6年生が書写の時間に書初めをしています。自分の好きな四字熟語を選んで書いています。「初志貫徹」「磨斧作針」「七転八起」、まさに「不撓不屈」の精神を表しているような力強い四字熟語を選んでいます。中に「一石二鳥」を見つけました。「一石二鳥」とは、文字通り一つのことで二つの利益を得るという意味です。これは,鳥が二羽飛んでいたところに一羽の鳥を狙って石を投げたところ,鳥が二羽とも落ちてきたという,イギリスのことわざ「Kill two birds with one stone.」に由来しています。一見すると、「棚からぼたもち」のように、思いがけない好運を得ることや、労せずしてよいものを得ることのようにとらえてしまうこともありますが、二つの目的を同時に果たすという意味でも使われることがよくあります。課題の多い今の世の中、「二鳥」どころか「一石」で「三鳥」も「四鳥」も得ることができるように、物事を合理的に考える力もこれからますます必要になっていくでしょうね。でも、「虻蜂(あぶはち)取らず」、欲を出しすぎて失敗しないように気を付けたいものです。 今日の給食