広島到着。予想していた暑さよりずっと過ごしやすく、日陰ではさわやかな印象でした。新幹線から広電に乗り換え、平和記念公園に向かいます。原爆ドームの横を通り、歩いて行くのですが、原爆ドームはもっと大きなものと思っていたらしく、実物を見て意外に思った児童も多かったようです。
平和集会では、黙とうから平和宣言、折り鶴献納、最後に"いのちの歌"の合唱で締めくくりました。平和への願いをそれぞれの胸に刻むように、また世界に発信するために、心を込めた集会ができました。
リニューアルされた平和資料館では、生々しい資料の展示もあり、ショックだった児童もいたようですが、これが「現実に起こったこと」として受け止めた瞬間だったのかも知れません。その後、被爆体験の語り部さんから「ヒロシマを証言する」と題したお話しを聞き、本物の被爆者の実体験を聞かせていただきました。その中で、「今、私が皆さんにバトンを渡しました。次は皆さんが次の世代にリレーしてバトンを渡してください」という言葉が、とても心に残りました。