校長BLOG

子どもたちの様子

活用していく力

また、「学校だより」でふれたいと思いますが、OECD PISA学力調査2022の結果

がでました。日本は、前回調査より順位があがりました。コロナ禍の中でも、「丁寧に教

育をすすめてきた結果だ」とか「先生方の努力の賜物」とか、嬉しい面もありますが、

課題は、「すすんでする」とか「社会の役に立てる」とかのモチベーションが低い傾向に

あるそうです。(アジア圏の国々が似たような傾向になっているため、文化の違いとも言

われていますが)

さあ、上3つのグラフ(5年生が作成したもの)は、何の学習で作られたと思いますか?

自分たちで、インタビュー、アンケートをとり、グラフにして、分析して…

答えは、算数。

でも、担任の先生も、「算数の知識を、社会やその他に生かせるね」と伝えていました。

「積極的に社会と関わる」「積極的に考える」「今やっていることを未来に生かす」・・・

そんな仕掛けを先生たちは学習の中にちりばめながら、学習をしています。

まあ、「おもしろいから前向きになれるんですけどね」

だから、なんにでも「おもしろさ」をみつけられる人になればいいんです!!!

3年生盲導犬教室

待ちに待った日がやってきました。

全盲アスリートの斎藤さんの貴重なお話です。

学校にやってこられた斎藤さん。あいさつの後、「校長先生、肩を貸してください。」

そこまで至らないところに反省・・・

でも、気になさる様子もなく、校長室でいろいろなお話をしてくださいました。

もちろん盲導犬教室ということで、盲導犬も連れてきていただいています。

盲導犬になって3年目。と、盲導犬としてはキャリアが少ないとのことですが、

斎藤さんの指示を聞き、補助していました。(かしこい!!!)

 

お話の前半は、生活について・・・盲導犬がいると何でもできると思うかもしれないが、カーナビ

ではないので・・・笑いも交えながら・・・横断歩道を渡るときは、車の行き来の音を聞いて判断

しているので、お手伝いしてほしい。電車に乗るときも、どの電車に乗ればいいのかまでは、犬は

分からないので、お手伝いしてほしい。・・・等々日常でお手伝いしてほしいことを教えていただ

きました。反対に、家の中では、結構何でもできること。テレビも見ている(聞いている)とのこ

と。子どもたちは、びっくりしていました。

 

後半は、オリンピック(パラリンピック)や世界大会、ブラインドサッカー立ち上げのお話。

目が見えてなくて困るけど、できないなんて思ったことがない。諦めたり、無理だと思わなければ、

できるんだ。とメダルも触らせていただき、力強い言葉をいただきました。

盲導犬のかわいさやかしこさや斎藤さんのすごさが強調されましたが、子どもたちが、お互い助け

合ったり、あきらめずに工夫していくことの大事さを受け取ってくれていればと思います。

オリンピックのトーチも含め、いろいろと貴重な体験・お話ありがとうございました。

土曜日の作品展…

本日たくさんのご来場ありがとうございます。

あわせて、昨日までの個人懇談へのご参加もありがとうございました。

子ども達個々のお話ですが、学校の中でのこと…

私たち自身がしっかりフィードバックして、今後につなげていきたいと思います。

それにしても、土曜日の体育館。本当に思っていた以上に盛況です。

おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかあさんと子どもたちが一緒にまわる…

自分の作品だけでなく、子どもたちがいっぱい解説している姿…

これがいいなぁと思いました。

 

 

 

全盲アスリート斎藤晃司さん

斎藤さん、12月13日に3年生が実施する盲導犬教室の講師さんです。

斎藤さんは、2000年のシドニーパラリンピック400mリレーの銀メダリストでもあり、

2001年のエドモントン世界陸上エキシビションレース100m走では銅メダル。

そのほか、ブラインドサッカーの日本代表にも選ばれるなど素晴らしいパラアスリートです。

東京オリンピック・パラリンピックの聖火ランナーにも選ばれ、「牧小の子どもたちに」と

トーチをお持ちいただきました。

校長室前で展示しています。ぜひ、ご覧ください。

※シドニーパラ2000 三田市HPより

 

さっそく子どもたち、先生たちが見にきていました。3年生、いいなあ。

苦労されたり、嫌なこともあったと思いますが、のりこえて継続してがんばる力を学びたいね。

シェイクアウト訓練

本校では、1月17日阪神淡路大震災の日にあわせて、防災教育や避難訓練を実施しています。

しかし、3月11日の東日本大震災や4月14日の熊本地震、7月12日の北海道南西沖地震、

そして、今年で100年となる9月1日の関東大震災・・・。

日本は地震大国。南海トラフ地震も不安ですが、地震への備えは万全に、そして慌てないように

したいと思います。

本日は、全国で取り組みが進められているシェイクアウト訓練を実施しました。

※シェイクアウト訓練HPより

 

 

1年生の子どもたちも、しっかり先生の言うことを聞き、訓練していました。

 

3年生消防署見学

防火教室に続いて、実際に消防署に行き、消防署で働く人々がどのような思いで

どのような仕事をしているのか学習してきました。

 

北消防署にある消防車や救急車の設備を見せていただきました。

火事がないことが一番ですが、いつでも出動できるように、命を守れるように、訓練や整備をされて

いることを学びました。

 

 

ホースや呼吸器を実際に触らせていただいたり、防火服の早着替えを見せていただきました。

到着したときは、救急車が出動していましたが、運よく帰ってきて中を見せていただけました。

見学についても、「火事や救急があれば、申し訳ないが、そちらを優先します」と・・・

いつでも出動できるように、心が休まりませんね。

市民の生活をささえてくれている消防や警察の仕事。そこで働く人々のおもい・・・

たくさん学んでほしいと思います。

 

6年間で初めて!?

朝の牧の台小学校です。

遠くから見るとこんな感じなのでしょうか。(朝来市HPより 雲海で有名な竹田城)

 

冗談はさておき、濃霧の中を子どもたちが登校・・・。

ドライバーの方も、子どもたちも、安全に気を付けてください。

(ここまでの濃霧は6年間で初めて!)

 

そんな中、子どもたちは元気に外体育。昨日投稿した作戦を今日は実践できたのでしょうか。

※1サッカーではなく、タグラグビーでした。

 新しいスポーツで、足を使うサッカーに比べて、手でボールを

 コントロールできるので、空間を意識したポジションどり等が学びやすそうです。

※2ポートレート機能で撮影しているため、ボールに焦点があたり、背景はボケています。

 濃霧のためではありません。

 

体育館では、作品展の鑑賞会。1年生が鑑賞していました。

自分が作った作品について、解説してくれる子がいたり、6年生の作品を一つひとつ

丁寧にみて、説明してくれたり、5年生のアニメーションをみんなで楽しく感想を言

い合いながら見ていたり…。じっくりしっかり鑑賞できていました。

※3アニメーションづくり…おもしろいですね。ピングーやひつじのショーンなどの

 クレイアニメと作り方は同じで、すこしずつ動かして、確認して…〇秒をつくるの

 に〇分とか〇時間とかかかるのでしょうね。

 そのうち、本物のアニメーションをつくる学習があったり、CGを製作したりもあ

 るのでしょうかw

 

子どもたちがすすんで思考するために

子ども達、いえ我々大人も、1から課題をみつけたり、その解決方法を考えたり、

こういうときはこうしようと考えたり、スケジュールをたてたり、誰かに相談し

たり・一緒にすすめたり・・・とできたら素晴らしいのですが、「誰かに言われ

るからしている」「仕事だからしている」で動いているような気がします。

それでも、課題・問題に対して、考えたり、議論したり…は大切な力。

先生は、子どもたちがその年齢なりにできていてほしいことを考え、どうすれば

考えを深めたり、すすめたりできるか、そのための仕掛けを考え続けています。

 

体育のボール運動(サッカー)。→タグラグビーでした。戦術はサッカーと一緒です。12/6

どのようにポジションし、ボールをゴールまで運んでいくのかについて、シミュレーションして

いました。ミニホワイトボードと色マグネットがあるおかげで、具体的に戦術を話すことができ

ています。私にも、詳しく説明してくれる子どもも…。実際に、そのようにいくのか楽しみです

が、うまくいかなかったときも、反省に生かせそうです。しっかり考え、話し合えていました。

 

黒板と電子黒板・・・

物語の主題にせまります・・・「主題ってなんや???」と言葉だけでも、悩みどころです。

気もちを考えましょう、様子が分かる言葉をみつけ…なんとなく…ですすんでしまうと…です。

それを分かりやすく、考えやすく、そして、自分から考えてみようってもっていくのも先生の仕事。

分かりやすくて「考えてみよう」ってなる黒板ですね。

 

素敵な姿

朝学習の時間です。

教室で聞こえるのは、鉛筆の音のみ・・・

 

4月当初、漢字の学び方を学び、個々のペースで学習に励んでいます。

でも、参考にしているのは、【子どもたちで作った漢字辞典】 おもしろいですね。

後は、「個々がこの学び方で覚えられるのか…」です。

子どもたち自らも考えてほしいし、教師もどの子に適していて、どの子には向いていないのか把握して

手立てを仕掛けていかなければいけません。

でも、一人ですすめていく…は大切なスキル。

高学年になると、自分の得意な方法は?と自問自答できるようになってほしいと思います。

 

休み時間、担任の先生と一緒に次の時間使うサッカーゴールを組み立てていました。

友だちと協力して、クラスのみんなが楽しく学習できるように、準備していました。

マット運動や飛び箱等の器械運動もそうですが、

技ができるようになるだけでなく、準備や片付けも身につけなければいけない大切な能力です。

この人たちがいるから、みんなが気もちよく学習することができます。ありがとう!

寒い・・・

担任の先生がお休みということで、1時間目から1年生の体育の指導をしました。

その前に、12月に入った途端、寒い・・・。

子どもたちも、「息白いねえ。」「寒いです。」「凍えて体が動きません。」・・・

それでも、準備運動になる「鬼ごっこ」をした後は、

「温まってきた。」「足が動くようになってきた。」・・・しめしめ。

遊具遊びも、冷たい鉄ですし、なんなら結露で濡れているし・・・嫌かなあと思って

いましたが・・・「ミッション!すべての遊具で遊んでくる」とすると・・・

 

 

いつまでも、元気いっぱいに体を動かしていました。

遊具遊びの後は、ボール遊びもしましたが、たくさん体を動かして、ほくほく湯気がでていました。

みんな元気いっぱい。私も一緒に元気になれました。(シーソーには、氷がついていました!!!)

 

もう一枚。同じく1年生体育。遊具遊び。

のぼり棒で、逆上がり回転をする子も!

危ないことと禁止するのではなく、安全を確保して、いろいろな技(遊び)に挑戦できたらと思います。

「校長先生はできる?」

私の体重と運動不足では、ぶら下がるのが精一杯です。トホホ・・・。

でも、出来るのはすごいことですが、出来ないことがダメなことではないことも、伝えられたらと思います。

「やってみる」とか「練習してみる」とか、そんな努力する力をつけたいと思います。