日誌

第52回川西市立緑台小学校卒業式

卒業生が全員揃って、力強くこの緑台小学校を巣立っていきました。決意表明、卒業証書授与、呼びかけ、歌、在校生との掛け合い、どれも卒業式本番が一番素晴らしかったです。

 

卒業生の皆さん、卒業おめでとう。これからの輝かしい人生、自分の可能性を信じて前へ前へ歩んでいってください。

 

在校生代表として参列してくれた5年生の皆さん、お疲れ様。緑台小学校のバトンをしっかりと受け取ってくれました。伝統を高めて次へ次へと渡していってくださいね。

 

保護者の皆様、地域の皆様、無事に卒業式を終えることができました。卒業生全員がとても素敵な表情で巣立ってくれました。これらは、保護者の皆様、地域の皆様の本校に対するご理解ご支援があったからこそです。本日まで本校教育を支えて下さり、また、みどりっこを応援して下さり、本当に有難うございました。これからもよろしくお願いいたします。

6年奉仕作業

 明日は卒業式。本日は、リハーサルを行いました。6年生が全員揃ってリハーサルに臨めたことは大変嬉しかったです。在校生代表の5年生も練習の成果が本当によく出ていました。

 教室に戻った6年生に、しばらくしたら何やら動きがありました。1階にもにぎやかな6年生の声が響き渡っていました。廊下をのぞくと、6年生が役割分担して、各階をきれいに掃除をしてくれていました。今回は、どちらかというと窓ふき中心です。新聞紙やバケツを片手に、あるいはモップをもって6年生が声を掛け合いながら清掃している姿がみられました。

6年間通った緑台小学校の校舎とも、明日でお別れです。「きれいにしなきゃ」等と言いながら、隅々まで布や新聞紙で拭いていました。窓だけでなく、掲示物の後ろや窓のサンなど、通常清掃ではなかなかできない部分まで意識してきれいに掃除をしてくれていました。どうも有難う。

 午後からは在校生で明日に向けての準備をします。6年生の皆さん、明日の卒業式、小学校生活最後の日となります。心身ともに充実した形で臨んでほしいと願っています。

 

卒業式練習は、今日が最後です

 卒業式練習は、今日が最後となります。月曜日は、リハーサルです。本番通りの時間でスタートし、全て本番通りの進行で進めていきます。先生方も、それぞれの役割をしながら最終確認をしていきます。

 最後の式練習。6年生も5年生もとてもよく頑張りました。火曜日の卒業式に向けて、一人一人が気持ちを高めて臨んでほしいと願います。

 

 本日は、最後の式練習ということで、体育館のギャラリーには複数学年が静かに練習風景をそっと見守っていました。足音などの物音をたてることなく、先生の先導で学年が入れ替わりながら見学していました。1つ上の学年になる自覚を式練習を目の当たりにすることで強く意識してほしいと思います。中に、4年生の姿もありました。来年は今の5年生の場所に座り、在校生を代表して式に参列することになります。そのことの意味を一人一人がしっかりと意識しているものと期待しています。

 

 式練習が始まる前に、中学年の教室をのぞいてみました。あるクラスは「卒業式」について、式場図を見ながら、みんなで話し合っていました。タブレット練習をしているクラスもありました。卒業式前日の役割について、電子黒板を見ながら確認しているクラスもありました。

 

嬉しい!校長冥利に尽きます!

今朝、いつものように「自立やで」「おはよう」「自分から挨拶できる子は素敵だなあ」なんて伝えながら、立ち番をしていた時のことです。あるみどりっこが「校長先生、おはようございます。お手紙を書いてきました」と言って、可愛らしいお手紙をそっと私の手に載せて、校門のほうに歩いていきました。何気なくお手紙をのぞくと、なんとそこには・・・。嬉しいやら、可愛らしいやら・・・。もうびっくりしました。みどりっこが何とも素直に素敵な子どもに育っていることに感謝感激。校長冥利に尽きます。みどりっこに朝から元気をもらいました。本当に有難う。

交通立ち番を終えて職員室に戻って、早速ある先生にこのお手紙を見せました。「嬉しいですねえ」とみどりっこの健やかな成長を喜び合いました。

卒業式練習、本日から合同練習が始まりました

卒業式練習に、4校時からは5年生が加わりました。

卒業する6年生と在校生代表の5年生とが一緒に練習します。式場全体にグッと緊張感が漂いました。呼びかけや歌声も、1つの学年で練習していた時とはまた違った雰囲気が出てきます。

いよいよ卒業式が近づいてきたなあという実感が出てきたのではないでしょうか。

6年生は、5年生の姿を見て、「自立」の意味を考えてくれたのではないかと感じています。また、5年生は、緑台小学校のバトンを受け継ぐ意味を改めて考えてくれたのではないかと期待しています。

練習も数えるばかりになりました。最高の卒業式にするために、1つ1つの動作や歌などを、一人ひとりが意識をもって丁寧に練習してほしいと願っています。

1年生「昔遊び」 地域の方々が先生です

1年生が「昔遊び」の学習をしています。「昔遊び」の先生として、地域の皆様が駆けつけてくださいました。

1年生は大喜びです。お手玉、あやとり、コマ回しなど、おおくのみどりっこが初めての経験だったようです。「おてだま」の講師をして下さった方々の中には、この日のために自分でお手玉を作り、練習を家でしてくださった方もおられました。本当に頭が下がる思いです。今日は、社会福祉協議会の方も駆けつけて下さり、1年生の学習を大勢の皆様で支えてくださいました。

本当に有難うございます。

学習後に校長室で地域の皆様にうかがったところ、「かわいらしい」「できた時に飛び上がって喜んでくれる子どもがいた」「褒めるって大事ですねえ。褒めたら表情が一瞬にして変わりました」「はるか昔を思い出しました」等とおっしゃっていただきました。

これからも、みどりっこの学びを充実させていくために、地域の皆様のご支援をお願いすることがあろうかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

本日はお世話になり、本当に有難うございました。

4年生が2年生にプログラミングを伝授しました

 

本校では、日頃から何かと異学年交流をしています。

 運動場で休み時間に自由にドッジボールやサッカーをしたり、鬼ごっこをしたりという自然な異学年交流も日常的にあります。異学年交流というよりは、学年関係なく一緒に遊びまわっているといった方がぴったりなのかもしれません。掃除時間も1年生の担当場所を中心に、上の学年が下の学年の掃除を一緒にやっている姿をよく目にします。

 授業としての意図的な異学年交流も今年度は盛んにおこなわれています。みどりっこ同士の異学年交流もよく行われていますし、先生同士の授業の見せ合いっこもよく行われています。同じ学年の先生同士は勿論のこと、同じブロックの先生や違う学年のブロックの先生が気楽に他学年の教室に入って、授業を見ていくことも普通に行われています。

 

 

「みどりっこは、全教職員で見ていく」ということを本校では徹底しています。

したがって、Q-U結果等の情報や各担任や専科の先生、養護の先生、「ほのぼのルーム」の先生など、あらゆる先生方の見取り、気になるみどりっこのこと等を全教職員で1か月に1回以上はしっかりと共有する場を持っています。そのようなことも影響してか、特別感なく自由に普段から異学年交流がみどりっこも、先生方もできていると感じています。

 

 本日は、2年生の教室をのぞいた時に、4年生のみどりっこが来ていて、何やら熱心にプログラミングの学習をしていました。

 4年生が、2年生にわかるようにパワーポイントを用意してきて、その映像を映しながら、黒板の前には全体に授業を進めるみどりっこが2名いて、「次は〇〇をして下さい。4年生、バックアップをよろしく」などと言いながら、仕切っていました。その他の4年生は、2年生一人ひとりの横について、責任をもってフォローしていました。なかなか上手に教えていました。2年生も大喜び。次々に4年生に「今度は、にゃんみーちゃんが○○できるようにしたい。どうしたらいいの」等とアイデアを次々に伝え、2年生と4年生が一緒になってプログラミングを考えていました。

 

 どちらの学年の「学び」にもなるし、学年としての自覚も育ちます。和やかで温かい雰囲気も醸成されます。なかなか良い光景です。2年担任に聞いたところ、4年生がプログラミングを2年生に教えに来てくれたのは、2回目ということでした。

 

 このように、学級や学年を超えた「新しい学び」を今後も意図的に推進し、みどりっこ自身が主体性や当事者意識をもって学び、自身の「自立」につなげていってくれればと考えています

 

 小学校教育でみどりっこ一人一人が豊かな学びを経験して、更なる飛躍につなげてくれることを夢見て、今後も教職員みんなで力を合わせて、「みどりっこは、全教職員で見ていく」ことを徹底していきたいと考えています。

豊かな学び

 新しい1週間が始まりました。とりわけ、6年生にとっては「卒業式練習」週間となります。今朝も1時間目から練習を頑張っていました。私からは、「6年生1人ひとりが【自立】を自覚して、この緑台小学校を巣立ってほしいと願っている。そのためにしっかりと練習を積んでほしい」という話をしました。水曜日からは、5年生も入っての卒業式練習が始まります。この1週間は、みどりっこ自身にとっても、学校としても、特に大事な1週間となります。

 

 3年生。外国語活動。今日は、川西市教育委員会の方や市教委で市内ALTを統括されているALTを招聘しての授業をしていました。担任、本校ALT、市教委外国語担当者、市教委統括ALTとなかなかの豪華メンバーで授業が進められていました。みどりっこは、ALT同士の英会話をしっかりと聴きとろうと頑張っていました。聞き取った内容を積極的に発表していました。

 

 

 だいぶ前のことになりますが、1年生が手作りうちわ体験をしました。その時、四国からわざわざ緑台小学校に来て下さった講師の方からお手紙と、素敵なうちわをいただいています。1年生のみどりっこには既に個人の分を配布したり、教室に大きなうちわを飾ったりしてもらっています。HPでのご紹介が遅くなってしまい、申し訳ありません。学校分については、校長室で大切に保管させていただいています。

見守り隊の皆様、有難うございました

PTA安全情報交換会をしました。その中で安全協力員の皆様から「親以外の者も、自分を見てくれているとみどりっこが思ってくれたらと思って、立っています」「今年度は皆勤賞でした」等という言葉を頂きました。みどりっこが、学校生活を送れるのも、安全協力員の皆様が見守ってくださっていることも大きいと思います。

「66階段上の横断歩道を渡るときは、しっかりと手をあげて、運転手の方に『自分は渡りたいんです』という意思表示をすること。このことを徹底してほしい」というご意見も聞かせていただきました。

2学期終業式でもみどりっこ全員にこの件の話はしましたが、再度、「横断歩道を渡るときは手をあげること。特に信号のない横断歩道を渡るときは、手をあげて意思表示をすること」をみどりっこは徹底してほしいと思います。学校としても再度呼び掛けていきます。

この66階段を見守ってくださっている安全協力員の方は、「タバコ等のポイ捨てをしている状態をみどりっこには見せたくない」という気持ちで、掃除をして下さったこともあるとか・・・。本当に頭が下がります。

地域の皆様の善意や、みどりっこの成長を応援する気持ちに支えられているなあと、本日改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

学校は学校として、みどりっこの教育を精一杯頑張ります。教職員みんなで力を合わせてこれからもやっていきます。保護者は保護者で、今後とも応援して下さることでしょう。本日もPTAの方が保護者を代表して「おはパト」報告書であがっていた保護者としての謝意を伝えておられました。

また、PTAの方が「安全協力員の方へのメッセージを入れてください」と独自に校内にポストを設置して下さっていました。多くの手紙が入っていたので、私も驚きました。〇〇様宛と、安全協力員の方を指名して、手紙を書いていた人もいました。1年生から6年生まで、多種多様のお手紙、メッセージだったようです。私がもう一つ驚いたのは、そのポストに「保護者からのお手紙」も入っていたことです。自主的に保護者の方がメッセージを投函して下さっていました。それをじっくり読まれていた安全協力員さんの表情が印象的でした。

 

会議後、運動場にみどりっこたちは集合し、代表のみどりっこが見守り隊の皆様にお礼の言葉を伝えました。安全協力員の方からも、みどりっこに言葉をいただきました。有難うございました。

 

みどりっこの個々の成長の中で、また、学校としての在り方の中で、課題がないことはありません。しかし、このような形で学校、家庭、地域が連携し合って、みどりっこの成長を信じて多くの目で見守っていければと思います。これからもいろいろとご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

先生たちも自主的ミニ研修会を開き、自分たちで学び合っています

本校では、先生たちが自分たちで「自主的ミニ研修会」を開き、自分たちで学び合っています。開催は不定期ですが、忙しい日々の中でも、自分の教職員としての力量などのアップのために、学び合っています。とても良いことだと私は思っています。

昨日は「生徒指導」に関するミニ研修会を実施していました。担当者が市内研修会などで専門家から学んできた知識を、本校の教職員に広めていき、本校としての対応を皆で考え合っていくことが今回の目的です。主に、未然防止の観点を中心に、「子どもの権利条約 4つの原則」や「こども基本法 基本理念」「生徒指導提要の改訂」などを学び合いました。そして、今年度の本校のキーワード「自立」を踏まえながら、更なる「自律を促す」ことが大事になってくるのではという方向性が打ち出されていました。

昨日は、学校や家庭と関係機関を結ぶ役割をしていただいているSSW(スクールソーシャルワーカー)や、校内フリースクール「ほのぼのルーム」担当の先生も自主的ミニ研修会に参加されて、専門的な立場からの意見や感想をいただきました。それらも踏まえて、今後のみどりっこの成長を見据えて、養護教諭など、様々な立場から意見を自由に出し合いました。

 

「自律を促す」「自立を育てる生徒指導」とは、トラブルが発生した時に「何が問題なのかを児童自身が自覚することが大切で、トラブルを自律の学びのチャンスと捉えていこう」という方向に考え合いました。

私たち教職員が、みどりっこのためにと言って何もかも先にやってしまうのではなく、みどりっこ一人一人が自分の力で歩んでいけるように、みどりっこの成長を信じて、粘り強く支援していこうという話が出ていました。

 

【自立】と【自律】、今後のみどりっこを育成していく大切なキーワードになるなあと考えています。

 

自主的ミニ研修会をした後、みんなで4階に設置している本校の校内フリースクール「ほのぼのルーム」を見に行きました。PTAにご購入いただいた床のシートをはじめ、担当の先生が「少しでもみどりっこの心が和み、過ごしやすい環境になるように」と環境を整えて頂いているところを皆で見合いました。