【資料】ミライシードの利用方法 → ミライシードの使い方について.pdf【資料】Zoomの接続手順 → 「Zoom」接続手順について.pdf
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今日は図書室にやってきました。4年生の図書の時間です。今月のテーマは「クリスマス」。クリスマスにちなんだ図書がたくさん置いてあります。その中に、「本当のサンタクロース(童話コンクール受賞作品集)」(著者日本アンデルセン協会(選)、阪急電鉄株式会社創遊営業部管理課(編集))という図書を見つけました。タイトルに惹かれて、手に取って開いてみました。
小学生の部・特選作品「本当のサンタクロース」(森野はる美、絵 上加世田記生)は、こんな話から始まります。
「サンタクロースってどんな人ってお家の人に聞いたら、『ひげをはやしたおじいさん』って、言うでしょう。友達に聞いたら、『サンタクロースなんていない』っていうけど、全部、人間の想像なのです。本当のことを今からお話ししましょう。」
主人公の「マキ」が、今年こそサンタクロースの正体をあばこうと夜遅くまで起きていると、ある生き物に出会います。そう、その生き物がサンタクロースの正体だったのです。ユニークな発想と思いがけない展開に引き込まれていく作品です。巻末にあるコンクールや受賞者の情報を見てみると、この「本当のサンタクロース」の著者は、牧の台小学校の4年生(応募したときの学年)の児童でした。同じ市内の学校ということでとても身近に感じられる作品でもあります。このほかにも全部で6つの受賞作品が収められ、どれも心温まるものばかりです。この図書は、阪神・淡路大震災が起きた同じ年の10月に発行されています。震災で傷ついた人々の心を癒し、勇気づけた一冊だったのではないでしょうか。たくさんの子どもたちに読んでほしい一冊です。
それから、今年も図書ボランティアのみなさん手作りのしおりが子どもたちにプレゼントされました。いつも子どもたちが読書に親しむサポートをしてくださるボランティアのみなさんに感謝、感謝、感謝です。