兵庫県では、3年生になると環境体験事業、5年生で自然学校を実施し、「体験」「発見」を中心とする環境学習により、環境を大切に思う「価値観」「こころ」を育み、環境保全・再生に向けた行動を促す学習・教育を進めています。
今日はその取組の一つとして、イチジク農家の西田直樹さんにお話をしていただきました。イチジクは、漢字で「無花果」と書くそうで、果実そのものが花なんだそうです。ミネラルや食物繊維が豊富で、高血圧の予防や美容と”若返り”にも効果があるとのこと。この話に身を乗り出したのは私だけではなかったようですが、子どもたちの興味はやっぱり川西のいちじくの歴史や栽培の様子についてでした。新芽を間引いたり、木が倒れないように支柱をしたり、まだ夜が明けない3時ごろから完熟したものだけを収穫したりすることなど、甘くておいしいイチジクを出荷するための工夫やご苦労をお話しいただきました。9月下旬以降、西田さんの畑にお邪魔して実際にイチジクの収穫を体験させていただく予定です。“百聞は一見に如かず”といいますが、実際に体験することでさらに学びを深めることができると思っています。
今日の給食
牛乳 白飯
すまし汁
鶏肉となすの揚げ煮
きゅうりサラダ