稲刈りに挑戦!(5年生体験学習)
10月19日(水)、5年生は体験学習(稲刈り)を行いました。はじめに、増井さん、西田さんから、稲刈りの仕方の説明がありました。自分たちで植えた田んぼだったこともあり、熱心に説明を聞き、チャレンジしました。
稲刈りから玄米ができるまで
① 稲を根元から刈り取る。
② 刈り取った稲を8株ほどずつ束ねる。
③ 束ねた稲を稲木の側に運ぶ。
④ 1束ずつ稲木にかけ、乾燥させる。
⑤ 数日後、稲木にかけられた稲を下し脱穀機で脱穀する。(稲からモミを取り外す)
⑥ モミを家に持ち帰り乾燥機で乾燥する(お米として保存するための水分調整が必要)。
⑦ 乾燥したモミを臼すり機械でする。(モミ殻をはずして玄米にする)
⑧ 玄米を袋に詰め保存する。
稲刈りから玄米ができるまでの工程を8段階に分けましたが、農業の機械化が進み現在では①~⑤までを一気にしてしまいます。
私ごとになりますが、子どものときには稲刈りは家族が総動員で行なったことを思い出します。子どもだった私の仕事は②の作業です。何度も刈り取った場所と稲木との間を行き来しました。行き来の数を減らすために、子どもなりに考え、少しでも多くの稲を持とうとするのですが、そうすると稲が肌にすれ、気持ち悪かったことを思い出します。それだけにコンバインができた時は驚きました。
今日、子どもたちが体験させてもらうことは、稲穂がどのようにしてモミになっていくのか、また、手のひらに載るほどの柔らかく、小さな苗(5本程度)がどの位の株に育ち、どの位の穂を付けているのか、また、稲刈り鎌で刈り取る時にはどの位の力が必要なのか等々でした。現地に行き、成熟した稲を見るとともに、機械ではできないところを1部刈り取らせてもらおうと予定していました。しかし、今年の子どもたちは意欲旺盛です。「もっと体験したい」「全部刈り取っていいですか・・・」とどんどん作業していきました。(今日、コンバインは脱穀機のみの働きしかしませんでした)
増井さん、西田さん、貴重な体験を本当にありがとうございました。