2024年3月の記事一覧
5多田の里だより91【終わりとはじまり】
雨のあと、必ず動き始めます。植物は何かをきっかけに始めます。とっても良い天気の中、中庭の桜に動きがありました。
エドヒガンの開花とほぼ同時に咲き始めました。ソメイヨシノです。例年はもう少し後ですが、昨年よりも遅く咲き始めました。
入学式までもつでしょうか。
校舎南にはこんな花を咲かせる樹もあることを多くの人は知りません。
ハクモクレンです。こちらはもう終わりの時期を迎えています。今年度も今日で最後です。学校は静かですが、来年度に向け準備を進めています。そして別れの時でもあります。来週からは新しい人を迎えての新年度の始まりです。来年度もきっと良いことがあるでしょう。経験からそう思います。
5多田の里だより90【学校通信の発行について】
3月25日(月)も無事一日を終え、令和5年度多田小学校が終わりました。これもみなさんのおかげと感謝しています。みなさんとは、保護者、地域の方々、教職員、教育行政の職員、そして子どもたちです。
新教育課程(学年担任制、教科担任制、午前5時間授業)を導入し、さまざまな場面と出会いながらもみなさんとお話ししながら、過ごせたことが幸せでした。来年度もみなさんといろいろな話をしながら進めればと思います。よろしくお願いします。
学校通信を発行しました。ご覧ください。
5多田の里だより89【修了式】
今年度も無事終了式の日を迎えました。体育館で全校生集合で行いました。少し前まで、校内放送やタブレットを使って行っていたのが、遠い記憶になっています。やっぱり集まってするのがいいなあと思います。子どもたちや先生たちみんなが多田小の一員であることを、何も言わなくても肌で感じることができました。穏やかで活気のある修了式です。
校長が問いかけると、元気に素直に返答してくれます。「どうして勉強するのだろう?」「わかるためには、わからない!なんで!と気づくことが大事だ!」など真剣に楽しく話を聞く子どもたちです。話をするこちらもだんだんと楽しくなってきます。不思議です。
生活指導の先生からは、春休みの生活についてお話ししました。こちらも子どもたちは、真剣に、元気に、全身で聞いて、考えて、返事してと先生との一体感がありました。先生もなんだか楽しそうです。
退場は、音楽の先生の生演奏にのって体育館を後にします。5年生は落ち着いたものです。来年度も楽しみです。
1年生は音楽に合わせて歌いだします。歌うだけでは物足りなくなり、踊りだしていました。決して静かに黙って先生の話を聞く修了式ではありません。最後まで笑顔あふれる多田小学校の体育館でした。学びは楽しいもの、来年も楽しみにしています。
5多田の里だより88【大掃除】
3学期修了直前の恒例、大掃除がありました。それぞれが工夫しながら、楽しそうにきれいにしていきます。
壁のテープが取れなくて何度もジャンプしています。交代してジャンプも取れません。議論と試行錯誤の学習です。
黒板の上の方が届きません。いつもは椅子を持ってきて自分が上昇するところを、ほうきによる雑巾だけの上昇という工夫をしています。
墨の汚れでしょう。みんなで必死に拭き取ります。どこまでできるでしょうか。知恵の出しどころです。
床は木目に沿って拭くのです。と教えられましたが、床をよく見るとそれは不可能な作りになっていることに気づくでしょうか。縦と横が交互になっています。だから斜めにということでしょうか。拭きあとが証明しています。思考力が試されます。
机に向かうだけが学びではありません。生活の中にも学びは隠れています。家でどう過ごすかも大事かもしれません。
写真にはありませんが、今回もPTAの皆さんの協力がありました。ありがとうございました。いよいよ次は、今年度最後の日になります。
5多田の里だより87【無自覚?】
卒業式を終えた学校は、少し寂しくなりました。しかし、在校生はとってもにぎやかに残りの日々を充実して過ごしています。そして卒業生から最上級生を受け継ぎ、5年生はある活動をしていました。
校長もやってみましたが、なかなかの筋力トレーニング兼クイズ迷路でした。体の中で最も固いのは骨です、〇か✕か。という問題がありました。
射的で当てると景品がもらえました。最初の写真の人形がそれです。
クイズを出す準備です。5年生3クラスが一斉にみんなで楽しめる活動をしていました。どのクラスも前を通ると、笑顔で迎え入れてくれます。とても穏やかで、活気のある学年です。やっぱり最上級生となる自覚と覚悟を無自覚に持っているのでしょう。とっても温かい北館3階の様子でした。
5多田の里だより86【さよなら・・・】
第145回目の式が行われました。多田小学校を母校とする人は、総数8819人となりました。今年度は73名が巣立っていきました。
新教育課程(学年担任制、教科担任制、午前5時間授業)になって初めての卒業式でした。144回目以前と変わりなく、卒業生は緊張の中、同級生や保護者、先生たちを支えとして、式に臨んでくれました。
式練習最初のころの不安を克服し、自信を持っただけでなく、笑顔を随所にちりばめながら、主役としての存在感を煌めかせていました。ちょっと寂しい、うれしい気分でしょうか。
式場を参列者に見守られながら退場です。このあと教室で学年の先生たちとのお別れに向かいます。
今年も幼稚園児が見送りに参加です。6年前の姿と重ね、過ぎた月日の速さに驚くばかりです。
最後は運動場で別れを惜しみながら解散です。コロナ禍を経験した子どもたちです。これからの人生、しっかりと歩んでくれるでしょう。未知との出会いもあなた達なら、大丈夫です。
5多田の里だより85【さよなら・・・準備3】
今日も体育館では朝だけ卒業式練習です。日に日に声が研ぎ澄まされています。響きをもたらす共鳴装置としての頭骨を使うため、大きな口での発声練習です。声が響けば響くほど寂しさが増幅される体育館です。
そんな日の午後の6時間目、6年生は教室の大掃除を行いました。今回もPTAから応援に来てもらっています。
日頃しないところを磨きます。時間とともに教室や廊下がきれいになります。立つ鳥跡を濁さずでしょうか。奇麗さがさみしさを呼び起こします。そんな今日はとっても暖かい青い空の学校です。
運動場から校舎を眺めました。青くて白い、多田小学校ですが、春には咲き誇る桜はつぼみのままでした。よく見ると野鳥が一羽静かにたたずんでいました。
『ツグミ(鶫)』です。シベリアへ帰る準備でしょうか。もうすぐ旅立ちです。きっとその時を待っているのでしょう。6年生を思い浮かべました。
5多田の里だより84【新教育課程アンケート結果】
本日、新教育課程についてのアンケート結果を学校通信として発行しました。子どもたち、保護者のみなさん、教職員それぞれの思い大事にしながら今後の学校を考えていきます。今日も元気に子どもたちは、遊び、学び、遊んでいます。朗らかに、のびのびと『自律』に向け子どもたち、保護者のみなさん、教職員、地域のみなさんとともに、悩みながら進んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
5多田の里だより83【さよなら・・・準備2】
今日は雨です。降水確率100%の午前中でした。
そんな日に、6年生は奉仕作業を予定していました。外は大粒の雨。校舎内での活動ですが、この6年生たちのすごいのは、コツコツコツコツとやり続けることです。小学生、ときには遊びたくなるものですが、ほんと、すごい子どもたちです。授業をしている下級生の廊下付近を丁寧に掃除をするのです。指示を待つことなく自分で目的をもって掃除をしています。以前はちょっと引っ込み思案なところもありましたが、もう昔の話です。
最後に、上の写真に一人だけ卒業生が混ざっています。それは誰でしょう?わかりますか?
5多田の里82【さよなら・・・準備】
はばたき集会から一週間、体育館がとうとうその準備を始めました。『卒業式』の舞台が広がりました。6年生はどんな気持ちなのでしょうか。そんなことを気にしているのは、おとなだけかもしれません。充実した日々を送ることを願っています。第145回卒業式がもうすぐやってきます。