日誌

3学期 始業式

皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

朝、みどりっこ全員と教職員とが体育館に集合して、3学期始業式を行いました。教頭先生から転入生の紹介があった後、私から全校児童に向けて話をしました。

 「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。」という挨拶を全員でしましたが、この挨拶を全員でするべきかどうか直前まで迷ったということをまず伝えました。

 元日の夕方に起こった能登半島地震で多くの方々が命を失われたり、被災されたりしている状況があり、そこには小学生も含まれていること等を伝えました。かつて、みどりっこが生まれるずっと前に阪神・淡路大震災が兵庫県でも起こり、今報道されているような状況が実際にあったことも伝えました。だからこそ、今このように普通に体育館にみどりっこと教職員が全員集まって、普通に始業式が迎えられることは、実は普通ではなく、大変有難いことなのだということを感じてほしい旨を伝えました。そして、自分の命や自分の可能性をこれからも大事にしてほしいという願いを全校生に心を込めて伝えました。

 具体的に、1年生には新1年生のお手本になれているか、2年生には中学年になる自覚を持ち、行動する前に正しい判断ができているか、3年生には学習面などが一段と難しくなる4年生になるにあたって、しんどいことや苦手なことがあっても何とか踏ん張れるだけの自分ができているかを尋ねました。4年生と5年生には、来週月曜日に実施予定の「台湾の小学生とのオンライン英語交流会」に向けて、学級や学年みんなで助け合い、前向きに取り組めているかを尋ねました。そして、英語の上手下手は問題ではなく、新しい試みに挑戦する気持ちが大切であることを伝えました。最後に6年生。ほかの学年とは違って、6年生は小学校生活全体の総まとめであることの意味を考えてほしいと伝えました。卒業式は、単に個々人が着飾ってお祝いの言葉を皆から伝えてもらうというイベントではないことを言いました。今の自分を客観的に見つめ、自分の持てる力を存分に発揮して高める努力をしてほしいこと、本当に自分なりに精一杯努力し、自分を伸ばし続けた最終的な姿を、卒業式で全ての6年生に見せてほしいこと、自分の力を低めるような、なまけ心に負けるような自分ではなく、小学校生活最後の3学期、「自分で自分を最大限伸ばす姿」を見せてほしいこと等を心を込めて訴えました。

 みどりっこたちは全員真剣に話を聞いていました。ある先生からは、6年生の聞く表情が2学期までの表情と変わっていたという感想も聞きました。私の話がみどりっこ一人一人の心に少しでも響いてくれていたら大変嬉しく思います。

 1年生から6年生まで、どのみどりっこにとっても総まとめとなる3学期、自分なりに頑張ってほしいと期待しています。

 

 私の後、生活指導について担当の先生から話がありました。3学期の目標についての話でした。学校をきれいに、掃除を頑張ろうという内容でした。全員で校歌を歌って、始業式を終えました。

 

 

 

2学期終業式

2学期の終業式をしました。みどりっこ全員が体育館に集まりました。

 

 まず、私からお話をしました。今年のキーワードである「自立」について、自分自身としても、学級集団や学年集団としても「自立」という面でどうであったかという振り返りを促しました。そして、私から、各学年がとてもよく頑張っていたり成長していたりしていたと感じる場面を伝えました。

 1年生は、いつ教室をのぞいても、仲良く学習できていたことや素直に先生や友達のお話を聞いていたことを褒めました。そして、象徴的なシーンとして、運動会での退場場面の話をしました。友達を大切にし、みんなで仲良く学校生活を送っていることを伝えました。

 2年生は、2クラスとも自分で考えてタブレット学習ができていた場面の話をしました。黒板に取り組むべき課題が順番に書いてあったり、先生が言葉で指示をしたりするのを聞いて、自分で時間配分などの計画をたてて、自分で学習していく姿をよく見ました。進捗状況を自分が意識できるように、課題の下には自分の名前を自分で貼っていました。「自学」ができ始めています。

 3年生は、渓のサクラをはじめとして、自分で考えたりグループで話し合いながら学習に真面目に取り組む姿がよく見られました。仲間を大事にしながら、自分の考えもみんなの前でしっかりと説明できるみどりっこが増えてきています。

 4年生は、クラス全員で取り組む「自治」の力が格段に伸びてきました。学級会を開き、自分たちで学級のテーマを決めて全員で話し合いながら物事を決めていこうとする姿をよく見ました。素晴らしいことです。自分のことを大切にすることは勿論ですが、同じくらい学級や学年の仲間を大切にする姿勢が伸びてきました。「話し合い」の質が上がってきました。

 5年生は、6年生とともに取り組んだ討論会「平和を語ろう」の話をしました。真面目で一生懸命努力する5年生が、6年生の発表を見てあこがれを持ち、刺激を受けるだけでなく、「自分もあの場で発表したかった」という感想を持ったみどりっこが多かったことを紹介しました。テーマについて語り合う場を通して、多くの人が積極性や探究心を伸ばす機会になったことに手ごたえを感じました。

 6年生は、なんといっても「緑台小学校の要」です。普段は元気溌剌、おもちゃ箱をひっくり返したような面を持つパワーの塊のような学年ですが、行事など要所要所で素晴らしいまとまりを発揮してくれました。運動会が想定よりかなりスムーズに運営できたのも高学年、とりわけ6年生の働きによるものでした。しっかりと緑台小学校全体の流れを見て、自分の思いを主張しながらも、みどりっこ全員が行事を楽しめる方向へと導いてくれました。3学期、卒業に向けてどのようなまとまりを示してくれるのか、今から楽しみです。

 

 各学年へのメッセージを伝えた後、最後に「自立登校」に向けた話をみどりっこ全員に伝えました。

「自立登校」に向けて、自分の安全を自分で確認しながら、学校に間に合うように通学路を通って自分で来ることの意義を伝えました。今のみどりっこの様子を見て、場合によっては「自立登校」に不安な気持ちを持たれている地域の方がおられるかもしれない状況も伝えました。そして、実施予定までの1年間に安全意識を一人一人がしっかり持つこと、「横断歩道は左右確認してから手をあげて渡ろう。手をあげて合図をすることで、運転手の方に渡りたいという自分の意思を相手に伝えよう」という話をしました。

みどりっこたちは、真剣に私の話を聞き、しっかりと反応できていたように感じています。

みどりっこの皆さん、メリークリスマス & 「良いお年を」。

 

 私の話に続いて、生活指導の先生から、冬休みの過ごし方や交通安全について話がありました。

 

 その後、大勢のみどりっこに表彰状を渡しました。

「税に関する書道」「読書感想文コンクール」「歯と口の健康習慣ポスターコンクール」「防火ポスターコンクール」「MOA作品展書写の部」などです。表彰された皆さん、おめでとうございます。みんなで拍手で称えました。

 

 最後に、みどりっこと教職員全員で校歌を歌いました。とっても大きな声で歌えていました。

 

 保護者の皆様、地域の皆様、今年も何かとお世話になりました。今日という日を無事迎えられましたのも、皆様に支えて頂いたおかげです。本当に有難うございました。

 どのみどりっこも2学期、本当によく頑張りました。各御家庭で十分褒めてあげてください。そして、この冬休みをそれぞれのご家庭で楽しく過ごしていただき、また、3学期に元気に登校してきてほしいと願っています。

 

 保護者の皆様、地域の皆様、メリークリスマス & 良いお年を。

「みどりっこまつり」開催

 今年度も「みどりっこまつり」の日がやってきました。毎年、みどりっこが心待ちにしている手作り感満載のおまつりです。今年もクラスごとに考えた出し物がいっぱいありました。呼び込みもクラスごとに工夫が見られました。毎年のことですが、子どもたちの発想の豊かさに感心してしまいます。費用はあまりかけずに、自分たちで持ち寄ったもので出し物のゲームなどを考えていました。前半と後半、他のクラスへ出かけて行って楽しむ人とお店の運営をする人とに分かれて、全員で思う存分楽しんでいました。異年齢交流も自然な形でどの教室や体育館でも見られました。1年生は初めてだったので、キラキラした目をして楽しんでいました。

 

「みどりっこまつり」ポスター

 

【各クラスの出し物は…】

2年生。ふしぎなたまご作り(工作)、ビンゴ、おみくじ、つり

 

3年生。ペットボトル立て スマートボール、かんつみゲーム。バンカース、仮面づくり、ヨーヨーすくい

 

4年生。ストラックアウト、ブラックボックス、ボーリング、スクラッチ ゲームセンター

 

5年生。福笑い。ボーリング。空気砲。おみくじ。宝探し。キックターゲット

 

6年生。(教室) 宝探し、ボーリング、ブラックボックス

    (体育館) アスレチック、ストラックアウト、ボーリング

 

先生たちも「学び」を大切にしています

昨年度から緑台小学校では、先生たちが自分たちで学び合おうと「自主的ミニ研修会」を実施しています。みどりっこの学びを支える先生たち自身が、自分たちで研修会をして、自分たちで教職員としての力量を高め合おうとしています。この前向きで、「学び」に対する真摯な教職員集団としての姿勢が組織的に自主的に活性化していることに、校長として誇らしく思っています。

 みどりっこには、全体の課題として「自立」を常に意識させていますが、そのみどりっこを支える教職員の姿勢が何より大切だと考えています。みどりっこにとって教職員は、みどりっこの「学び」を伸ばしていくための最大の人的環境と考えています。みどりっこ一人一人に対して、一人一人の教職員が「学び」に対する前向きな意識をもって、教職員集団というチームとして指導や支援、育成にあたっていくことが何より重要です。毎日毎日の小さなことの積み重ねのようですが、これが6年間を本校で過ごした時に、一人一人のみどりっこの成長や飛躍につながっていくと信じています。

  今回の「自主的ミニ研修会」は、11月に実施した討論会「平和について語ろう」(子どもの自立心を育むプロジェクト)に関するクラスや学年での取り組みや児童の様子、みどりっこの感想、担任としての感想、このプロジェクトを通しての成果などを5年生と6年生の担任が発表し、みんなで共有していました。具体的な児童の変化なども見られ、手ごたえを感じた面もあったようです。

 

 このように様々な機会を設定して、みどりっこも先生たちも自らの「学び」を大切にし、多様な知識を増やすだけではなく、人間としての魅力や多面的な視野をさらに獲得してもらえたらと期待しています。

おはなしのもり

業間休み。「おはなしのもり」の皆様による読み聞かせをみどりっこがしてもらっていました。なんとものんびりした心地よい空間です。私がのぞいた時は、本格的な紙芝居をしていただいていました。みどりっこたちは夢中で、身を乗り出しながらお話の世界に浸っていました。

 すぐ隣の図書室では、図書委員のみどりっこが図書室を運営していました。本を静かに読んでいるみどりっこもいました。休み時間、本の世界にゆったりと浸るのもよし、運動場で思いっきり駆け回るのもよし、自分がリラックスできる過ごし方を自分なりに見つけることも大事な学習です。

4時間目のみどりっこたち

本日のみどりっこの様子をお伝えします。

 3年生。音楽「まほうの音楽」。朗読を織り交ぜながら、グループで楽器の担当を決めて練習をしていました。何度も何度も自分たちで演奏し合っていました。発表会があるのかなあ。楽しみです。国語「たから島のぼうけん」。プリントに書き込んだ内容を見ながら、タブレットを使って物語を作成していました。

 

 1年生。算数のプリント「おおきいかず」の学習を確認していました。国語「てがみでしらせよう」。誰にどのようなお手紙を書こうとしているのかを確認し合っていました。

 

 2年生。国語「冬がいっぱい」。各自がタブレットを使って学習を進めていました。

 

 4年生。外国語活動。「アルファベットの音に慣れよう」。私がのぞいた時は、プリントにアルファベットを書く学習をしていました。学級会。議題は「クリスマス会で何をするか」です。提案理由は「クリスマスは1年に1回しかないので、みんなでクリスマス会をやって仲良くなりたいから」と書いていました。みどりっこが司会や書記をして、上手に議題を進め、みんなで意見を出し合いながら順序良く内容を決めていっていました。なかなか上手です。そして、今日のめあては「人の話をしっかり聞こう」ということでした。私が見た時は、自分たちで決めた「めあて」を一人一人がしっかりと意識して、マナーを守れていたと思います。

 

 5年生。各自がタブレットをつかって学びを進めていました。

今日も豊かな学びに挑んでいます

本日のみどりっこの様子をお伝えします。

 5年生。音楽。打楽器を使ったアンサンブル発表会をしていました。工夫したリズムで曲を完成させていました。別のクラスは、テストをしていました。終わった人からタブレットを活用して学習に励んでいました。

 

 1年生。「むかしのあそび」。かるたをしていました。入学以来1年生もよく勉強してきたことが存分に発揮されていました。先生が札を読むと、かるたに書いてある平仮名をよく見て、一斉にとりあっていました。「〇枚とれました」と得意げに言っていたみどりっこもいました。みんな頑張っています。別のクラスでは、2人のみどりっこがみんなに読み聞かせをしようとスタンバイしているところでした。文字を読むのも、しっかりとお友達が読んでくれているお話を聞くのも大事な学習です。前向きな姿勢がどのみどりっこにも見られました。

 

 2年生。テストをしていました。早くできたみどりっこは、読書をしていました。

 

 3年生。算数。コンパスを使いながら、一生懸命頭をひねっているところでした。中には友達と「あーでもない。こーでもない」と考え合って、問題とにらめっこしている人もいました。別のクラスでは、自学に取り組んでいました。

 

 4年生。テストをしていました。できた人から読書をしたり、自学に励んだりしていました。

 

 

 6年生。社会「絵巻で見る江戸時代の人々ー熙代勝覧(きだいしょうらん)」。絵巻を見ながら、当時の江戸の人口や繁栄ぶりについて学習していました。

 

かみんぐハーモニー

4年生と6年生を対象に「かみんぐハーモニー」を実施しました。歯科医の先生、歯科衛生士の皆様にお越しいただき、みどりっこに授業をしていただきました。私が見に行った時は、4年生がそれぞれのクラスで歯科衛生士の方からお話を聞いているところでした。「歯垢」や「虫歯」など、絵や電子顕微鏡で撮影した写真等を見せながら、わかりやすく解説されていたため、みどりっこたちは手鏡に映った自分の歯を真剣にのぞいていました。食い入るように黒板に貼られた絵や写真を見つめていました。正しく歯を磨く習慣をつけることは、とても大切なことです。自分の歯を自分で意識してケアをして、今日から一層大切にしていきましょう。

 

 4年生が「かみんぐハーモニー」でお世話になっている時、6年生は体育館でソフトバレーボールをしていました。チームで声を出し合いながらゲームをしていました。大変和やかな雰囲気でした。体育の授業の後は、6年生が「かみんぐハーモニー」でお世話になります。しっかりと学習して、一生自分の歯を大事にしてほしいなあと願います。

 「かみんぐハーモニー」で6年生は、歯をきれいに磨いたと思っていても、その後放置したままの状態だとしたら、時間経過とともに菌が増えていく様子を電子顕微鏡で撮った写真で見せてもらった時に、とりわけ興味をもって話を聞いていました。

 

 

5時間目開始直後のみどりっこたち

 本日のみどりっこの様子をお伝えします。昨日は1日中、本日は午前中、会議がありました。そこで、みどりっこの様子を5時間目のはじめにのぞきに行きました。

 1年生。どちらのクラスも配布物の整理をしていました。

 

 2年生。国語「わたしはおねえさん」。どうやら自分で「振り返り」を書く際、先生が提示した条件に合わせて考え、書こうとしているようでした。国語「冬がいっぱい」。冬に関する事柄や果物など、知っているものをみんなで確認し合っているところでした。「それ、知っている!」と得意げに手をあげているみどりっこがいっぱいいました。

 

 3年生。整理をしたり、グループで確認しあったりしていました。

 

 4年生。国語「慣用句」。「慣用句には、動物がよく使われています」なんていう話を聞きながら、学習していました。「【うまがあう】とはどういう意味かな」という質問に、まずグループ内で自分の考えを伝え合っていました。国語「プラタナスの木」。「物語の紹介スライドづくりをしよう」という課題に挑戦しようとしていました。

 

 5年生。片方のクラスは、テスト返しをしてもらった後、各自で確認をしているところでした。もう片方のクラスは、テスト勉強をしているところでした。

 

 6年生。国語。各自でタブレットなどで調べながら、出されたプリント類を仕上げていました。

学校だより「輝け みどりっこ」No.9 アップしました

学校だより「輝け みどりっこ」No.9 12月号②を所定の場所にアップしています。保護者の皆様には、本日みどりっこに持ち帰らせますので、ぜひお読みください。地域の皆様もぜひご覧いただけると大変有難いです。今後ともご理解ご支援よろしくお願いいたします。

【重要】1年後の「自立登校」に向けて、ご理解ご支援よろしくお願いいたします

本日、学校だよりNo.9(12月号②)をみどりっこに持ち帰らせます。

 今回は、「1年後程度を目途に【自立登校】目指す」という方針をみどりっこや保護者、地域の皆様にお示しするという内容になっています。

 みどりっこたちは、素直で優しく、物事に対して前向きに努力できるという良さを存分に発揮しています。心豊かにのびのびと学校生活ができているみどりっこが大半です。とても素敵なことですが、将来を見通した場合、課題も見えてきます。それは、再三再四お伝えしているように、「自立」ということです。「自分の考えを明確に持ち、自分で自分の考えを相手にわかるように説明できる力」です。もっと端的に言えば、「自分で考えて行動する力」です。みどりっこが今後歩んでいく人生は、さまざまな素敵なことと、乗り越えなければならない壁とが用意されていることでしょう。将来においても自分の考えをもって自ら行動して逞しく生き抜いていく力の土台を小学校時代から丁寧に育成していくことが大切です。その際、周りの人とも自ら協働できる力も必要です。周りの人になんとなくついていくだけであったり、困った時に自ら「助けて」と言えずにただ支援を待っているだけだったり等では心配です。教職員、保護者、地域の皆様など、多くの皆様の見守りの目や励ましの声掛けがある小学校時代に「自立」をみどりっこ一人一人が意識して、練習していくことが大事だと考えます。

 そこで、毎日の登校について、みどりっこの「自立」を促す機会としたいと考えました。川西市内の他校でも「自立登校」は既に取り組んで、成果をあげているところもあると聞いています。本校でも昨年度から教職員間では何回も協議を重ねました。PTA総務の皆様、安全協力員の皆様、学校運営協議会の皆様には「自立登校」の件は既にお伝えしています。そして、本日の「学校だより」で全保護者にお伝えします。

 

 本日、全てのクラスで学級担任から1年後の「自立登校」に向けて、みどりっこに丁寧に話をしています。学年に応じた表現の仕方で趣旨と内容をみどりっこに伝えています。「自立登校」だけでなく、あわせて先日の安全情報交換会で出た話も伝え、指導しました。指導内容の一部は以下の通りです。

● 横断歩道を渡る時は、手をあげて車が止まるのか確認してから渡ること。

● 信号の変わり目は、突っ込んでくる車もあり危険。点滅してからダッシュするような遊びは絶対してはいけない。

● 信号が青でも、自分で左右を確認してから渡ること。

● ポケットに手を入れて歩くと、こけたときに顔から倒れる。寒い時は手袋をつけましょう。

● 放課後、自転車で歩行者の横を通る際は、自転車を降りておしたり、スピードを落としたりすること。

 

 「1年後の自立登校に向けて、一人一人が安全意識を高めて登下校しよう」という話を各担任がみどりっこに話をしていました。私も全クラスの様子を見に行きました。

 5年生の教室では、みどりっこのほうから「来年はいいけれど、その次の年の新1年生はどうなるの」という声があがっていました。すると、すかさず他のみどりっこから「6年生が気を付けて一緒に学校まで連れて登校すればいいやん」「あっそうか」という会話が交わされていました。

 再来年の1年生への対応や、警報発令時等の集団下校対応等、細かな面は来年度の「自立登校」の状態を見極めながらの協議となります。ただし、「自立登校」の話を担任が伝えたとたんに、新1年生のことを気遣ってくれるみどりっこが目の前にいたことに私は感動しました。心豊かなみどりっこが育っているなあと温かい気持ちになりました。

 今後、さまざまな状況も想像できますが、詳しくは来年度になってからお伝えしたり、協議を重ねながら、みどりっこのよりよい「自立」を図っていったりしたいと思っています。

 保護者の皆様、地域の皆様、ぜひ「学校だより」に目を通して頂き、ご理解ご支援をよろしくお願いいたします。なお、個人的な心配事などがありましたら、遠慮なく担任や他の教職員にご相談ください。

 

第2回緑台小学校 学校運営協議会を開催しました

令和5年度第2回緑台小学校 学校運営協議会を開催しました。

 今年度から発足しているコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校運営や学校の課題に対して、広く保護者や地域住民の皆様が参画できるしくみとなっています。当事者として、みどりっこの教育に対する課題や目標を共有することで、学校を支援する取り組みが充実するとともに、関わる全ての人にさまざまな魅力が広がっていくと一般的に言われています。

 校長が作成する学校運営の「基本方針の承認」を通して、学校や地域、みどりっこが抱える課題に対して関係者がみな当事者意識を持ち、「役割分担をもって連携・協働による取り組み」ができるというしくみになっています。

 本日は、今年度の学校運営協議会としての取り組みを振り返ったり、今後の取り組みについて考え合ったりしました。とりわけ、11月10日に実施した討論会「平和について語ろう」(子どもの自立心を育むプロジェクト)では、戦争の実体験をされている84歳から90歳までの6名の地域住民の方を人選頂きました。本当に有難うございました。当日、参加されての感想も伺いました。

● プレゼンを小学生がサクサクと作り、お互いに『こうすれば』と知恵を出し合い、あんなに素晴らしいものが出来上がったことがすごいと感じました。しかも、調べたことを自分のものとして発表もできていました。

● 戦争体験をされた地域の方の生の話を聞いて帰ってきてから、飽食の今、家での食事に対する我が子の意識が変わってきたように感じています。

● あれだけ細かいことまで調べて、パワポにまとめる。あそこまでできたことが本当にすごいことだと思います。もっともっと褒めてもよかったのではないでしょうか。

● 予想以上でした。戦争の話題から入り、日常の問題である『いじめ』等にまで子どもたちは繋げていました。『目からウロコ』でした。ほかの人へ質問する時も、終始、肯定的な態度で話をしていたことも立派だなと思いました。とにかく、マナーも素晴らしかったです。

● 平和を切り口に様々な討論をする中で、『相手を大切にしよう』という話に子どもたち自身がたどり着いていました。子どもって本当にすごい力を持っているんだなあと改めて感じました。当日もお話しましたが、とても良い時間となりました。

● 情報氾濫の時代、正しい情報を選別する能力が大事だなあと感じました。

● 地域住民として参加されていた女性の方が、『あんなに澄んだ子どもの目を初めて見ました』と感激されていました。高齢者も、子どもと接するとイキイキしておられました。

 

 学校運営協議会としての今後の活動や、学校としての懸案事項などについても率直に意見交流ができ、大変有意義な時間となりました。お忙しい中、本当に有難うございました。強力な応援団がみどりっこには大勢寄り添ってくださるので心強いなあ、有難いことだなあと、このような会議があるたびに強く感じています。みどりっこの健やかな成長を願って、思い切った学校運営ができるのも保護者や地域の皆様のご理解ご支援があってこそです。これからもよろしくお願い致します。

作品展は明日で終了です

連日、作品展は大盛況の状態が続いています。昨日は教職員が協議する様々な会議があったため、作品展の一般公開はありませんでしたが、今日からまた再開します。どうぞお越しください。

 みどりっこ一人一人の個性が存分に発揮された作品をご覧になった皆様からは、発想の豊かさや粘り強さ、個性あふれる作品に随分お褒めの言葉をいただいています。本当に有難うございます。どの作品もみどりっこが授業で図工専科や学級担任の支援を受けながら、一生懸命頑張り抜いて出来上がったものばかりです。1つ1つの作品に、その児童なりのストーリーがあり、その児童の思いが込められています。世界でたった一つしかない、小学校時代の今の年代にしかできないかもしれない珠玉の作品ばかりです。素敵な世界をぜひお楽しみください。

 なお、作品展は明日が最終日となっています。お忙しいとは思いますが、ぜひご覧いただいて、みどりっこに言葉をかけてやっていただければ、有難く存じます。

 

 みどりっこの健やかな成長のために、本校では教職員だけではなく、さまざまな地域の皆様にも何かとご支援いただいています。その1つが読み聞かせボランティア「おはなしのもり」の皆様です。1年生に教室で読み聞かせをして頂いたり、業間休みに全校生対象で希望するみどりっこたちに読み聞かせをして頂いたりしています。お世話になっている「おはなしのもり」の皆様にも、作品展をご覧いただきました。1年生から3年生までの作品が展示されている「図工室」も図工室付近の玄関ガラスや廊下の展示物も、4年生から6年生までの作品が展示されている「みどりルーム」も、全てご覧いただきました。みどりルームに行く途中の理科室前では、掲示しているクイズに参加して頂いたり、金魚のうろこを顕微鏡で眺めたりもして頂きました。「おはなしのもり」の皆様は、とても熱心にみどりっこの作品を見られていました。口々に「すごいですね」を連発されていました。

 図工室では偶然、写真屋さんにクラス撮影をしてもらっている場面にも遭遇しました。

 

朝の会直後は、このような様子です

今朝、朝の会直後の時間帯に各教室をのぞきに行きました。どの教室も落ち着いて先生の話を聞いたり、学習に励んだりしていました。どのクラスからも、柔らかで温かい雰囲気が漂ってきました。

1年生。連絡帳に書いた内容や本日の学習内容について、確認し合っていました。

 

2年生。どちらのクラスも、個人で朝学習に励んでいました。併行して、提出した課題などをチェックしていた先生がみどりっこを呼んでアドバイスを送ったり、適宜、机間巡視をしながら個人学習をしているみどりっこに話しかけたりしていました。

 

3年生。どちらのクラスも国語の授業に入っていました。教科書「漢字の意味」の学習を全員で進めたり、ことわざの意味を国語辞典やタブレットを使って自分の力で調べたりしていました。

 

4年生。リモートで健康観察をしている真っ最中でした。本日の学習内容の提示や方法の確認などもしていました。しばらく様子を見ていると、先生とみどりっことが双方向でしっかりとやりとりをしていたので驚きました。体調に十分気を付けながら、無理のないようにできる人は学習を進めていきましょう。隣のクラスは、タブレットを使って国語アンケートに回答していました。早く終わった人は読書に励んでいました。

 

5年生。個人学習をしていました。どのみどりっこも真剣な表情でタブレットを使ったり、ノートに書いたりしながら個人での学びを進めていました。程よい緊張感があって、どのみどりっこも集中して勉強していました。隣のクラスは、ちょうど個人学習が終わったところでした。友達や先生とリラックスした楽しい時間を過ごしていました。

 

6年生。漢字に関する個人学習をしていました。よく頭を使いながら課題に励む姿が見られました。

2学期も最後の月になっています

本日のみどりっこの様子をお伝えします。

 1年生。音楽。配りものを手分けしてしていました。別のクラスは、「みつけたよ」という題名のプリントに、お友達のどのような良いところを発見したのかを書いていました。

 

 2年生。算数。どちらのクラスも図形の学習をしていました。長方形の紙から作った四角形のかどの形や辺の長さについて、調べていました。どちらのクラスも大変落ち着いて学習に取り組めていました。

 

 5年生。外国語科。リスニングテストを受けていました。

 

 6年生。課題学習をしていました。かなりの量の課題が出されていたようで、どのみどりっこも必死で課題に取り組んでいました。おしゃべりを楽しむ雰囲気は見られず、とにかく必死の形相で問題を次々と解いていました。どのみどりっこもよく集中していました。

 

 4年生。社会。自由進度学習の続きをしていました。全体の学習時間が決まっているため、担任が今後の計画、時間配分をみどりっこに尋ねている姿が見られました。

 

 3年生。体育。ポートボール。チームで協力し合ってゲームを楽しんでいました。点数が入ると、みんなで喜び合っていました。

4年1組のみどりっこへ 体調が良い人はTeamsを開きましょう

風邪がはやる季節になってきました。みどりっこの皆さんも、先生方も、保護者の皆様や地域の皆様も体調管理を十分にして下さいね。体がしんどいなあ、いつものような元気が出ないなあ等の症状があったら、早めに体を休ませましょう。心身ともに元気になったら、また頑張ればよいのです。無理をしないようにしましょう。

 さて、各教室をまわっていた時、4年生の先生と今朝の取り組みについて話を聞きました。

 

 今朝もTeamsを使って、健康観察をしたようです。そして、今朝の朝の会では、このような内容を話したそうです。

元気なみどりっこには、音読「プラタナスの木」の課題が出ています。私が見たときには、すでに「閲覧済み」の表示に変わっていたみどりっこもいました。体調が悪いみどりっこは、くれぐれも無理をしないように、まずは養生をしましょう。元気元気で時間を持て余しているみどりっこは、毎朝Teamsを開いて「朝の会」に参加し、課題を確認して提出しましょう。さらに余裕のあるみどりっこは、ミライシード等、自分でどんどん勉強していきましょう。

個人懇談、作品展が12月1日より始まっています

個人懇談、作品展が先週12月1日(金)から始まっています。作品展は、12月6日(水)をのぞいて、12月8日(金)まで実施しています。本日も大勢の皆様にお越しいただいていました。有難うございます。みどりっこの頑張った作品が1年生から3年生までは「図工室」に、4年生から6年生までは「みどりルーム」に飾られていますので、ぜひ御覧ください。

 本日のみどりっこの様子をお伝えします。

 3年生。外国語活動「色や形を考えて、クリスマスカードをつくろう」。電子黒板の映像や流れてきた英語を聞きながら、問いに対して全員で英語で答えていました。国語「三年とうげ」。教科書を何回も見返している姿が見られました。

 4年生。社会「谷に囲まれた台地に水を引く」。自由進度学習。自分で立てた計画に従って個人で、あるいは友達と一緒に学習に励む姿が見られました。「自分で考えて着実に学習を進めていく」というのは、大事な力です。

 5年生。社会「わたしたちの生活と工業製品」。先生の話をしっかりと聴いていました。保健「心の発達」。心はどのようなことで発達するのかというのが課題です。教科書を参考にしながら、みんなで考え合っていました。

 6年生。家庭科「冬を明るく暖かく」。冬の生活を見つめなおす学習をしていました。

 2年生。国語「わたしはおねえさん」。いつ、場所は、登場人物は、登場人物の性格は等、設定の確認をしていました。

 1年生。図工。クリスマスに飾るブーツに絵を描いていました。算数。電子黒板を使って計算練習をしていました。

PTAの皆様、お心遣い有難うございました。助かります。

 今年度から川西市の全小中学校に校内フリースクールが設置されています。以前お伝えしたように、緑台小学校においても校内フリースクールを設置しています。本校では「ほのぼのルーム」という名称です。設置したものの、「ほのぼのルーム」の環境が気にはなっていました。

 先日、PTA総務の皆様に「ほのぼのルーム」をご覧いただく機会がありました。その際「床に柔らかいマットみたいなものがあればいいのですが・・・」という話をポロっとさせて頂いたように思います。川西市として来年度に向けては全小中学校に設置している校内フリースクールに関する予算をあげられたようですが、現時点では予算はまだついておらず、各校で考えるという話になっています。その状況を把握されたPTA総務の皆様が、早速床に敷く柔らかいマットを購入して下さいました。「ほのぼのルーム」担当者から、床マットの話を聞いて、すぐに見に行きました。「ほのぼのルーム」を活用する際、みどりっこがゆったりした気持ちで学校生活を楽しめそうな環境になりました。PTAの皆様、お心遣い本当に有難うございました。みどりっこの学びへのご理解ご支援、助かります。

3年消防署見学

3年生が消防署見学に行きました。消防車や救急車のしくみについて、消防署の方からお話を聞いて楽しく学んできました。ホースの長さを予想したり、救急処置をする装置や仮眠する部屋を実際に見せて頂いたりしたようです。放水作業を実際に体験させていただいたとも聞いています。

みどりっこたちへ「手をあげて横断歩道を渡りましょう」

  

午前中、PTA安全情報交換会を開催しました。寒い中、多くの安全協力員の皆様にお越しいただきました。みどりっこの見守り、本当に有難うございます。登校の様子について、さまざまな意見を聞かせていただきました。その一部を紹介します。

●【三木眼科近隣】

・ほとんどの児童がきちんと挨拶をしている。中には、1人1人の見守り隊に毎日立ち止まって、非常に丁寧に挨拶をしていく児童がいる。すごい子がいるなあといつも感心する。

・赤信号でも車が行ってしまう時がある。子どもは信号しか見ていないことがあり、危険。必ず左右確認して信号を見て渡らないと危ない。

●【66階段付近】

・ポケットに手を突っ込んでいる子どもがいる。転ぶととっさに手をつけず、顔面まともに怪我する状況。手袋をしましょう。

・信号のない横断歩道を渡る際、渡る前に手をあげましょう。運転手さんには、渡るのか渡らないのかわからない。必ず【手をあげて横断歩道を渡る】ようにしてほしい。運転手さんへの合図になるはずです。

●【五差路】

・66階段付近よりはポケットに手を突っ込んでいる子どもは少ないが、同じ子どもがポケットに手を突っ込んでいるように感じる。危ない。手袋をしましょう。

・近所の方から「いつもご苦労様です」というねぎらいの声をかけていただいた。

●【元りそな銀行付近】

・最近、登校時間が早くなってきている。班でまとまって登校しているが、必ず一人で登校してくる子どもがいる。

・多くの班が信号を渡る時、最後の方で信号が点滅になってしまうことがある。

・ポケットに手を突っ込んで歩く子どもには、「かっこ悪いで」と声をかけている。

・班長の中には、低学年をよく気にかけて連れて行っている子どもがいる。高学年班長、素晴らしい。

●【正門前付近】

・ポケットに手を入れている子どもに伝えると素直にすぐ手を出すが、しばらくするとまたポケットに手が入っている子どもがいる。

・車で送ってこられた保護者の中で、正門前道路上に駐車して子どもを送り出された方がいた。

 

 

 見守り隊の皆様、いつも有難うございます。みどりっこ一人一人が安全意識を向上できるように、学校としても注意喚起をしてまいります。今後ともご理解ご支援をよろしくお願いいたします。

 なお、会議後に見守り隊の皆様には、本日から開催している作品展もご覧いただきました。

見守り隊の皆様は、みどりっこが学校でも頑張っている様子をいろいろ想像しながら、「すごい作品だなあ」「こんな発想力、なかなかないなあ」等、口々に褒めて下さっていました。