学校日誌

学校日誌

6多田の里だより41【終業式】

終業式を体育館で行いました。スポットクーラー、扇風機、天井の巨大換気扇をフル活用での熱中症対策とともに全校生が集まりました。

前に立つとまっすぐにこちらを見てくれます。耳だけでなく目で話を聞いてくれる子どもたちです。「多田小の教職員は子どもたちのことが大好きで、いつもみんなのことを職員室で嬉しそうに話しています。」と伝えました。「先生たちは『自律』『共生』『貢献』をどうすればみんなができるか考え続けています。だから時々「あなたは、どうしたいの?」と聞くのです。自分で考えてほしいのです。」と話しました。きっとその思いは子どもたちに届いていることでしょう。みんなでこれからも頑張ります。

多田小プロジェクトチーム新メンバーの紹介です。

生徒指導の先生から安全面について寸劇を交えながらのお話です。

今学期で多田小学校を去られるメラニー先生と笑顔でサヨナラです。

退場の曲が流れると3年生が踊りだします。音楽とダンスの融合です。

終業式の後は、楽しく体育館が穏やかになる学期(楽器)末です。

3時間目の後メラニー先生最後の放送がありました。みんなのことが大好きな先生です。内容は、下校の心配をしています。

暑さに気を付けながら夏を過ごしましょう。一学期ありがとうございました。

6多田の里だより40【6年生が伝えたいこと】

終業式の前、6年生が1~5年生へ語りに行きました。修学旅行最大のミッションです。学んだことをみんなに伝えます。

こんな方法もあります。

歴史と考えるのか、今に続く課題と見据えるのか、私の課題なのか、政治の問題なのか6年生は考えます。自分で、みんなで、そしてみんなと取り組みます。修学旅行で何を学んだのでしょう。その意味はこれからの学びによって変化し続けることでしょう。異学年との学びでした。

6多田の里だより39【クラブ活動】

一学期最後のクラブ活動を行いました。運動場には体操服で活動する人だけではなく、何やら実験をしている子どもたちもいました。

ペットボトルに水を入れ、さかさまにしたところで空気を入れていきます。自転車の空気入れとゴム栓(理科の実験器具です)で密閉します。中の圧力が高まり、ゴム栓とペットボトルの口での摩擦力が圧力に負けた瞬間、ペットボトルは空中へ飛び出します。そんな実験です。

熱中症指数を気にしながらの活動ですが、曇っていたので大丈夫でした。

体育館は結構涼しい空間でした。

家庭科室で作成です。こちらもペットボトルでつくっています。ロケットではありません。チャック付きの筆箱です。

図工室でも作成中です。

ゆったりのんびり穏やかな時間が過ぎていきます。

図書室は静かに絵に色を付けています。集中力がすごいです。

こんなクラブ活動の時間でした。

6多田の里だより38【お昼の放送コラボ】

最近毎日お昼の放送が流れます。熱中症対策やイングリッシュカフェのお知らせです。今日はそこに多田プロ(多田小プロジェクト)のメンバーとメラニー先生と教頭先生によるコラボレーション(共同作業)が行われました。

最後には毎日放送している「ジャンケンポンタイム!」が多田プロによって行われました。校舎の中から歓声が沸き起こるほど多田小のみんなは、じゃんけんが大好きみたいです。

6多田の里だより37【4年里山体験学習】

月曜日は熱中症警戒アラートが発表され、熱中症指数も午前中に31℃を超えるほどの暑さでしたが、9日(火)の国崎は里山に囲まれさわやかな風を感じることができました。

国崎クリーンセンターは、川西市だけではなく、近隣他市町が共同で運営しているそうです。もともとこの場所は、川西市最北部の里山が連なる場所にあります。学校で学んだ台場クヌギの幼木が周囲に意図的に植栽されています。

エアコンの効いた講義室で、クリーンセンターや里山について学んでいます。

窓の外には、すぐそこに里山が広がります。

施設の中も見学しました。安全な2階の窓から、ごみを投入する川西市のパッカー車の作業です。働いている方が元気に子どもたちに手を振ってくれていました。SDGsも学びます。

こんなクラフトも制作しました。こんなキャラ弁もありました。

最後は広々とした天然芝のグランドで思い存分遊びました。曇り空の少し涼しい風を感じながら遊んでいましたが、その後ろにクヌギの木が植えられていることには気づいていないようでした。

充実した里山体験学習でした。(牧の台小も昼から来ていました。)

 

6多田の里だより36【学校運営協議会】

本日、学校運営協議会を行いました。校長、教頭、教職員、PTA (保護者)、コミュニティ、放課後子ども教室、自治会長、園長のみなさんです。市教育委員会指導主事の二人もオブザーバーとして参加いただきました。

子どもたちの様子、教職員の思い、保護者の思い、地域の思いそれぞれを忌憚なく出し合います。多田小の子どもたちにとって、よりよいことを探します。学生ボランティア(2人来てくれました)の応募状況や地域学校協働活動にもっと参加したいという地域の皆さんの声も頂きました。そして、本校の新教育課程(学年担任制、教科担任制、午前5時間授業)の状況についても話し合いました。落ち着いた学校生活を送っていることを大切にしながら、次のステップを目指したいと思います。

『自律』自分で考える

『共生』みんなで考える

『貢献』みんなと努力する  実現への模索を続けます。 

6多田の里だより35【選挙速報】

先週実施されました、ヘラクレスオオカブト命名選挙の結果が、お昼休みに選挙速報として放送されました。

選挙結果】第1位 多田クレス 30票  となりました。

投票数232票【投票率50.3%(投票数/有権者数×100)】です。

詳細については、明日以降掲示しますので、職員室前をご覧ください。

なお、今日の発表で『多田クレス』は本校キャラクター『多田しょうぐん』の弟子であることが判明しました。

 

     

6多田の里だより34【七夕の月】

気がつけば7月、1学期も終盤に入ります。七夕の季節です。ということは、竹が必要になります。と6月に、1,2年生の先生から「竹は手に入りませんか?」と相談を受けていました。そこで、多田小学校学校運営協議会会長に相談をしたところ、地域の方が準備してくれることになりました。雨の朝、今日届いた竹を1,2年生の教室で飾り付けが行われました。

あっという間に廊下が華やかになりました。個人懇談会の時にゆっくりと見てください。清水さんありがとうございます。

6多田の里だより32【選挙開始】

本日より明日まで選挙を実施します。

先週被選挙権保有者の名前を公募し、その命名について投票を行います。選挙権保有者は、全児童です。

今日と明日、選挙会場は多くの人が集まることが予想されます。投票率が高くなりそうです。

選挙に用いる資材は、川西市選挙管理委員会よりお借りしている本物です。

主権者教育の楽しく新しい挑戦かもしれません。選挙結果の公表は、来週の予定です。

 

6多田の里だより31【環境体験学習①】

今日は3年生の体験学習『環境体験学習』を行いました。多田小学校の校区には一級河川の猪名川(淀川水系)が流れています。sのの猪名川を通した学びが多田小学校の環境体験学習です。

すずかけホールで猪名川の歴史や生き物、特に魚について学びました。つまり漁業組合の協力を得て実施しています。

右下が昔の「こんにゃく橋」です。『流れ橋』大雨の時に歩いている板が流される橋です。歩くと揺れるからこの名前です。結構怖くて面白い橋でした。今の橋は2回架け替えられた橋です。

子どもの時、ウナギ以外の魚は猪名川で釣ったことがあります。

これから心配な季節です。

今の「こんにゃく橋」の下でアユの放流体験です。少し増水していますが、全員交代で放流しました。多田幼稚園のみなさんもいっしょです。

コミュニティのみなさん、PTAのみなさんにも協力いただいています。そして橋の上にも参観者?がいます。

放流の後はごみを拾い、環境美化にも貢献しました。

最後に協力いただいたみなさんにお礼をして終わりました。ありがとうございました。

よく見ると手前の河原には大雨で削られた跡が見えています。こんなところにも自然の猛威が隠れているのでした。

6多田の里だより30【修学旅行8】

宮島のあとは昼食にお好み焼きを食べるために、広島市内に戻ります。

お店に分かれて鉄板で焼いてくれたお好み焼きを小さなへらで切りながら食べます。なかなか難しい食事の所作です。

お店によって味が違うそうですが、食べ比べができません。お腹いっぱいです。御馳走さまの後、バスで川西へと帰路につきました。みんな元気です。

6多田の里だより28【修学旅行6】

財布は?袋は?いろいろあるのが修学旅行ですが、順調に宮島にわたります。フェリーとは、車を運ぶ船ということを知らない6年生もいました。

磯ガニ?にも見とれていました。

6多田の里だより26【修学旅行4】

班別行動の開始です。

本川小学校付近での様子です。鉄筋コンクリート造りの校舎であったため、戦後すぐに学校として再利用された校舎の資料館です。

その後バスに乗りホテルへと移動しました。

夕食後に今日一日で学んだことを振り返ります。個人で振り返り、班で共有します。『自律』と『共生』と学校に帰ってから『貢献』が待っています。

6多田の里だより25【修学旅行3】

資料館の見学の後は、被爆体験証言者の伊藤正雄さんからお話を聞きました。

被爆時は5歳、三輪車にのっているときだそうです。家は倒れていなかったので、家の中の防空壕に避難して、黒い雨にはうたれなかったそうです。しかしお姉さんは遺体も見つからず、お兄さんはお父さんが連れて帰ってきたけれど、亡くなったそうです。家族以外の被爆者の姿も忘れられないそうです。遺体を火葬する状況のお話の中に臭いの記憶もありました。

今を生きる子どもたちに伝えたい思いがあり、その思いを子どもたちもしっかりと受け止めていたように思います。過去の話ではなく、歴史は今の積み重ねで出来上がります。

ネバーフォーゲットからネバーアゲインへと思いは変わられたそうです。心にとどめていきたい言葉です。

 

6多田の里だより24【修学旅行2】

続きです。

昼食はエアコンの効いた部屋で頂きました。

昼食後は平和記念資料館で学習です。

班ごとに分かれて写真を撮りながら資料を見ていきます。

どう思った?と聞いてみると「言葉にならないです」「心が痛みます」など語っていました。資料や写真は白黒がほとんどです。実際に体験した人々にとっては、今を生きる私たちと同じ色彩の中でのできごとです。想像を絶するものがあるのだろうと想像してみました。そんな思いで次の予定へと進んでいきます。

6多田の里だより23【修学旅行1】

今日は朝から大雨ですが、予定通り修学旅行に出発しました。 

無事お昼前に広島の平和公園に到着しました。みんな元気に青空の下、平和集会へ移動です。

6多田の里だより22【梅雨入りが近い?】

今日はとっても暑い日です。そんな中でも学びは続きます。5年生の稲の栽培が中庭で進行中です。

種もみからこんなに大きくなりました。ここから何粒のお米がとれるのでしょう。楽しみです。この稲の育ちには、水と肥沃な土と太陽が必要です。今日の日差しは真夏と同じ、そんな日の昼休みの暑さ指数(WBGT)はこうなっていました。

この数値をお昼の放送で、教頭先生が日本語と英語を織り交ぜて注意喚起します。「エブリバディ~~」と続きます。帽子と水分補給と笑いで対抗する戦略です。

先生もたくさん運動場で子どもたちと遊びます。しんどそうな子はいないか、遊びながら注意を払っています。そんな昼休みに掃除をしている人もいました。6時間目のことを考えて先に掃除を始めているそうです。子どもたちそれぞれのお昼休み、自分で考えて行動する『自律』へと広がります。

今日のメッセージです。

 

6多田の里だより21【梅雨入りはまだです】

プールの改修を終え、いよいよプール(水泳指導)が始まります。今日は1,2年生の水慣れ授業です。水はおとなの膝ぐらいで入ります。まだまだ水が怖い子もいます。泳ぐよりもなれることが目的の一日です。

今年もプールサイドには、見守り(安全対策)のため、保護者のみなさんの協力をいただいています。小学校では、プールで指導する教員以外にプールサイドからプールの中で静かに浮かんでいる、沈んでいる(おぼれている可能性があります)子がいないか監視し、安全対策を行っています。ただ、教員数が学級数+αしかいない厳しい小学校です。ギリギリ人員の為、協力してもらっています。これからもよろしくお願いします。

玄関の気温は、25.8℃。まだまだ涼しい日ですが、これからどんどん暑くなる季節がやってきます。暑さ指数の測定が始まります。

児童玄関横のアジサイ。きれいに咲き始めています。

6多田の里だより20【こども防犯教室】

先週に引き続き、警察官の方をゲストティーチャーでお招きしています。「子ども防犯教室」です。

子どもたちが犯罪に巻き込まれないようすることはもちろん、お店での万引き(正確には窃盗)は犯罪であること、子ども自身も悪いことはしてはいけません、と教えてもらいました。(もちろん家庭で十分にお話されていることです)

「いかのおすし」家で聞いてみてください。

 

そんな月曜日、職員室の前を通ると、こんなものもありました。大人も子どももみんないっしょです。

 

 

 

 

教頭先生からのメッセージです。

6多田の里だより19【非行防止教室】

昨日の6時間目、体育館で非行防止教室が行われました。阪神北サポートセンターの皆さんがお話ししてくれました。

内容は、インターネットにかかわる犯罪やその被害についてです。

こんなところがおかしいのです。と具体的に指摘してくれています。被害にあわないための事前知識です。

真剣に聞きながら、事件に巻き込まれないようにしていきましょう。自分は大丈夫、が危険です。(おとなもですが、)この近くでも小学生の課金相談で300万円というものもあったそうです。ゲームは経済、お金がかかるということを意識できるかということだそうです。

ゲームもインターネットもSNSも現代社会では必要なものと言えます。子どもの時からどう向き合うか、家庭での事前準備が必要かもしれません。

6多田の里だより18【王子動物園2】

バス2台に分乗して、王子動物園まで1時間。静かにビデオを見ながらやってきました。まずは諸注意です。

骨格標本を見ながら、獣医さんのお話を聞きに行きました。

王子動物園では、どんな動物が飼育されているのか、獣医さんはどんなお仕事をしているのか、飼育員さんと協力しながら動物を飼育しているのかなどスライドやビデオを見せてもらいながら教えてもらいました。興味津々です。終わってからも獣医さんのところに自由に聞きに行っていました。

そしてお弁当の時間です。チンパンジーのいるところで取りました。

昼食の後は、班ごとに動物を見に行きました。「迷子になったらチンパンジーのところにいる校長先生に帰ってきなさい。」ということで出発しました。きっと誰も来ないだろうと思っていましたが、ひっきりなしにやってくる2年生です。周囲の人とのかかわり方を学ぶいい機会です。心配する人、マイペースな人、怒り出す人、すねる人・・・。いろいろ経験するいい機会です。人との関わり方の学びですが、これは生涯必要なスキルとなるはずです。トラブルは学びの源泉です。

 

6多田の里だより16【オープン参観&訓練の日】

今日は保護者のみなさんにとって、とても忙しい日となりました。御協力いただき、ありがとうございます。

午前中はオープン参観、午後は引き取り訓練でした。オープン参観は日頃の子どもたちと先生との学習だけでなく、休み時間も参観の時間でした。子どもたちは緊張?喜び?不安?いろいろです。

でも、先生たちにとって参観日は、とっても緊張するのです。

 そして昼休みとなりました。

校長室にあるものをもって6年生がやってきました。それがこれです。

アシナガバチの巣を取ってきたのでした。

中に幼虫も入っています。肉団子を餌にする、親バチはいなかったと言っていました。そんな昼休みの後、引き取り訓練がはじまりました。

各教室では、担当の先生からこんな話をしています。不審者や犯罪に合わないための身を守る方法です。

学校には学級別ファイルで常備されています。4月当初に登録してもらった引き取り者の名簿が印刷されています。これで確認を取りながら下校してもらいました。

今回は訓練のため時間が分かっていますが、緊急時(大地震など)には、引き取りが完了するまで大変な時間がかかることも予想されます。ひどい時には、引き取りに来れないことも想定しなければなりません。そんな時、どこに避難をするのか、大地震の時、大雨の時・・・どうするか、家庭での事前確認が必要だと改めて思いました。一度ご家庭で相談してみてください。

多田小学校では、猪名川が氾濫することが予想される場合、多田中学校へ避難することになっています。

6多田の里だより15【米をつくります2】

中庭がにぎやかです。昨日から黒色のマルチシートが準備されていました。誰が準備したのか想像力が大切です。

みんなで協力して運びます。ちょっとおふざけも入りますが、楽しそうです。赤玉土、鹿沼土と書いてあります。

2種類の土をみんなで混ぜ合わせます。とっても嬉しそうです。こんな姿5,6年前にも見たような気がします。

5年生の教室に行くと種もみの発芽のための準備が進んでいます。これからどんな姿になっていくのでしょう。楽しみながら学びは続きます。2学期まで続きます。

6多田の里だより14【きょうせい】

「きょうせい」どんな漢字を思い浮かべるでしょうか。強制、矯正、共生・・・、どれも学校(社会も同じかもしれません)の中でありそうな言葉です。学校教育目標の中では、『共生』(みんなで考える)を使っています。

質問をしてその返事からある言葉を推測していきます。言葉には、様々な意味が付属していることを体験的に学びます。一人ではできない学びです。

次は私がやりたい!!楽しいのです。

授業中に立ち歩いています。と読み取ると注意が必要ですが、そうではありません。一人で学ぶだけでなく、誰かと一緒に学んでいる様子です。

教室のあちらこちらで、教えあいが進んでいます。わからないことを筋道立てて考えるのが学びです。

図工の時間も同じです。一人で黙々と取り組む人、誰かと相談することもあれば、共同ですることもあります。そんな風景が学びの場を穏やかにするのでしょう。強制、矯正ではなく、『共生』の場を目指します。

6多田の里だより13【自律へ】

学校教育目標は『自律』です。自分で考えることです。人はこれを授業中にするものだと考えます。でも、教室の授業という枠組みは、どうしても周囲との協調を意識しないわけにはいきません。そんな中、自由な発想をもとに自分で考え計画しみんなで実行することは、授業以外にもできるのです。それはというと・・・、

こんな張り紙が廊下にありました。したいことを考え、計画し、実行する。まさに『自律』です。ちょっと遅れて会場に行ってみました。

ダンスが終わって感想を観客に聞いています。観客のみんなも嬉しそうに感想を言っています。学年も様々です。

学校は学ぶところですが、休み時間の学びは(遊び?)は自主性を伸ばします。教師の主導ではなく、子どもたち自身の発想と実行力で何でもできそうです。3年生がやっています。みんな休み時間、一緒に大いに楽しんでください。それが気づかぬ学びになるのです。しっかり遊びましょう!

6多田の里だより12【米をつくります】

稲を育ててみます。5年生の学習です。これから自分たちで種もみを発芽させ、肥料と土を準備し、9月ごろに収穫する計画です。しかし、こんなことを学校だけですることはできません。専門家の助けが必要です。今日はそんなゲストティーチャーのお話を5年生は聞かせてもらいました。

元多田小校区若宮の花木農家、JA兵庫六甲、世話役の3人のみなさんです。

子どもたちは話を聞きながらメモを取っていきます。これからの授業で活用していきます。バケツ稲の栽培方法、夏休みに持って帰ってそれぞれが世話をしなければならないことも知りました。稲の品種は500種ぐらい、ジャポニカ米、インディカ米など事前に調べていた人もいました。でも最近日本では稲作農家が減っている理由に、機械化があること(一台50万円の機械を買い替えるよりもその50万円で何年分家で使う米を買えるかという問題)など教えてもらいました。

ちょっと休憩中の様子です。ゲストティーチャーと楽しそうに歓談中です。何を話しているのでしょう?

いろいろメモを取っていました。

しっかりと整理して書いてます。歴史も学んでいることがわかります。やよいじだい(弥生時代)稲作のはじまった時代です。質問もしっかりとしていました。

今後の学びに期待です。ゲストティーチャーのみなさん、ありがとうございました。

6多田の里だより11【楽しみな時間】

子どもたちに聞くと、学校で楽しいのは、「休み時間」と多くが答えます。特に15分休みとお昼休みです。今日のように天気がいい日は、外で遊びます。気分爽快です。

運動場で遊ぶ人、遊具で遊ぶ人、先生と遊ぶ人、たくさんいます。中にはこんなところで遊んでいる人もいます。幼稚園で一緒に遊んでいる人もいます。幼稚園の先生とも仲良しな子どもたちです。

記念碑の周りでもたくさん遊んでいます。よく見ると園長先生も歩いています。

ところで記念碑の大きな木は何の木か知っていますか?兵庫県の木ですが、今ちょうど満開の季節です。

県木「クスノキ」(楠)の小さな薄黄色のお花です。気づいているでしょうか。こんなところも楽しんでほしいところです。

6多田の里だより10【OPEN! English cafe】

最近始まりました。お昼休みのすずかけホールで、時々開店します。メラニー先生の『ENGLISH CAFE』(イングリッシュカフェ)です。

今日は、アルファベットのビンゴ大会でした。一つずつルーレットが選びます。

合えば喜び、外れると落ち込む。素直な子どもたちです。ビンゴになるとメラニー先生からプレゼントがもらえました。

魔法のポケットから何かが手渡されます。もらえた人はとっても嬉しそうに帰っていきました。メラニー先生による楽しいお昼休みのCAFEでした。今度いつ開店するのでしょうか。お昼の放送を楽しみにしておきましょう。

6多田の里だより9【探検その2】

良く晴れた4時間目、3年生は校区内探検に出発です。二つの班に分かれて校区内で気づいたことを調べます。

車の多さ、速さ、猪名川の洪水の歴史、道端の草のにおい、食べられる野草の発見、ひたすら虫(フタツメカワゲラかな?)を追いかけてた人もいました。何を見つけ何に関心を示すか、好奇心が大切です。

6多田の里だより8【探検その1】

4時間目、校舎内の廊下は大騒ぎです。2年生が1年生を連れて、校舎内の各部屋を案内していきます。「ここは校長室。校長先生とお話しするところです。」と事前に準備した説明を2年生が1年生に説明していきます。1年間の成長を感じ取れる場面です。

説明を聞いているとこんな話もありました。「ここは、悪いことをしたときに怒られるところです」・・・?

校長室はそんな怖いところではありません。嘘か本当か、気になる人は校長室で確かめてください。

6多田の里だより7【教室の外も】

3階の廊下を歩いていると、ふと気になるものが目に入りました。ポスターだけでなく、日頃の勉強と大きく関係するものもありました。

何やら自主的に計画しています。自分たちで進める活動、『自律』です。3年生なかなかやります。

自主学習のすすめ。『自律』した学びへの誘いでしょう。

桜の花びらの観察スケッチです。スケッチから学ぶと、桜の花びらの先には切れ目があることがわかります。根元には硬そうなところと何本かの筋が入っているところに気付いて、図にしています。スケッチから言葉へと変換が始まります。そんな3年生の学びが教室ではなく、廊下に広がっていました。

そんな3年生は今日もふれあい広場で学びの準備中です。1年生で買った植木鉢を3年目にも使っています。何の観察をするのでしょうか。『自律』に向けた学びが広がります。

6多田の里だより6【交通安全教室】

今日は1年生と4年生にとってとても大事な日です。川西警察署や交通安全協会、川西市役所や地域の皆さんの協力のもと交通安全について学ぶ日です。

まず1年生は、道路の歩き方です。どこが危険か、危険を回避するために何に気を付ければよいのか。実際にやってみて学ぶ時間です。

4年生はこの日の学びをもって、放課後学校に遊びに来るとき、自転車で来ても良いということになっています。つまり、自転車の安全について学ぶ日です。

なぜ自転車は、左側から乗車しないといけないのか、左のブレーキ(うしろ)が先なのはなぜか、左側通行はなぜかなど、案外おとながその理由を理解していない可能性があります。どうでしょうか。例えば、曲がりながら右のブレーキをかけるとどんな怖い目に合うか。知っているでしょうか。ひどければ大転倒を起こします。前輪のブレーキはよく効くけれど、自転車が地面と垂直でなければバランスが一気に崩れます。などなど、理にかなったルールが存在しています。

さて問題です。道路を横断する前に、なぜ右側を最初に見なければいけないのでしょうか。右見て左見てもう一度右を見る。当たりまえだけどその理由はいったい何なのでしょうか。ご家庭で議論してみてください。とっても理にかなっています。

6多田の里だより5【あらためて出会いの時】

今日は一年生を迎える会を行いました。主賓は一年生です。主催者は2~6年の在校生です。その中心は最高学年の6年生です。

6年後の姿を想像することができます。こんなに立派になるのです。そのスタートが一年生です。ちょっと緊張しています。でも最近校内ではのびのびしています。

それぞれの学年からのだしもので、学校生活を順番に説明していきます。

とっても楽しい時間でした。これから仲良く楽しくやっていきましょう!!

6多田の里だより4【あらためて別れのとき】

今日は久しぶりに懐かしい先生と子どもたちが再会しました。今年度から異動された先生の離任式が始業式と別日に行うことになりました。ゆったりとした時間の流れの中で、別れを惜しむことができました。

「おぼえてる?」という教頭先生(元)のお話から始まりました。子どもたちはみんなどの先生にも「おぼえてる!!!!」と親しみを込めた大きな声で答えていました。

一瞬の懐かしさとその後にくる寂しさが何度も何度も繰り返されます。学級担任だから、ではないからということは関係なく、関わりあった人との時間は大事なものだということでしょう。あっという間に別れの時がやってきます。

寂しく、でも手を振らずにはいられない子どもたち。ありがとう。

離任される先生たちも、新しいところで新しい人との出会いの中で頑張っていくことでしょう。そんな気がします。やっぱりあたたかな多田小の体育館でした。

6多田の里だより3【巣立ちの前】

昨日の放課後職員室前の廊下は大騒ぎでした。廊下に幼鳥(ひな)が歩いていたのです。昨日はそっとふれあい広場に移動させておいたのですが、今日はとうとう子どもたちが発見したのでした。

発見した子どもたちはひな鳥を遠巻きにしながら追いかけます。大騒ぎです。「鳥がいる!!!!」何の鳥かは知りません。でも気になってしようがないのです。そんなと子どもたちを遠巻きにチュンチュン鳴きながら見ている成鳥(親鳥)が2羽いることに気がついたのでした。

よく見るとくちばしの先に虫を咥えています。ひな鳥に餌をあげる準備をしているのです。巣から離れても子育てをする鳥のようです。そして調べてみました。この鳥は、「セグロセキレイ」という川原でよく見る鳥だとわかりました。そういえば、この鳥は放課後子どもたちが居なくなった後によく見かける鳥でした。しばらくはそっとしておきましょう。親鳥がひなに餌をあげながら、いつか本当の巣立ちを迎えることでしょう。多田小の子どもたちの育ちと重ねてしまいました。手を出しすぎてはいけないのかもしれません。

6多田の里だより2【はじまり2】

てるてるぼうずへのお願いが効きました。雨も上がり満開の桜の中での入学式です。登校した新入生は、本物の桜の花に見守られながら初めての教室へ向かいました。

今年から、60人全員の姿が見られる、ひな壇での入学式です。

集合写真のあと、教室で担任の先生からお話を聞きました。

保護者のみなさんも廊下や教室の後ろから先生の話を聞いています。とってもあたたかい空気が教室から廊下にあふれ出していました。これからが楽しみな6年間のはじまりです。

6多田の里だより1【はじまり】

 令和6年度多田小学校がはじまりました。始業式の前に、着任の先生から挨拶です。「私はおぼうさんではありません。」という言葉からのスタートでした。好きな食べ物シリーズがあり、それぞれの先生がみんなと仲良くなりたいオーラがあふれ出す自己紹介でした。

子どもたちも元気に大歓迎のムードで、とってもあったかい体育館になりました。ありがとう。そして転入生が5人も来てくれました。みんな大歓迎です。仲良くいきましょう。

 始業式では、校長から頑張ってほしいことを伝えました。「みんなにしてほしいこと、自分で考えること、つまり『自律』をしていくこと、わからないときにはみんなで考えること」を伝えました。これから必要な事だと全教職員で話し合った内容です。きっと多田の子どもたちならできると思います。そんな始業式でした。

始業式の後、高学年の5,6年生は体育館とすずかけホールに残り、さっそく学年集会を開いていました。学級はあるのだけれど、学年担任制の学校です。学年として先生たちも含めていい学年にしようと話し合っていました。とっても誇らしい、子どもたちと学年の先生たちでした。

 明日は入学式。桜が満開です。天気はどうでしょうか。てるてるボーズにお願いです。

5多田の里だより91【終わりとはじまり】

雨のあと、必ず動き始めます。植物は何かをきっかけに始めます。とっても良い天気の中、中庭の桜に動きがありました。

エドヒガンの開花とほぼ同時に咲き始めました。ソメイヨシノです。例年はもう少し後ですが、昨年よりも遅く咲き始めました。

入学式までもつでしょうか。

校舎南にはこんな花を咲かせる樹もあることを多くの人は知りません。

ハクモクレンです。こちらはもう終わりの時期を迎えています。今年度も今日で最後です。学校は静かですが、来年度に向け準備を進めています。そして別れの時でもあります。来週からは新しい人を迎えての新年度の始まりです。来年度もきっと良いことがあるでしょう。経験からそう思います。

5多田の里だより90【学校通信の発行について】

 3月25日(月)も無事一日を終え、令和5年度多田小学校が終わりました。これもみなさんのおかげと感謝しています。みなさんとは、保護者、地域の方々、教職員、教育行政の職員、そして子どもたちです。

 新教育課程(学年担任制、教科担任制、午前5時間授業)を導入し、さまざまな場面と出会いながらもみなさんとお話ししながら、過ごせたことが幸せでした。来年度もみなさんといろいろな話をしながら進めればと思います。よろしくお願いします。

 学校通信を発行しました。ご覧ください。

R5多田の里だより 15号 3月25日.pdf

5多田の里だより89【修了式】

 今年度も無事終了式の日を迎えました。体育館で全校生集合で行いました。少し前まで、校内放送やタブレットを使って行っていたのが、遠い記憶になっています。やっぱり集まってするのがいいなあと思います。子どもたちや先生たちみんなが多田小の一員であることを、何も言わなくても肌で感じることができました。穏やかで活気のある修了式です。

校長が問いかけると、元気に素直に返答してくれます。「どうして勉強するのだろう?」「わかるためには、わからない!なんで!と気づくことが大事だ!」など真剣に楽しく話を聞く子どもたちです。話をするこちらもだんだんと楽しくなってきます。不思議です。

生活指導の先生からは、春休みの生活についてお話ししました。こちらも子どもたちは、真剣に、元気に、全身で聞いて、考えて、返事してと先生との一体感がありました。先生もなんだか楽しそうです。

退場は、音楽の先生の生演奏にのって体育館を後にします。5年生は落ち着いたものです。来年度も楽しみです。

1年生は音楽に合わせて歌いだします。歌うだけでは物足りなくなり、踊りだしていました。決して静かに黙って先生の話を聞く修了式ではありません。最後まで笑顔あふれる多田小学校の体育館でした。学びは楽しいもの、来年も楽しみにしています。

5多田の里だより88【大掃除】

3学期修了直前の恒例、大掃除がありました。それぞれが工夫しながら、楽しそうにきれいにしていきます。

壁のテープが取れなくて何度もジャンプしています。交代してジャンプも取れません。議論と試行錯誤の学習です。

黒板の上の方が届きません。いつもは椅子を持ってきて自分が上昇するところを、ほうきによる雑巾だけの上昇という工夫をしています。

墨の汚れでしょう。みんなで必死に拭き取ります。どこまでできるでしょうか。知恵の出しどころです。

 床は木目に沿って拭くのです。と教えられましたが、床をよく見るとそれは不可能な作りになっていることに気づくでしょうか。縦と横が交互になっています。だから斜めにということでしょうか。拭きあとが証明しています。思考力が試されます。

机に向かうだけが学びではありません。生活の中にも学びは隠れています。家でどう過ごすかも大事かもしれません。

写真にはありませんが、今回もPTAの皆さんの協力がありました。ありがとうございました。いよいよ次は、今年度最後の日になります。

5多田の里だより87【無自覚?】

卒業式を終えた学校は、少し寂しくなりました。しかし、在校生はとってもにぎやかに残りの日々を充実して過ごしています。そして卒業生から最上級生を受け継ぎ、5年生はある活動をしていました。

校長もやってみましたが、なかなかの筋力トレーニング兼クイズ迷路でした。体の中で最も固いのは骨です、〇か✕か。という問題がありました。

射的で当てると景品がもらえました。最初の写真の人形がそれです。

クイズを出す準備です。5年生3クラスが一斉にみんなで楽しめる活動をしていました。どのクラスも前を通ると、笑顔で迎え入れてくれます。とても穏やかで、活気のある学年です。やっぱり最上級生となる自覚と覚悟を無自覚に持っているのでしょう。とっても温かい北館3階の様子でした。

5多田の里だより86【さよなら・・・】

第145回目の式が行われました。多田小学校を母校とする人は、総数8819人となりました。今年度は73名が巣立っていきました。

新教育課程(学年担任制、教科担任制、午前5時間授業)になって初めての卒業式でした。144回目以前と変わりなく、卒業生は緊張の中、同級生や保護者、先生たちを支えとして、式に臨んでくれました。

式練習最初のころの不安を克服し、自信を持っただけでなく、笑顔を随所にちりばめながら、主役としての存在感を煌めかせていました。ちょっと寂しい、うれしい気分でしょうか。

式場を参列者に見守られながら退場です。このあと教室で学年の先生たちとのお別れに向かいます。

今年も幼稚園児が見送りに参加です。6年前の姿と重ね、過ぎた月日の速さに驚くばかりです。

最後は運動場で別れを惜しみながら解散です。コロナ禍を経験した子どもたちです。これからの人生、しっかりと歩んでくれるでしょう。未知との出会いもあなた達なら、大丈夫です。

5多田の里だより85【さよなら・・・準備3】

今日も体育館では朝だけ卒業式練習です。日に日に声が研ぎ澄まされています。響きをもたらす共鳴装置としての頭骨を使うため、大きな口での発声練習です。声が響けば響くほど寂しさが増幅される体育館です。

そんな日の午後の6時間目、6年生は教室の大掃除を行いました。今回もPTAから応援に来てもらっています。

日頃しないところを磨きます。時間とともに教室や廊下がきれいになります。立つ鳥跡を濁さずでしょうか。奇麗さがさみしさを呼び起こします。そんな今日はとっても暖かい青い空の学校です。

運動場から校舎を眺めました。青くて白い、多田小学校ですが、春には咲き誇る桜はつぼみのままでした。よく見ると野鳥が一羽静かにたたずんでいました。

『ツグミ(鶫)』です。シベリアへ帰る準備でしょうか。もうすぐ旅立ちです。きっとその時を待っているのでしょう。6年生を思い浮かべました。