今日の献立

2024年1月の記事一覧

「冬野菜カレー」

冬野菜カレーは、ルウを使わずに、でんぷんでとろみをつけたカレーです。

乳や小麦を使っていません。

土の中で寒さに負けずに育った根菜をじっくり煮込んで作りました。

冬野菜は、寒さが厳しくなるほど、甘みが増しておいしくなります。

れんこんやごぼうなど、アクの強いものもありますが、このアクが野菜そのものの風味やおいしさにもなります。

冬野菜のカレーは、けずりぶしのだしと野菜の深いうまみを感じられる季節限定のカレーです。

 

<今日の献立>牛乳・カレーライス(冬野菜カレー・ごはん)・ひじきマヨサラダ

「すきやき」

今日のすきやきには、しゅんぎくを使いました。

しゅんぎくは菊菜(きくな)とも呼ばれますが、春に黄色い花をつけ、菊に似た香りがすることから、この名がつきました。

この香りのもとは、おなかの調子をよくしたり、咳を止めるはたらきがあるといわれています。

11月ごろから3月ごろまでが旬の野菜です。

今日はすきやきに使いましたが、おひたしやサラダ、天ぷらにしてもおいしい野菜です。

 

今日の「しゅんぎく」は、和歌山県産でした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・すきやき・はりはり大根

 

「さけのフライ」「きゃべつサラダ」

日本人は魚の中でもさけが大好きで、日本で一番たくさん食べられている魚です。

さけがよくとれる北海道や青森県で特によく食べられています。

さけの「ちゃんちゃん焼き」や、さけと野菜を一緒に汁にした「三平汁」など、

いろいろな調理方法でおいしく食べられています。

さけの卵である「いくら」も人気があり、いくらをしょうゆ漬けにしたものは、

お正月のおせち料理のひとつとしても大変喜ばれています。

今日は給食室で手づくりのさけのフライを作りました。

また、今日のきゃべつサラダのきゃべつは、川西市で収穫された地元の野菜でした。

 

さけの切り身に衣をつけてフライにしました。

 

地元川西市産の「きゃべつ」は、巻きのしっかりとしたよいものでした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・はるさめスープ・さけのフライ・きゃべつサラダ

「さといものみそ汁」

さといもは、日本で稲より早く栽培が始まり、縄文時代の主食だったと考えられています。

さといもも稲も水の多い場所を好みます。

日本人はさといもを栽培する方法を習得していたので、水稲が伝わってきたときに、すぐに稲作を始めることができたと推測されています。

さといもは、正月料理や月見、祭りのときのお供えに使われることが多くあります。

それは、さといもが稲よりずっと前から日本人の命をささえてきた食べ物だったからのようです。

 

 <今日の献立>牛乳・ごはん・さといものみそ汁・五目炒め煮

 

 

 

「白みそシチュー」

みそは、発酵食品のひとつです。

大豆を蒸してつぶし、麹と塩をくわえて発酵させて作る日本の調味料です。

原料の麹には、米麹、麦麹、豆麹があります。

麹の種類によって、仕上がるみそが変わり、米みそ、麦みそ、豆みそになります。

また色から、白みそ、赤みそに分けられ、塩の含まれる量による味から、甘みそ、辛みそなどに分けられます。

今日の白みそシチューは、米みその白みそと麦みそを使いました。

寒さで甘みを増した野菜の味と組み合わせることで、まろやかな味の仕上がりのシチューになりました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・白みそシチュー・ブロッコリーサラダ・

スモークチーズ(スモークチーズは写真に入れ忘れました。すみません。)

「五目スープ」

五目スープは新献立で、いろいろな種類の具材を使った中華仕立てのスープです。

今回はえびを使いましたが、えびの代わりに豚肉・鶏肉・貝柱などを使ったものも提供する予定です。

だしは煮干しと昆布でとりました。

えびの他に豆腐・たまねぎ・コーン・にんじん・ねぎ・干し椎茸を使っていて、具だくさんでいろどりもよいスープでした。

大おかずの種類を増やしたいと考えてできた献立です。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・五目スープ・豚肉と小松菜の炒め煮・ぶどうかん

 

新献立全校生アンケート結果  

好みについて 好き77% ふつう17% 苦手6%

その他の意見 

・コーンがおいしい

・えびがおいしい

・豆腐とスープの味があっていてとてもおいしい

・具材がたくさんあっておいしい

・苦手な具材(えび、コーン、たまねぎなど)が無いほうがよかった

・他にあったらいい具材・・・いか、たこ、かに、ふ、もやし  など

 

好評の意見がおおくありました。ご意見ありがとうございました。

「肉じゃが」

肉じゃがには、たくさんのじゃがいもを使っています。

じゃがいもの食べている部分は、実ではなく茎の部分です。

じゃがいもには、地上の茎と地下の茎があり、地下の茎の先にできる丸い部分がじゃがいもです。

じゃがいもの生まれ故郷は、アメリカのアンデス山脈のあたりです。

そのあたりは、気温は低く、動物もいました。そこで、じゃがいもは土の中で子孫を増やすようになったようです。

寒さに強い作物で、日本でもじゃがいもの一大産地は北海道です。

寒さに強いじゃがいもを食べて、寒い冬をのりきってもらいたいです。

今日の給食のじゃがいもも北海道産でした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・肉じゃが・ゆばと野菜のおかか煮

 

「ぶりのてり煮」

ぶりの旬は、卵を産む前で、脂がのる冬とされています。

日本ではこの時期のぶりを特に「寒ぶり」と呼びます。

ぶりは、大きさによって呼び名が変わる出世魚です。

関西では、ちいさいものから、もじゃこ、わかな、つばす、はまち、めじろ、ぶりと呼ばれます。

縁起の良い魚とも言われていて、お正月のおせち料理にも使われます。

今日のおかずは、ぶりの切り身にでんぷんをまぶして油で揚げてから、

さとう・しょうゆ・みりんで作った甘辛いたれをからめて作る「ぶりのてり煮」でした。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・だいこんのみそ汁・ぶりのてり煮・きゃべつのあえもの

 

「ぽんかん」

ぽんかんは、あまり酸っぱくなくて、甘みの強い柑橘類で、香りのよさが特徴です。

皮がむきやすいことも人気の理由の一つ。日本には100年以上前の明治時代に台湾から伝わりました。

もとはインドが原産です。果肉には、体の疲れをとったり、病気になりにくくしたりするビタミンCや

クエン酸がたくさん含まれています。

果肉を包んでいる薄皮や白い筋には、おなかの調子をよくしたり、血液の流れをよくしてくれる効果があります。

今日のぽんかんは、愛媛県産のものでした。

 

「おむすびの日」

1995年 1月17日 、阪神・淡路大震災というとても大きな地震がおきました。

たくさんの人の命が失われました。

命が助かった人も、寒く不安で不自由な生活を避難所でおくることになりました。

そんな中、農家の人たちが家にあるお米を炊いてつくってくださった「おむすび」が届きました。

避難所生活では手を洗うことも難しく、ちょっとつまむことのできる「おむすび」腹持ちが良いお米の「おむすび」

はとてもありがたがられました。

私たちの米を炊いて食べる習慣、ごはんを「おむすび」にする食文化が災害時にとても役に立ちました。

この経験から、米の大切さとボランティアの善意を広めようと、1月17日は「おむすびの日」と定められました。

 

<今日の献立>牛乳・ごはん・味付けのり・豚汁・切り干し大根の煮物

今日の献立は、避難所などで準備される食事について考えてもらい、

自分の「おむずび」をつくるとりくみが出来るようになっていました。

 

1年生の教室の様子です。

先生から、ラップを使った「おむすび」の作り方を教えてもらい…上手に作って、美味しく食べていました。