先生たちも自主的ミニ研修会を開き、自分たちで学び合っています

本校では、先生たちが自分たちで「自主的ミニ研修会」を開き、自分たちで学び合っています。開催は不定期ですが、忙しい日々の中でも、自分の教職員としての力量などのアップのために、学び合っています。とても良いことだと私は思っています。

昨日は「生徒指導」に関するミニ研修会を実施していました。担当者が市内研修会などで専門家から学んできた知識を、本校の教職員に広めていき、本校としての対応を皆で考え合っていくことが今回の目的です。主に、未然防止の観点を中心に、「子どもの権利条約 4つの原則」や「こども基本法 基本理念」「生徒指導提要の改訂」などを学び合いました。そして、今年度の本校のキーワード「自立」を踏まえながら、更なる「自律を促す」ことが大事になってくるのではという方向性が打ち出されていました。

昨日は、学校や家庭と関係機関を結ぶ役割をしていただいているSSW(スクールソーシャルワーカー)や、校内フリースクール「ほのぼのルーム」担当の先生も自主的ミニ研修会に参加されて、専門的な立場からの意見や感想をいただきました。それらも踏まえて、今後のみどりっこの成長を見据えて、養護教諭など、様々な立場から意見を自由に出し合いました。

 

「自律を促す」「自立を育てる生徒指導」とは、トラブルが発生した時に「何が問題なのかを児童自身が自覚することが大切で、トラブルを自律の学びのチャンスと捉えていこう」という方向に考え合いました。

私たち教職員が、みどりっこのためにと言って何もかも先にやってしまうのではなく、みどりっこ一人一人が自分の力で歩んでいけるように、みどりっこの成長を信じて、粘り強く支援していこうという話が出ていました。

 

【自立】と【自律】、今後のみどりっこを育成していく大切なキーワードになるなあと考えています。

 

自主的ミニ研修会をした後、みんなで4階に設置している本校の校内フリースクール「ほのぼのルーム」を見に行きました。PTAにご購入いただいた床のシートをはじめ、担当の先生が「少しでもみどりっこの心が和み、過ごしやすい環境になるように」と環境を整えて頂いているところを皆で見合いました。