川西市立北陵小学校
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2023/04/20

時代遅れな私 逆上がりの向こう側

| by 校長
 今日は、2年2組の算数にお邪魔しました。「ひょうやぐらふをつかって」という単元で、教科書に載っている絵本、図鑑、工作などの絵を数え表に記入し、その表を見てグラフに表すという学習でした。
 みんな、斜線や丸や三角をhg教科書に記入しながら必死に数えていました。私も一緒に数えようと教科書を見せてもらうと、なぜかみんな数えながら前を見るのです。隣の子も同じでした。「なんで・・・?」と思っていると、教室の前のスクリーンにプロジェクターで教科書の映像が映し出されていました。その映像は、担任の先生が持っているタブレットの画像で、書き込みをしているのをみんなが見ていたのです。
 思わず「なんじゃこれ?」と声を出してしまい、子ども達は何を言ってんのといった感じでした。子どもたちは、目にしている教科書と同じ画像が前に映し出され、それに先生は説明しながら書き込みができてとても分かりやすと思いました。子どもたちの様子を見て、自分自身時代遅れだと感じた授業でした。私も一度使わせてもらい授業をさせてもらおうと思います。


教科書の絵を見て、数えていきました。


教科書と同じ画像が映し出されています


担任がタブレットをもって書き込んでいます


丸を記入したグラフが完成しました



 5校時、6年1組が体育をしていたので少し参加させてもらいました。小学校に来て私が楽しみにしていた一つに、体育の授業の参加です。6年生のみんな嫌がるかと思い恐る恐る行ったのですが、暖かく?迎えてくれました。軽いアップをした後、鉄棒をしました。鉄棒と言えば、「逆上がり」です。私は体育で、「逆上がり」「跳び箱」「水泳25メートル」この3つは、とても重要視していました。なぜかというと、できた時の子どもが、大きく変わるのです。自信・達成感があふれてきて、子どもたちの表情が変わることがたくさんありました。
 様子を見ていると、何とか頑張ろうとしている子が多く、中には空中前回りや後回りをぐるぐる回る子もいました。何人かに声をかけ、一緒に練習し、一人初めて逆上がりができた子がいました。凄い!
 みんな控えめで、俺が俺が、私が私がといった感じではなく練習しているので、私一人が大きな声を出していました。6年生とは今年1年しか関われないので、積極的にかかわっていき、それぞれの子どもたちのまだ表面に見せてくれていない力を表現してくれるようにしてもらいたいと思います。そして、子どもたちが今見せてくれている姿の向こう側を見せてもらいたいと思います。
 

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