠方のたつの市から来られて、観覧される皆さんに制作の方法や工夫、人形作りに込められた思いなどを話されていました。

 今日から創作人形展・おし絵展・写真展の3つの企画展が同時開催となりました。今日はお子さんと一緒のご家族もあり60名近い方が来館され、じっくりと時間をかけてそれぞれの展示を見学されました。作家の皆さんの話を聞かれたり質問される機会もあって、素晴らしい作品に感心されていました。

明日から写真展「マクロの世界in笹部」が始まります

 明日21日(日曜)から、地元笹部のphotographer釜本雅之さんの写真展「マクロの世界in笹部」を開催します。今日は午後から共催の一般社団法人sasabaseの皆さんと釜本さんが展示の準備をされました。

 釜本さんは、地元笹部の自然の風景や、花や昆虫、朝露の水滴など何気なく通り過ぎる足元に広がる小さな世界に目を向けて写真を撮られています。

 肉眼ではなかなか見ることができない数ミリからの1センチ位のマクロワールドを写真に撮られてきました。作品45点の写真を展示しています。ぜひご覧ください。

 期間は11月21日(日曜)から12月18日(土曜)まで。場所はミューゼレスポアール1階展示室です。

紅葉の季節 特別企画展Ⅱが始まりました

 郷土館の木々の葉も色づいて、美しい紅葉が始まりました。

 今日から、旧平安家住宅で秋の特別企画展Ⅱ「創」が始まりました。
 『懐かしい昭和の風景~わたべみちこ創作人形展』はたつの市在住のわたべみちこさんの作品です。昭和の、物はあまり豊かではなかったけれど、人の優しさや家族、地域の人のつながり、温かさがあったさまざまな風景が、細やかでリアルな表情の創作人形で見事に表現されています。

 『和の世界~松尾洋湖おし絵展』は、京都府亀岡市在住の松尾洋湖さんの作品です。日本古来の花や鳥、人や子ども、干支や伝統行事などさまざまな和の世界を、金襴の豪華さや絹の優しい風合いで繊細に表現されています。

 お客さんはたくさんの素晴らしい作品に感動され、「子どもの頃を思い出して懐かしいです」「気持ちがとてもほっこりしますね」「日本の良さ、和の世界を感じました」など感想を寄せてくださいました。

関西文化の日 能面展最終日

 昨日は、「関西文化の日」(関西地域の文化施設を一定期間無料開放し、文化にふれる機会をもってもらう)で、郷土館を無料開放し60名近いお客さんが来館されました。
 「前から一度来てみたかったんです。来れて良かった。」とおっしゃったのは、郷土館がロケ地となった映画ファンの方。「初めて来たのですが、こんなに広くて見どころがたくさんあると思いませんでした。」など感想を述べてくださる方もあり、ゆっくり時間をかけて見学されていました。

 10月16日から開催されていた能面展も最終日となり、能面作家の水越さんも来られてお客さんに能面の特徴や作り方などについて説明されたり、質問に答えておられました。

<能面展の感想から>

  • 細かい所まで繊細に彫ってあり感心しました。絵の具の重ね方も大変複雑できれいに塗ってあります。
  • 能面の作者の方の説明が聞けて良かったです。
  • 能を知ることが出来ました。その深さ、歴史を感じました。
  • 女面のちがいを一生懸命見つけようとしました。結局お口元が微妙にしか発見できませんでした。
  • 立派な作品ばかりです。いつまでもお元気で掘り続けてくださることを願います。
  • 孫と一緒に来ました。最近能面に興味を持った様、丁度タイミングが良かったです。孫とも会話がはずみ、良かったです。
  • 曲により能面の表情が変わっていくのが見て取れました。解説文も短く、分かりやすかったです。
  • とても美しい、表情が豊かで動き出しそう。能面が生きているようで、観ることができてよかったです。

<講座「能と能面の世界」のようす>

秋の郷土館を描く 東谷中学校美術部写生会

 先日3日(水曜)地域の東谷中学校の美術部の生徒さん20名が、顧問の先生の引率のもと、秋の郷土館を描きにきてくれました。
 初めに、ミューゼレスポアールで今開催されている講座「秋の郷土館を描く」の作品展や常設展示の青木大乗画伯や平通武雄画伯の絵画を見学しました。

 そのあとは、自分の描きたい場所を選んで、スケッチ開始。お弁当を食べたあと彩色に取りかかり、4時頃まで1日頑張っていました。午後からはカルチャーセンターのスケッチの方も来られ、アドバイスいただくなど交流もあったそうです。

 どんな作品に仕上がっているか楽しみです。作品は11月後半から12月のミューゼレスポアールの1階ロビーにて展示します。