先生たちも「学び」を大切にしています

昨年度から緑台小学校では、先生たちが自分たちで学び合おうと「自主的ミニ研修会」を実施しています。みどりっこの学びを支える先生たち自身が、自分たちで研修会をして、自分たちで教職員としての力量を高め合おうとしています。この前向きで、「学び」に対する真摯な教職員集団としての姿勢が組織的に自主的に活性化していることに、校長として誇らしく思っています。

 みどりっこには、全体の課題として「自立」を常に意識させていますが、そのみどりっこを支える教職員の姿勢が何より大切だと考えています。みどりっこにとって教職員は、みどりっこの「学び」を伸ばしていくための最大の人的環境と考えています。みどりっこ一人一人に対して、一人一人の教職員が「学び」に対する前向きな意識をもって、教職員集団というチームとして指導や支援、育成にあたっていくことが何より重要です。毎日毎日の小さなことの積み重ねのようですが、これが6年間を本校で過ごした時に、一人一人のみどりっこの成長や飛躍につながっていくと信じています。

  今回の「自主的ミニ研修会」は、11月に実施した討論会「平和について語ろう」(子どもの自立心を育むプロジェクト)に関するクラスや学年での取り組みや児童の様子、みどりっこの感想、担任としての感想、このプロジェクトを通しての成果などを5年生と6年生の担任が発表し、みんなで共有していました。具体的な児童の変化なども見られ、手ごたえを感じた面もあったようです。

 

 このように様々な機会を設定して、みどりっこも先生たちも自らの「学び」を大切にし、多様な知識を増やすだけではなく、人間としての魅力や多面的な視野をさらに獲得してもらえたらと期待しています。