家庭科では食生活について学びます。内容は⑴「食事の役割」,⑵「調理の基礎」,⑶「栄養を考えた食事」と3項目で構成されています。ここでは課題をもって,健康・安全で豊かな食生活に向けて考え,工夫する 活動を通して,食事の役割,調理の基礎,栄養を考えた食事に関する知識及び技能を身に付け,食生活の課題を解決する力を養い,食生活をよりよくしようと工夫する実践的な態度を育成することをねらいとしてます。
今日の調理実習では,「調理の基礎」の1つとして,白飯とみそ汁を作りました。
「調理の基礎」では次のとおり知識や技能を身に付けられるよう学びます。
(1)調理に必要な材料の分量や手順が分かり,調理計画について理解すること。
(2)調理に必要な用具や食器の安全で衛生的な取扱い及び加熱用調理器具の安全な取扱いについて理解し,適切に使用できること。
(3)材料に応じた洗い方,調理に適した切り方,味の付け方,盛り付け, 配膳及び後片付けを理解し,適切にできること。
(4)材料に適したゆで方,いため方を理解し,適切にできること。
(5)伝統的な日常食である米飯及びみそ汁の調理の仕方を理解し,適切にできること。
事前に上記のことやお米の炊き方やみそ汁の作り方を学習し,調理実習に臨んでいます。
お米は透明な鍋で,お米の変化を観察しながら炊いていきます。だんだんお米のいい匂いも感じている児童もいました。
火が強すぎて,泡が吹き出たりしていました。火加減が難しかったグループもありました。
みそ汁は出汁を煮干しからとり,具材は豆腐,大根,わかめ,うすあげです。煮干しの出汁の香りを感じていました。
自分の作ったお米は美味しいと満足げに話してくれました。
またお家でも,ご家族と一緒に作ってみてください。