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教育活動のひとコマ

6年生理科

理科室をのぞくと、グループでサイコロを振って何かをしています。何をしているのかを聞くとスゴロクでした。その内容は、理科で学習したSDGsについて考えるものになっていました。SDGsとは持続可能な開発目標のことで、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くために必要なものです。スゴロクの内容も「空の牛乳パックを洗って乾燥させて資源ごみに出した。(1マス進む)」「野菜を買ったまま忘れていて腐らせてしまった。(1マスもどる)」など目標達成のためにすればいいこと、いけないことが分かりやすく書かれていました。子どもたちは楽しみながら、その内容もしっかりと確認しながら学習ができていました。楽しみながら学ぶ、大切なことです。今後もこういった教材を活用しながら授業を進めていきたいと思います。

 

4・5年生授業参観・懇談会

今日の5時間目は4・5年生の授業参観でした。これが今年度最後の授業参観になります。たくさんの保護者のみなさんに来ていただきました。4年生は、前半少し算数をした後、後半は現在総合的な学習で取り組んでいる「能登半島地震で被災された方々に自分たちは何ができるか」について話し合いを行いました。これまでも食料や文房具などを送ったらいいんじゃないかなどの話合いを行ってきました。今回は、募金を行うということに対してどういったことをしていく必要があるかについて考えました。保護者のみなさんには、その話し合いの様子やタブレットPCを使って調べたりしている様子を見てもらいました。話し合いから「募金箱を作る、ポスターを作る、休み時間などを使って呼びかけをする。」などいいアイデアが出てきていました。今後、これを実現して被災地に募金が届くようにしてほしいです。5年生は算数で図形の作図をスクラッチを使ってプログラミングしました。まずは正方形です。ネコに命令を入力していきます。「10進んで、90度左を向いて、10進んで・・・。」これを繰り返すと正方形がかけるはずです。次は正三角形です。これは曲がる角度がポイントになります。子どもたちも何度も試行錯誤しながらプログラミングしていました。プログラミングの大切なところはこの試行錯誤です。失敗した原因を考え、調整して再度やってみて正解に近づいていく。これをプログラミング的思考と言いますが、これからの子どもたちにとっては大切な考え方です。そういったことが手軽に何度もできるのはICTのいいところです。最後は、自分たちでいろいろな図形をプログラミングして模様を作ったりしていました。来年度も子どもたちの授業の様子を公開しますので、ぜひとも見に来ていただければと思います。

委員会による企画イベント実施中

昼休みの時間を利用して、体育委員会と図書委員会が企画したイベントが実施されています。体育委員会は2月8日から14日にかけて「だれでもスポーツ大会」を行いました。競技内容は、ストラックアウト、スプーンバトル(スプーンにピンポン玉を乗せて競争)、ケイドロ、バスケ・ドリブルチャレンジです。体育館と運動場で実施しました。昼休みになると子どもたちが集まり、それぞれの競技にチャレンジしていました。私もストラックアウトとスプーンバトルにチャレンジしましが、なかなか難しかったです。子どもたちはとても楽しかったのか、何度もチャレンジしていました。図書委員会は2月13日から15日にかけて「ミッションゲーム~図書室からの脱出~」を行っています。5つの「謎(ミッション)」を解き、キーワードを集め、キーワードから導き出される言葉を唱えると図書室から脱出できるというものです。こちらもたくさんの子どもたちが集まり、図書室の中にかくされている「謎(ミッション)」を一生懸命に解き、キーワードを集めていました。私もチャレンジしましたが、キーワードがなかなか巧妙に隠されており見つけるのに苦労しました。でも、最後には謎を解き、図書委員に言葉を唱え、無事に図書室から脱出することができました。ご褒美としてシールももらいました。子どもたちがみんなに楽しんでもらうためにイベントを企画し、実行する。とても素晴らしいことです。参加した子どもたちがみんな笑顔になり、その場がほっこりとした雰囲気になる。子どもたちの手で、いい学校が創られているなと感じます。これからもいろんなイベントを企画してほしいです。

3年生図工

校内巡回をしていると図工室から「トンカントントン」と割と大きな音が聞こえてきたので、何をしているのだろうと行ってみると、3年生の子どもたちが金づちで木にくぎを打っていました。「くぎうちトントン」と題して作品作りを行っているそうです。今日は、金づちの使い方を教えてもらい、いろいろなくぎを打ち付けていました。始めはおそるおそるたたいていましたが、慣れてくると力強くたたけるようになりました。でも、うまくたたかないとくぎが曲がったりしてうまく打てません。大きなくぎはなかなか入っていきません。くぎによって力の調整が必要です。何度も繰り返すことでみんなコツがわかってきていました。木にいっぱい打ち付けたくぎを見て、何に見えるかを考えて、さらに作品作りは進んでいくそうです。いったいどんなものができるんだろう?とても楽しみです。

6年生家庭科

これまで家庭科では「家族・家庭生活」「食生活と調理」「衣生活」「住生活」「消費・環境」の5つのテーマを学習してきました。今日は、これまでに習ったことを思い出しながら、それぞれのテーマについて自分ができることを考えました。グーグルのジャムボードという情報共有ツールと思考ツールのWチャートを使って、考えたことをみんなで共有しました。それぞれのテーマについて、たくさんのアイデアが出ていました。今後、その中から自分ができることを一つ選び具体化し、実際に家でチャレンジするそうです。家族と過ごしたり、料理をしたり、住みやすい環境を作ったり、お金の使い方を考えたり、子どもたちが何にチャレンジし、どんな結果になるのかがとても楽しみです。

1年生特別活動

今日は1年生が「すてきな2年生になるために、がんばりたいことをきめよう。」をめあてに学級活動を行いました。この授業も校内の公開授業ということで、たくさんの先生が見に来られました。まず、事前にとったアンケート結果を見て、できていることと、がんばらないといけないことを振り返りました。「苦手なこともあきらめない」や「みんなが使うものを大切にする」はほとんどの人ができていましたが、「チャイムや時間を守る」「静かに話を聞いている」はがんばらないといけない人がいました。2年生になったら1年生とどんな違いがあるのかをペアで考えました。「新しい漢字や難しい漢字がたくさん出てくる」「九九(かけざん)を覚える」「次の1年生の子に教えてあげる」などいくつか出てきました。さらに「どんな2年生がすてきだと思うか、かっこいいと思うか」をグループで考えました。「さんすうをがんばる」「チャイムや時間をまもる」「先生の話を聞く」「漢字をがんばる」「かしこい2年生になる」など、すてきでかっこいい2年生の姿がたくさん出てきました。最後に一人ひとりがどんな2年生になりたいか、なぜなりたいのかを書きました。3学期は準備の0学期とも言われます。すてきでかっこいい2年生をイメージさせ、そうなろうと目標を持たせることはとても大切です。その目標を達成できるようにしっかりと準備をして、すてきでかっこいい2年生になってほしいです。

鬼は外

今日、子どもたちの話によると給食の時間に赤鬼がやってきたそうです。なぜやってきたかというと、今日の給食が赤鬼の嫌いな「いわしのかば焼き」と「煎り大豆」だったので、それを子どもたちにたくさん食べられると弱ってしまうので、阻止しようとやってきたそうです。私は、赤鬼に早々に食べられたようで、まったく記憶がありません。子どもたちは赤鬼に臆することなく、いわしと大豆をもりもりと食べ、赤鬼に豆を差し出し「鬼は外」と言って退治してくれたそうです。だから、私はもとに戻ったのかもしれません。子どもたち、ありがとう。昼休みにさんざん「赤鬼は校長先生やろ。」と言われましたが、私ではありません。明日は、「節分」です。邪気を払い、無病息災を願う日とされています。お家でも豆まきや恵方巻を食べるなどして、1年間元気に過ごせるように願ってほしいです。

2年生算数

ピロティに2年生が長い棒のようなものを持って集まっていました。何をするのかを聞くと、1mの長さのものを探すとのことでした。長い棒のようなものは、1mのものさしでした。長さの学習をしているようで、1mの感覚を身につけるために身の回りにあるいろいろな物を測るという体験を行いました。子どもたちは、まずピロティの中の柱や靴箱、すのこなどを測り、次に中庭に行き、ベンチや木、柵、花壇などたくさんのものを測っていました。ぴったり1mのものも見つかったようで、子どもたち同士でいくつ見つかったかを自慢していました。教室から出て、体験しながら学ぶことはとても大切です。子どもたちも1mという感覚が少し身についたのではないかと思います。

3年生体育

3年生の体育では、開脚跳びと抱え込み跳びを練習しています。今日は、校内の研究授業もかねていましたので、たくさんの先生方が参観に来ました。まずは準備です。みんなで協力して跳び箱の準備をしていました。安全にも気を付け、複数人で跳び箱やマットを持っていました。準備運動をしっかりとし、今日のめあて「コツを伝え合い、自分に合うコツを見つけよう。」を確認ました。これまでに見つけたコツがたくさん貼ってありました。グループに分かれ、基礎練習をそれぞれの場所で行いました。手の付き方、足の抱え込み方、ジャンプや着地の仕方の練習を4分間のローテーションで行いました。どの子も休むことなく何度もチャレンジしていました。それが終わるといよいよ自分のできる高さで、開脚跳びと抱え込み跳びに挑戦です。基礎練習がしっかりとできているので、それぞれの高さでほとんどの子が跳ぶことができていました。最後に振り返りを行いました。タブレットPCでQRコードを読み取り、今日の自己評価を入力し、ワークシートに次回がんばりたいことや友達からの一言を書きました。放課後に参観した教員で事後研究会を行いました。授業についてや運動量の確保、補助の仕方などについて協議を行いました。活発な意見交換が行われ、体育における成果と課題がまとめられました。今後の授業にしっかりと活かしていきたいと思います。

5年生理科

理科室をのぞくと、5年生の子どもたちが何やら作業をしています。新しい単元「電流と電磁石」に入ったようで、実験をするための準備として銅線を鉄芯に巻き付けてコイルを作っていました。銅線を100回巻き付けなければならないのですが、途中で何回巻いたか忘れたり、銅線がからんでしまったり、なかなか四苦八苦していました。先生や友達に手伝ってもらいながら、最後には全員無事に銅線を100回巻くことができました。次の時間からは、このコイルに電流を流すとどうなるのかを確かめていきます。予想を立てて、実験を行い、結果をまとめ、しっかりと学んでほしいと思います。実験結果が楽しみです。