2021年1月の記事一覧

須磨張り子展・鉱山図屏風展を終えて

 12月~1月にかけて開催しました「須磨張り子展」「鉱山図屏風展」が終了しました。神戸市須磨にお住いの吉岡武徳様・治子様ご夫妻には、大切なたくさんの張り子や版画を提供していただきました。来館された皆さんの感想にもありますように、様々な種類のほっこりかわいい張り子を見ていますと、現在コロナ禍で沈みがちな気持ちも和み、温かくなって、元気が出てきました。また、張り子を作る過程を物語風に表現された版画もとても分かりやすく親しみやすい内容でした。吉岡様ご夫妻に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 また、平安家に伝わる鉱山図屏風も、鉱山や働く人々の様子がとても丁寧に描かれていて、とても分かりやすいと感心され、好評でした。

来館された皆さんの感想から

  • 気持ちが温かくなり、とても素晴らしい作品でした。コロナ禍だからこそ、このような展示会、うれしいです。
  • 張り子人形のほんわかした感じが大好きです。特に猫ちゃんに癒されました。
  • 趣味で張り子はした事があり、楽しく拝見させてもらいました。また続けたい気持ちです。
  • 表情豊かな作品にほっこりしました。皆が笑顔になる日常が戻ってきそうな予感。素敵な作品を見せていただき、ありがとうございます。
  • それぞれの絵柄がよく見ると、とてもかわいかったです。また、その工程を版画で作ったものがとても良かったです。
  • 鉱山図は江戸時代の作とのこと、鉱山での仕事や働き方が垣間見えてびっくりすると同時に、勉強になりました。
  • 屏風は、時代を細かく描写されていることを説明していただき、興味深く見せていただきました。

臨時休館のお知らせ

 郷土館の旧平安家住宅において、緊急耐震対策修繕を実施する必要が生じましたので、1月25日(月曜)から3月中旬までの間、郷土館を臨時休館します。
 なお、2月から開催予定の「ひな人形展」「小さな和の世界展」は、耐震工事終了後の3月20日(土曜)から4月18日(日曜)の間に開催することになりました。現在開催中の「須磨張り子展」と「鉱山図屏風展」は予定通り1月24日(日曜)まで行っています。
 急遽変更となりご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

寒い中、ありがとうございます

 1月に入ってとても寒い毎日が続いています。昨日(休館日)は朝から雪が降り、今朝も庭一面に霜が降りて白くなり、郷土館もすっかり冬景色です。

 寒い中ですが、市内や神戸や大阪など遠方からもお越しいただいて見学してもらっています。成人式の記念写真を撮りに来られたご家族もありました。
 今、開催している須磨張り子展や鉱山図屏風展も熱心に見ていただています。

 「表情豊かな張り子にほっこりしました。皆が笑顔になる日常が戻ってきそうな予感を感じさせる素敵な作品でした。」「張り子それぞれの絵柄がとてもかわいかったです。その工程を表した版画もとても良かったです。」「鉱山図屏風は、当時の鉱山の様子が細かく詳しく描かれていて興味深かったです。」など、たくさんの感想を寄せていただきました。ありがとうございます。

 須磨張り子展や鉱山図屏風展は24日(日曜)まで開催しています。あと10日あまりとなりました。明日から兵庫県にも緊急事態宣言が発令されますが、感染予防対策に十分気を付けていきたいと思っております。お時間がございましたら、ちょっと寄り道で郷土館へお立ち寄りください。