今日の献立

今日の献立

「かす汁」

 

暦の上では春になったとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。

かす汁は、酒かすが入った汁物。

酒かすには、ビタミン類 、炭水化物 、アミノ酸等が豊富に含まれていて体を温める効果があります。

給食のかす汁は、煮干しとけずりぶしのだしに赤みそと酒かす、しょうゆで味付けをしています。

酒かすはしっかりと火を通してアルコールを飛ばしていますので、小学生のみなさんが食べても大丈夫です。

今日のかす汁は、豚肉 、油揚げ、にんじん、つきこんにゃく、葉ねぎと、今の時期においしいさといも、だいこんを入れて、具だくさんのかす汁に仕上げました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・かす汁・がんもどきの含め煮・野菜のごまあえ

「煮込みハンバーグ」

給食は、できる限り手作りをしたいと思っていますが、給食室で手作りできないものもあります。

今日のハンバーグもそのひとつです。

ハンバーグは、既製品を使っていますが、給食のハンバーグとして選ぶときに、原材料ができるだけ主原料を多く含んでいて、必要のない添加物を使っていないものを選ぶようにしています。

そのハンバーグを給食室の大きな釜でじっくり煮込みました。

たまねぎのソースもおいしい煮込みハンバーグに仕上げました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・野菜スープ・煮込みハンバーグ・だいこんサラダ

「あんかけうどん」

寒い日には、あたたかいものを食べると体がぽかぽかあたたまります。

今日は、冬においしいあんかけうどんでした。

たっぷりのけずりぶしとこんぶでひいただしに、豚肉・えび・いかのうまみが加わり、さらに寒さで甘みを増したはくさいとにんじんも。

しょうがも入っているので、豚肉や魚介のくさみを消すと同時に、食べた後に体がとてもあたたまります。

でんぷんでとろみをつけて、できるだけ冷めにくいように仕上げました。

体を中からあたためて、元気にすごしてほしいです。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・あんかけうどん・さといもの炒め煮

「冬野菜カレー」

冬野菜カレーは、ルウを使わずに、でんぷんでとろみをつけたカレーです。

乳や小麦を使っていません。

土の中で寒さに負けずに育った根菜をじっくり煮込んで作りました。

冬野菜は、寒さが厳しくなるほど、甘みが増しておいしくなります。

れんこんやごぼうなど、アクの強いものもありますが、このアクが野菜そのものの風味やおいしさにもなります。

冬野菜のカレーは、けずりぶしのだしと野菜の深いうまみを感じられる季節限定のカレーです。

 

<今日の献立>牛乳・カレーライス(冬野菜カレー・ごはん)・ひじきマヨサラダ

「すきやき」

今日のすきやきには、しゅんぎくを使いました。

しゅんぎくは菊菜(きくな)とも呼ばれますが、春に黄色い花をつけ、菊に似た香りがすることから、この名がつきました。

この香りのもとは、おなかの調子をよくしたり、咳を止めるはたらきがあるといわれています。

11月ごろから3月ごろまでが旬の野菜です。

今日はすきやきに使いましたが、おひたしやサラダ、天ぷらにしてもおいしい野菜です。

 

今日の「しゅんぎく」は、和歌山県産でした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・すきやき・はりはり大根

 

「さけのフライ」「きゃべつサラダ」

日本人は魚の中でもさけが大好きで、日本で一番たくさん食べられている魚です。

さけがよくとれる北海道や青森県で特によく食べられています。

さけの「ちゃんちゃん焼き」や、さけと野菜を一緒に汁にした「三平汁」など、

いろいろな調理方法でおいしく食べられています。

さけの卵である「いくら」も人気があり、いくらをしょうゆ漬けにしたものは、

お正月のおせち料理のひとつとしても大変喜ばれています。

今日は給食室で手づくりのさけのフライを作りました。

また、今日のきゃべつサラダのきゃべつは、川西市で収穫された地元の野菜でした。

 

さけの切り身に衣をつけてフライにしました。

 

地元川西市産の「きゃべつ」は、巻きのしっかりとしたよいものでした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・はるさめスープ・さけのフライ・きゃべつサラダ

「さといものみそ汁」

さといもは、日本で稲より早く栽培が始まり、縄文時代の主食だったと考えられています。

さといもも稲も水の多い場所を好みます。

日本人はさといもを栽培する方法を習得していたので、水稲が伝わってきたときに、すぐに稲作を始めることができたと推測されています。

さといもは、正月料理や月見、祭りのときのお供えに使われることが多くあります。

それは、さといもが稲よりずっと前から日本人の命をささえてきた食べ物だったからのようです。

 

 <今日の献立>牛乳・ごはん・さといものみそ汁・五目炒め煮

 

 

 

「白みそシチュー」

みそは、発酵食品のひとつです。

大豆を蒸してつぶし、麹と塩をくわえて発酵させて作る日本の調味料です。

原料の麹には、米麹、麦麹、豆麹があります。

麹の種類によって、仕上がるみそが変わり、米みそ、麦みそ、豆みそになります。

また色から、白みそ、赤みそに分けられ、塩の含まれる量による味から、甘みそ、辛みそなどに分けられます。

今日の白みそシチューは、米みその白みそと麦みそを使いました。

寒さで甘みを増した野菜の味と組み合わせることで、まろやかな味の仕上がりのシチューになりました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・白みそシチュー・ブロッコリーサラダ・

スモークチーズ(スモークチーズは写真に入れ忘れました。すみません。)

「五目スープ」

五目スープは新献立で、いろいろな種類の具材を使った中華仕立てのスープです。

今回はえびを使いましたが、えびの代わりに豚肉・鶏肉・貝柱などを使ったものも提供する予定です。

だしは煮干しと昆布でとりました。

えびの他に豆腐・たまねぎ・コーン・にんじん・ねぎ・干し椎茸を使っていて、具だくさんでいろどりもよいスープでした。

大おかずの種類を増やしたいと考えてできた献立です。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・五目スープ・豚肉と小松菜の炒め煮・ぶどうかん

 

新献立全校生アンケート結果  

好みについて 好き77% ふつう17% 苦手6%

その他の意見 

・コーンがおいしい

・えびがおいしい

・豆腐とスープの味があっていてとてもおいしい

・具材がたくさんあっておいしい

・苦手な具材(えび、コーン、たまねぎなど)が無いほうがよかった

・他にあったらいい具材・・・いか、たこ、かに、ふ、もやし  など

 

好評の意見がおおくありました。ご意見ありがとうございました。

「肉じゃが」

肉じゃがには、たくさんのじゃがいもを使っています。

じゃがいもの食べている部分は、実ではなく茎の部分です。

じゃがいもには、地上の茎と地下の茎があり、地下の茎の先にできる丸い部分がじゃがいもです。

じゃがいもの生まれ故郷は、アメリカのアンデス山脈のあたりです。

そのあたりは、気温は低く、動物もいました。そこで、じゃがいもは土の中で子孫を増やすようになったようです。

寒さに強い作物で、日本でもじゃがいもの一大産地は北海道です。

寒さに強いじゃがいもを食べて、寒い冬をのりきってもらいたいです。

今日の給食のじゃがいもも北海道産でした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・肉じゃが・ゆばと野菜のおかか煮