昨日の夕方の雨も短時間でやみ、今朝は運動場も乾いて朝から子どもたちは外で元気に遊んでいます。梅雨はどこへ?と思わせる天気が続いていますが、天気図を見ると、梅雨前線はしっかり南の海上に停滞していて、沖縄地方はその影響を受けて雨が降っているようです。近畿地方は晴れていても縮尺を小さくして日本列島規模でみれば梅雨はやっぱり梅雨なのですね。自分の目に映ることや自分の身の回りの状況だけで考えていることに少し反省をしています。
さて、沖縄といえば、今日の給食は、沖縄の郷土料理でした。なぜ、今日の献立が沖縄の郷土料理なのでしょう。今日のお昼の給食委員会の放送を聞いてみるとその理由がわかります。
「日本でいちばん南に位置する沖縄県では、毎年6月23日は「慰霊の日」という休日となっています。この日は、沖縄県民にとって大切な日で、第二次世界大戦で犠牲になった人たちに祈りをささげ、世界平和を願う行事などをします。その「慰霊の日」に合わせて、沖縄県の料理を出します。「シンジューシー」は、豚肉と昆布の入った炊き込みごはんです。「アーサー汁」は海藻のあおさと豆腐の入った汁ものです。「にんじんしりしり」は細く切ったニンジンの炒め物です。これら3つの沖縄料理は、これからくる暑い夏に負けない元気な体をつくるために役に立つ食材をたくさん使った献立です。」
食を通して、自分の健康を大切にすることを学ぶだけでなく、自分の住んでいる地域、国、世界の国々の風土、食文化や人々の願いについても学んでほしい。学校給食にはそんな願いも込められています。
今日の給食
白飯 シンジューシー
アーサー汁
にんじんしりしり