郷土館日誌

夏休み工作教室 ピカキラランプを作ろう

 本日、夏休み工作教室第3弾「ピカキラランプを作ろう」を開催しました。

 講師は、今年で5回目となる工作指導者の前田誠通さんです。今年は、LED電飾を使った「ピカキラランプ」作りです。

 前田さんが一人一人にたくさんの材料や道具類を用意され、制作手順のプリントをもとに説明されて、まずはLED電飾のハンダ付けから。

 けがをしないように軍手やゴーグルをつけて一つ一つ慎重に。保護者の方もお手伝い。

 電飾をつないで電池をつけて、スイッチを入れるとピカピカ光り出しました。

 最後にランプの本体に電飾を入れてピカキラランプが完成、うれしそうでした。前田さんから「ハロウィンやクリスマスでも使えますよ」。

 子どもたちは、約2時間休憩もせずに、とても集中してよくがんばっていました。
 夏休みのいい思い出になってくれたら嬉しいです。

シャドーボックス 子ども体験教室

 本日、「シャドーボックス 子ども体験教室」を開催しました。

 5月19日~7月2日のシャドーボックス展、6月14日のブローチ作り教室でお世話になった大橋禾苗さん、原妙子さんが、夏休みの機会に子どもたちにシャドーボックスを作る楽しさを味わってほしいと、体験教室を実施していただきました。

 参加された皆さんは、1週間前の、また昨年までの工作教室に参加されたことがあるリピーターの方で、とてもうれしく思いました。

 子どもたちは、好きなキットを2つ選んで、保護者の方と一緒に、ハサミやカッターで各パーツを細かく切っていきました。

 ボンドを付けてピンセットで順に貼り重ねていく作業を、休憩なしで集中してがんばり、

立体感のあるユニークなキャラクターのシャドーボックスが完成です。

 大橋さん、原さんは、一人一人の材料や道具類をすべて用意され、それぞれのペアーに寄り添って声をかけられ、アドバイスされていました。親子で熱心に取り組まれる姿にとても喜ばれていました。

 会場には、大橋さんが制作されたシャドーボックスの作品も展示され、大橋さんのお話を聞かれていました。

 教室が終わった後は、デザインマンホール写真展。昨日準備できた初公開のアニメやゆるキャラ、「ポケふた」の新しいマンホール写真も見て楽しんでいただきました。

暑い中のバラ・ハーブボランティア

 本日午前中、バラ・ハーブなどの花壇の手入れをボランティアの方と職員で行いました。

 6月の草刈りの後にバラやハーブの庭、花壇に草が生い茂る中、草刈りや草ぬき、花の剪定を行ったり、

新しいハーブやコキア、アジサイ、コリウスなどを植えていきました。

 気温が上昇しとても暑い中でしたが、熱中症に気を付けながら、ボランティアの方に協力いただいて、鹿の食害に遭わない花を大切に育てていっています。

4年ぶりに復活!下財町・山下町のだんじり

 昨日夕方6時半より、郷土館がある地元の下財町・山下町のだんじり祭りが4年ぶりに行われました。江戸時代後期から続く歴史ある2つの町のだんじり。下では小学6年生が太鼓や鐘をたたき、幼稚園の子たちが上に乗って、大人がだんじりを引っ張り転がしながら、近隣の平野神社に宮入りした後、町の中を回りました。

<郷土館前 下財町のだんじり>

 コロナ禍でストップしていただんじり祭りが復活して、地域に華やかな賑わいが戻りました。

<山下町のだんじり>

夏休み工作教室 ドキドキ…ハラハラ…あ~!ビー玉deあそぼう!

 本日夏休み工作教室を開催しました。講師は、長年造形教育に携わってこられているキッズインストラクターの坂野由紀子さんです。郷土館での工作教室は今年で10回目となり、毎年坂野さんが考案されたオリジナルの工作に親子で楽しめる講座です。

 今年は、紙でワニや皿を作り、背中にビー玉を入れた皿を置いて、1個ずつ取りながらワニが突然跳ね上がるスリルを楽しむおもちゃ作りに挑戦。

 坂野さんが一人一人の材料をすべて用意され、作り方を最初に丁寧に説明されてから、子どもたちと保護者の共同作業がスタート!

 紙を切り抜いてワニのあごや胴、しっぽ、目、足の各パーツを作り、あごや胴を折り曲げて上下を接着して組み立てていきます。

 しっぽや目、足をボンドで接着、紙でお皿を作って、

ワニに色を塗って、輪ゴムをかけて完成です。

 子どもたちは保護者の方とともに約2時間集中してよく頑張りました。坂野さんも一人一人にアドバイスされながら、子どもたちの頑張りを褒めて励ましておられました。

 早くできた組は早速ゲームに挑戦。お皿からビー玉を1つずつ取りながら、突然跳ね上がるスリルを楽しんでいました。

 終わった後は、現在開催中のデザインマンホール写真展で、アニメや昔話、日本各地の町自慢のマンホール写真、川西市のマンホールの実物などを見て、楽しんでもらいました。

平通武男小品展 在りし日のスケッチの旅

 昨日より、郷土館のミューゼレスポアールで作品を常設展示している洋画家の平通画伯の「平通武男小品展~在りし日のスケッチの旅~」を、平安邸の蔵展示室で開催しています。

 大阪・能勢に生まれ、戦後川西に住んで日展に作品を発表し続けるなど、昭和から平成にかけて活躍した洋画家 平通武男画伯。

早春 於:大山

 今回展示する小品は、画伯がヨーロッパや日本各地へ画題を求めて旅をした際、携行した小板に書き留めたスケッチで、帰国後、これらを元に大作として完成させた作品で、平成26年に寄贈されたものから15点を展示しています。

セーヌ河

 また昨年ご親族から寄贈していただいた「山陰の海」という作品も初公開しています。
ミューゼレスポアールの2階展示室には青木大乗画伯の日本画、平通武男画伯の洋画の大作を常設展示していますので、併せてご鑑賞ください。

 小品展は、デザインマンホール写真展とともに9月24日(日曜)までの開催です。

デザインマンホール写真展が始まりました

 

 今日は「ひょうごプレミアム芸術デー」で郷土館は無料開放となり、お子さん連れの方などたくさんの方が来館されました。そして、今日から夏休みの恒例企画となりました「デザインマンホール写真展」が始まりました。

 この写真展は、豊中市在住の池上修さん・和子さんご夫妻が日本全国を巡りながら集められた各地の町自慢がデザインされたマンホール蓋の写真を展示しています。
 下の写真は池上さんご夫妻がイースター島モアイ像で記念写真を撮られています。理由は展示を見てくださいね。

 夏休みに行う工作教室や勾玉づくりに参加される親子の皆さんにも楽しんでもらえるように、初公開のアニメやゆるキャラ、ポケモンのマンホール蓋の写真も公開する予定です。

 また、川西市の3つのマンホール蓋の実物も展示し、川西市や全国各地で発行されているマンホールカードの見方を解説した資料やクイズも展示しています。

(マンホールカード)

 様々な町自慢やアニメなどのマンホール写真を見ながら、ご家族でも楽しんでいただけると思います。実物を見て、写真に撮って、カードを集めて、お子さんの夏休みの自由研究にいかがでしょうか。

「ひょうごプレミアム芸術デー」郷土館は7月15日が無料開放

 7月11日~17日の間、兵庫県内の89の芸術文化施設で無料開放や無料イベントが実施される「ひょうごプレミアム芸術デー」が開催されます。
 川西市郷土館は、7月15日(土曜)が無料開放となります。企画展「デザインマンホール写真展」(初公開のアニメやポケモンの蓋などの写真も公開)「平通武男小品展」も始まります。ぜひご来館ください。

シャドーボックス展 7月2日まで

 5月19日に始まりました「光と影の立体アート シャドーボックス~大橋禾苗 和と洋の世界~」がいよいよ7月2日(日曜)までとなりました。

 これまで市内や近隣市町だけでなく県内・県外など遠方からも来られ、1000人近いたくさんの方が来館されています。大橋さんが30数年にわたって制作されてきた約40点のシャドーボックスの和と洋の芸術作品をご覧になられ、感嘆の声をあげておられます。大橋さんもたびたび来館されて作品の解説をされています。

<お客さんの感想から 一部抜粋>

  • 素晴らしい作品の数々、感動と元気をいただきました。
  • こんなアートがあることを知りませんでした。細部まで手をかけて精巧に作られていてすごいと思いました。
  • 自分の持っていたシャドーボックスのイメージががらりと変わりました。
  • チラシやインスタの写真では分からない、伝わらない苦労、大変さ、素晴らしさ、迫力が、実際に見て伝わってきました。
  • 一つ一つが素晴らしく、高い芸術性を感じました。作品の解説も丁寧にしていただき、とても親近感が増しました。

 下の2作品は先日東京都美術館で開催された「ZEN展2023」で受賞された親子コラボの作品です。