今日の献立

今日の献立

「のっぺい」

のっぺいは、全国的にも有名な郷土料理のひとつで、のっぺい汁、のっぺ、ぬっぺいなど、

他県でもさまざまな呼び方があり、親しまれている料理です。

毎年12月15日 から17日に行われる、奈良春日大社の「おん祭り」での振る舞い料理

としても知られ、お祭りの日のごちそうとして食べる習慣があります。

給食の「のっぺい」は、鶏肉が使われていますが、実際におん祭りで振る舞われるのっぺいは、

「奈良のっぺ」と呼ばれ、昆布や干ししいたけの戻し汁のだしを使った精進料理で、

里芋が煮くずれて、自然にとろみがつくのが特徴です。

 

大きな釜に出来上がった「のっぺい」です。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・のっぺい・はくさいのあえもの

 

「えびのケチャップかけ」

えびは、和風・洋風・中華風と、どんな味付けにも合います。

今日は、でんぷんをつけて揚げたえびに、ケチャップ味のたれをからめた

「えびのケチャップかけ」を作りました。ごはんがすすむ味付けのおかずでした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・平めんビーフンスープ・えびのケチャップかけ

 

「おでん」「はりはりだいこん」

今日の給食の「おでん」と「はりはり大根」には両方にだいこんが使われていました。

おでんのだいこんは、今が旬の生のだいこん、はりはり大根の切干大根は、冬の間に

たくさん収穫しただいこんをいつまでも使えるように、細く切って干し、水分を飛ば

し保存したものです。切干大根は、天日干しでうまみが濃縮され、生のだいこんより

もカルシウムや鉄分が多く含まれています。おでんのだいこん、はりはり大根の切干

大根の食感の違いも比べてもらいたいです。

今日は、地産地消のとりくみとして、川西市産の「だいこん」を使いました。川西市

多田地区の農家さんから届いたものでした。

 

これは、水でもどした「切り干し大根」です。

にんじんと一緒にゆでて、酢・しょうゆ・さとうの味付けで「はりはりだいこん」を

作りました。しらす干しも一緒に入れました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・おでん・はりはりだいこん

「冬野菜カレー」

今日のカレーは、にんじん、たまねぎの他に、冬においしくなる野菜の

だいこん、れんこん、ごぼうをたくさん使った冬野菜カレーです。

いつものカレーは、小麦粉とバターで作ったルウでとろみをつけていま

すが、今日はでんぷんでとろみをつけました。れんこんやごぼうには、

おなかの調子を整 える食物せんいがたくさん含まれています。

しっかりよくかんで食べてもらいたいカレーでした。

 

<今日の献立>牛乳・カレーライス(冬野菜カレー・ごはん)・にんじんサラダ

「つくね汁」

「つくね汁」の「つくね団子」は、給食室で手作りしました。

また、「鶏卵」の除去食献立も作りました。

作り方は、「鶏挽肉、みじん切りにしたしょうがとたまねぎ、パン粉 、

でんぷん、濃口しょうゆ、清酒」を混ぜ合わせてよくこねて、「鶏卵」

の除去食分をとりわけます。

その後 、「鶏卵」を加えてさらによくこねて、1つずつ丸めて大きな

釜の中に入れていきます。手間はかかりますが、みなさんにおいしい

給食を食べてほしいという気持ちで作っています。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・つく汁・小松菜の煮びたし・みかん

「貝柱ごはん」

「貝柱」は、イタヤガイという貝の貝柱を使用しました。イタヤガイは、冷たい海を好み、

北海道や青森県でたくさんとれる貝です。最近は、養殖されたものも多くなっています。

今日 の給食では北海道産のイタヤガイの貝柱を使った「貝柱ごはん」を炊きました。

「けずりぶし、こんぶ」でだしをとり、精白米ともち米に、「貝柱 、にんじん、干ししい

たけ」の具材に、淡口しょうゆ、清酒で味をつけて炊きました。

 

<今日の献立>牛乳・貝柱ごはん・もち麦めん汁・豚肉とだいこんの煮物

「マーボー豆腐」

マーボー豆腐という名前の由来は諸説ありますが、

中国語で「麻」は「しびれるような辛さ」を、

「婆」は「お婆さん」のことで、

中国の四川省で、お婆さんが旅人にごちそうした料理が

美味しかったことから「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。

マーボー豆腐を食べると、ピリッとからみがありますね。

これは豆板醤という調味料が入っているからです。

豆板醤は、ソラマメで作った中国のピリ辛いみそです。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・マーボー豆腐・にらマヨサラダ

「いも子汁」

いも子汁は、東北地方の郷土料理です。

昔は、稲刈り後などの農作業が一段落した時や人が集まる時のごちそうとして、

また、体を温める料理として振る舞われたそうです。

現在は、川岸にグループで集まり、いも子汁を食べるのが秋の行事となっており、

「芋煮会」と呼ばれています。

地域によって使れる材料に違いがあり、給食では牛肉を使ってしょうゆ味に

仕上げていますが、豚肉を使って、みそ味にするところもあるそうです。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・いも子汁・あらめと大豆の煮物

「高野豆腐のオランダ煮」

オランダ煮とは、食材を油で揚げてから、しょうゆ、みりん、だし汁などを

合わせた調味液で煮る料理です。

オランダ煮は、江戸時代、長崎の出島におりたったオランダ人から聞いて伝

わったものだそうです。

今日は、高野豆腐にでんぷんをまぶし、油で揚げたものを、かに、はくさい、

しめじ、調味液と一緒に煮ました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・豚汁・高野豆腐のオランダ煮

川西市立学校における食物アレルギー対応の手引き

市教育委員会「食物アレルギー対応の手引き」を改訂しました。R5.11

〈川西市ホームページ〉

「川西市立学校における食物アレルギー対応の手引き(令和5年度改訂)」

https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/kurashi/1017448/1000803/kyusyoku/haigouitiran.html

 

(HP用)川西市立学校における食物アレルギー対応の手引き(ロックなし).pdf

 給食室キャビネットからもアクセスできます。