学校日誌

学校日誌

6多田の里だより13【自律へ】

学校教育目標は『自律』です。自分で考えることです。人はこれを授業中にするものだと考えます。でも、教室の授業という枠組みは、どうしても周囲との協調を意識しないわけにはいきません。そんな中、自由な発想をもとに自分で考え計画しみんなで実行することは、授業以外にもできるのです。それはというと・・・、

こんな張り紙が廊下にありました。したいことを考え、計画し、実行する。まさに『自律』です。ちょっと遅れて会場に行ってみました。

ダンスが終わって感想を観客に聞いています。観客のみんなも嬉しそうに感想を言っています。学年も様々です。

学校は学ぶところですが、休み時間の学びは(遊び?)は自主性を伸ばします。教師の主導ではなく、子どもたち自身の発想と実行力で何でもできそうです。3年生がやっています。みんな休み時間、一緒に大いに楽しんでください。それが気づかぬ学びになるのです。しっかり遊びましょう!

6多田の里だより12【米をつくります】

稲を育ててみます。5年生の学習です。これから自分たちで種もみを発芽させ、肥料と土を準備し、9月ごろに収穫する計画です。しかし、こんなことを学校だけですることはできません。専門家の助けが必要です。今日はそんなゲストティーチャーのお話を5年生は聞かせてもらいました。

元多田小校区若宮の花木農家、JA兵庫六甲、世話役の3人のみなさんです。

子どもたちは話を聞きながらメモを取っていきます。これからの授業で活用していきます。バケツ稲の栽培方法、夏休みに持って帰ってそれぞれが世話をしなければならないことも知りました。稲の品種は500種ぐらい、ジャポニカ米、インディカ米など事前に調べていた人もいました。でも最近日本では稲作農家が減っている理由に、機械化があること(一台50万円の機械を買い替えるよりもその50万円で何年分家で使う米を買えるかという問題)など教えてもらいました。

ちょっと休憩中の様子です。ゲストティーチャーと楽しそうに歓談中です。何を話しているのでしょう?

いろいろメモを取っていました。

しっかりと整理して書いてます。歴史も学んでいることがわかります。やよいじだい(弥生時代)稲作のはじまった時代です。質問もしっかりとしていました。

今後の学びに期待です。ゲストティーチャーのみなさん、ありがとうございました。

6多田の里だより11【楽しみな時間】

子どもたちに聞くと、学校で楽しいのは、「休み時間」と多くが答えます。特に15分休みとお昼休みです。今日のように天気がいい日は、外で遊びます。気分爽快です。

運動場で遊ぶ人、遊具で遊ぶ人、先生と遊ぶ人、たくさんいます。中にはこんなところで遊んでいる人もいます。幼稚園で一緒に遊んでいる人もいます。幼稚園の先生とも仲良しな子どもたちです。

記念碑の周りでもたくさん遊んでいます。よく見ると園長先生も歩いています。

ところで記念碑の大きな木は何の木か知っていますか?兵庫県の木ですが、今ちょうど満開の季節です。

県木「クスノキ」(楠)の小さな薄黄色のお花です。気づいているでしょうか。こんなところも楽しんでほしいところです。

6多田の里だより10【OPEN! English cafe】

最近始まりました。お昼休みのすずかけホールで、時々開店します。メラニー先生の『ENGLISH CAFE』(イングリッシュカフェ)です。

今日は、アルファベットのビンゴ大会でした。一つずつルーレットが選びます。

合えば喜び、外れると落ち込む。素直な子どもたちです。ビンゴになるとメラニー先生からプレゼントがもらえました。

魔法のポケットから何かが手渡されます。もらえた人はとっても嬉しそうに帰っていきました。メラニー先生による楽しいお昼休みのCAFEでした。今度いつ開店するのでしょうか。お昼の放送を楽しみにしておきましょう。

6多田の里だより9【探検その2】

良く晴れた4時間目、3年生は校区内探検に出発です。二つの班に分かれて校区内で気づいたことを調べます。

車の多さ、速さ、猪名川の洪水の歴史、道端の草のにおい、食べられる野草の発見、ひたすら虫(フタツメカワゲラかな?)を追いかけてた人もいました。何を見つけ何に関心を示すか、好奇心が大切です。

6多田の里だより8【探検その1】

4時間目、校舎内の廊下は大騒ぎです。2年生が1年生を連れて、校舎内の各部屋を案内していきます。「ここは校長室。校長先生とお話しするところです。」と事前に準備した説明を2年生が1年生に説明していきます。1年間の成長を感じ取れる場面です。

説明を聞いているとこんな話もありました。「ここは、悪いことをしたときに怒られるところです」・・・?

校長室はそんな怖いところではありません。嘘か本当か、気になる人は校長室で確かめてください。

6多田の里だより7【教室の外も】

3階の廊下を歩いていると、ふと気になるものが目に入りました。ポスターだけでなく、日頃の勉強と大きく関係するものもありました。

何やら自主的に計画しています。自分たちで進める活動、『自律』です。3年生なかなかやります。

自主学習のすすめ。『自律』した学びへの誘いでしょう。

桜の花びらの観察スケッチです。スケッチから学ぶと、桜の花びらの先には切れ目があることがわかります。根元には硬そうなところと何本かの筋が入っているところに気付いて、図にしています。スケッチから言葉へと変換が始まります。そんな3年生の学びが教室ではなく、廊下に広がっていました。

そんな3年生は今日もふれあい広場で学びの準備中です。1年生で買った植木鉢を3年目にも使っています。何の観察をするのでしょうか。『自律』に向けた学びが広がります。

6多田の里だより6【交通安全教室】

今日は1年生と4年生にとってとても大事な日です。川西警察署や交通安全協会、川西市役所や地域の皆さんの協力のもと交通安全について学ぶ日です。

まず1年生は、道路の歩き方です。どこが危険か、危険を回避するために何に気を付ければよいのか。実際にやってみて学ぶ時間です。

4年生はこの日の学びをもって、放課後学校に遊びに来るとき、自転車で来ても良いということになっています。つまり、自転車の安全について学ぶ日です。

なぜ自転車は、左側から乗車しないといけないのか、左のブレーキ(うしろ)が先なのはなぜか、左側通行はなぜかなど、案外おとながその理由を理解していない可能性があります。どうでしょうか。例えば、曲がりながら右のブレーキをかけるとどんな怖い目に合うか。知っているでしょうか。ひどければ大転倒を起こします。前輪のブレーキはよく効くけれど、自転車が地面と垂直でなければバランスが一気に崩れます。などなど、理にかなったルールが存在しています。

さて問題です。道路を横断する前に、なぜ右側を最初に見なければいけないのでしょうか。右見て左見てもう一度右を見る。当たりまえだけどその理由はいったい何なのでしょうか。ご家庭で議論してみてください。とっても理にかなっています。

6多田の里だより5【あらためて出会いの時】

今日は一年生を迎える会を行いました。主賓は一年生です。主催者は2~6年の在校生です。その中心は最高学年の6年生です。

6年後の姿を想像することができます。こんなに立派になるのです。そのスタートが一年生です。ちょっと緊張しています。でも最近校内ではのびのびしています。

それぞれの学年からのだしもので、学校生活を順番に説明していきます。

とっても楽しい時間でした。これから仲良く楽しくやっていきましょう!!

6多田の里だより4【あらためて別れのとき】

今日は久しぶりに懐かしい先生と子どもたちが再会しました。今年度から異動された先生の離任式が始業式と別日に行うことになりました。ゆったりとした時間の流れの中で、別れを惜しむことができました。

「おぼえてる?」という教頭先生(元)のお話から始まりました。子どもたちはみんなどの先生にも「おぼえてる!!!!」と親しみを込めた大きな声で答えていました。

一瞬の懐かしさとその後にくる寂しさが何度も何度も繰り返されます。学級担任だから、ではないからということは関係なく、関わりあった人との時間は大事なものだということでしょう。あっという間に別れの時がやってきます。

寂しく、でも手を振らずにはいられない子どもたち。ありがとう。

離任される先生たちも、新しいところで新しい人との出会いの中で頑張っていくことでしょう。そんな気がします。やっぱりあたたかな多田小の体育館でした。