桜っこだより

桜っこだより

5年生 ものづくり教室

  NPO法人コアネットから6人の講師をお招きして,ものづくり教室を実施しました。住友ゴム工業ダンロップが教材を提供してくれているそうです。

   

 今回は「スクローラーⅡ」というまわって起き上がり自走するロボットを作ります。

 前半は動力となる部品を組み立てていました。細かい作業もあり,児童は「むずかしい」「疲れた」と言いつつも黙々と組み立てていきました。講師の方が常時サポートしてくれたり,できた児童が組み立てに苦労している児童を手伝ったりしながら進めていました。スイッチを入れ動くと「ふぅ,できた」と一息つく感じでした。

  

  徐々に動力部分が出来上がり,車輪を組み合わせていきます。次々の出来上がっていき,動かしてみます。横向きに置くと回って起き上がり走ります。「動いたー」と喜んでいました。

 

 児童は「説明書をみて組み立てられた」「難しかったけど動いてうれしかった」と感想を述べていました。

 講師の方は,「日本は資源のない国で,資源を外国を買い,工夫して製品を作って発展してきました。ものづくりに興味をもってもらえたら嬉しいです」とおしゃっていました。

2年生 図工

 2年生の図工では,造形遊びをとおして表現力を養います。

 造形遊びは「材料を基に造形遊び」をします。およそのテーマや目的を基に作品をつくろうとすることから始まります。思い付くままに試みる自由さなどの遊びの特性を生かしたものですが,表したいことを絵や立体,工作に表します。これは,テーマや目的,用途や機能などに沿って自分の表現を追求していきます。 「材料を基に造形遊びをする」と「表したいことを絵や立体,工作に表す」は,二つの側面から児童の資質や能力を育てようとするものであり,これらの活動を通して発想や構想の能力,創造的な技能などを育てることをねらいとしています。

  今回のテーマは「つないで,つるして」です。紙や新聞を細く切ったものを材料とし,児童らが,個人やグループ,クラスで発想・創造して,つないで表現していきます。

 

  どんどんつるしてつないでいきます。「ああしよう。こうしよう。」と発想し,創造が広がります。気づけば図工室一杯になりました。児童らは「まだまだ,つなごう」と廊下にも広がっていきます。

  

  児童らの発想力・創造力には驚かされます。児童らは,次々に自慢げに作ったことを話してくれました。今求められている「主体的な学び」や「協働的な学び」,「個別最適な学び」になっていきます。

給食 かに汁

献立 牛乳,白飯,かに汁,大豆と小魚と芋の揚げ煮

 かに汁は,削り節で出汁をひいたみそ仕立ての汁物です。冬の旬の白菜と根深ねぎが入っています。また,給食では干し椎茸をよく使いますが,今日のかに汁には生椎茸を使っています。豆腐も入って彩もよく,それぞれの食材の食感を感じられる冬にぴったりの汁物に仕上げてあります。大豆と小魚と芋の揚げ煮は大豆にでんぷんをまぶしてから揚げにし,かえりちりめんとさつまいもは素揚げしています。そして,砂糖,醤油,清酒で作ったたれをからめています。いりごまの香りもきいていて,しっかりよく噛んで食べるとよりおいしさがわかります。

1年生から3年生 多文化を学ぶ

  昨日,本日に講師を招聘しして,1年生から3年生の各クラスまたは学年は多文化に触れました。日本に近い,海を挟んでおとなりの韓国のことを学びました。

 

 講師の方は民族衣装をまとい「アニョハセヨ」(おはようございます)で始まり,韓国の文字であるハングルのお話があり,その他に日本語と似ている言葉「冷蔵庫,扇風機」など紹介されました。その後,韓国の伝統玩具である「ペンイ」「チャング」「チェギチャギ」「トウホ」「サンガジノリ」の紹介し,児童は交代で各玩具を体験しました。

・ペンイ(コマ回し,打ち棒でたたくように回していました)

・チャング(伝統楽器 太鼓)

・チェギチャギ (日本の蹴鞠のような遊び)

・トウホ (棒を的に入れる遊び)

・サンガジノリ (積んだお箸のような丸い棒を動かさずに取っていく遊び)

児童らは「うまくできた」や失敗して「再チャレンジ」とワイワイ話ながら体験し,「楽しみながら学べた」と感想を述べていました。

給食 黒豆ごはん

献立 牛乳,黒豆ごはん,ぼたん汁,魚のからあげトロトロあんかけ

 

 今日は,19日「食育の日」です。兵庫県の特産品や郷土料理を取り入れています。黒豆ごはんの黒豆,ぼたん汁のいのしし肉です。黒豆ごはんは,ごはん全体にきれいな色がうつっていて,これはアントシアン系の色素を含むからです。ぼたん汁は,大きなお皿にいのしし肉をもりつけた様子がぼたんの花のように見えることからこの名前がついたと言わ れています。

  これからも私たちが住んでいる兵庫県の恵みを大切にしていきたいですね。

6年生 川西中学校へ行こう

 川西中学校が,本校を含め4小学校合同で,6年生対象に体験授業を実施してくれました。中学校の教室で9教科から希望した教科を中学校の先生が授業をしてくれます。

 体験授業ポスター.pdf

 

 

 英語では,ペアで活動していました。一方が映像を見てその状況を,英語で相手に伝えます。聞いた方はその状況を絵で書いていました。

 数学では,「17段の秘密」を解き明かしていました。参加している児童らは「あーでもない,こーでもない」とグループで考えていました。

 体験授業後,川西中学校の生活の様子を映像でみました。「中学校ではこんなことがあるんだ」と分かるものでした。

 「楽しかった」「ドキドキしたけどワクワクもした」「教科の楽しさに触れられた」と堪能できたようです。

 もうすぐ中学生になる自覚をもつきっかけになるのではと感じるとともに,卒業するんだなとさみしさも感じるところがありました。残りの小学校生活が充実したものになるようしっかり学び続けて欲しいです。

 中学校の先生方には貴重な体験の機会を用意していただきありがとうございました。

2年生 できるようになったよ発表会

 児童それぞれができるようになったことベスト3を発表しました。

ベスト3を書いたポスターを製作し,それをもとに発表し,実演やタブレット端末を使って映像で披露しました。

 

縄跳び(2重跳びや後ろあや跳びなど),けん玉,ピアニカ演奏,こま回し,跳び箱,サッカーなどです。

 この日のために,練習を重ねてきました。緊張しつつも精一杯できていました。成長を感じられました。

 上手くできると見ている児童から「おー」という声が出ていたり,失敗しても「がんばれー」と応援し,励まし,成功すれば拍手がでており,温かさを感じました。

多くの保護者の方も参観いただき,その前で発表した児童らは誇らしげにしていた顔が印象的でした。

給食 きゃべつのあえもの

 献立 牛乳,白飯,玉ねぎのみそ汁,鶏肉のゆずソースかけ,きゃべつのあえもの

  

 きゃべつのあえものに使われているきゃべつは,川西市で収穫されたきゃべつです。ここで栽培されているきゃべつは,寒い時期によく育つ「冬藍(とうらん)」という品種で,みずみずしく,甘みが強いのが特徴です。生産者の方は,「虫が付かないように薬も使うこともありますが,薬の量をできるだけ少なくして,安心してたべてもらえるように頑張っています。」とおしゃっていました。また,雑草ぬきも大変なことのひとつだそうです。

 あるクラスで,「川西市でとれたきゃべつ」であることを伝えると,「どこ,どこ」と興味津々でした。

 

 鶏肉のゆずソースかけは給食で皆さんに人気のある献立です。鶏肉のから揚げにからめている給食室手作りのソースは,ゆずソースのほかに、レモンソース,すだちソース,にんにくソースなどいろいろあります。ゆずのように柑橘類を使ったソースは,絞った汁と皮の部分も少し使っていることもあります。さとう,しょうゆとあわせて火にかけたものを鶏のから揚げにからめているので,ゆずのさわやかな風味を感じることができます。

6年生 調理実習 豚汁

 児童が直接食材に触れ,自ら調理することにより食への関心を高めたり,グループで協力して作業することの大切さ,調理したものを皆で 食べる喜びや楽しさ,相手に供することにより感謝される喜びを感じたりするなど,調理のよさを実感できるように配慮し,調理への自信をもたせ,日常生活に活用しよ うとする意欲につなげるようにすることがねらいでもあります。

 調理するものによって,必要な材料や調理器具, 調理の手順を考え,見通しをもって時間配分をし,手際よく調理を進めることができるように計画を立てます。 作業の流れ,グループの協力の仕方などについて計画を立て,それに基づいて調理することにより,調理が手順よくできることも学びます。

 包丁を使って切ったり,皮をむいたり,また,形や大きさを整えることにより,熱の通りをよくしたり味をしみ込 みやすくしたり食べやすくしたりするなど目的に合った切り方を学びます。切ることは,調理操作の中で頻度が高く,技術を要する部分であるので,特に注意をはらって包丁を使い,包丁の使 い方に慣れさせるようにします。

 献立は豚汁です。

 

 煮干しで出汁をとります。一匹ずつ頭とはらわたを手で取り除き,水につけます。30分後沸騰させます。

 

 その間に,具材である,人参,大根,さつまいも,白菜を包丁で切っていきます。ピーラーで皮をむき,半月切りやいちょう切りで切っています。「猫の手」という声が聞こえました。恐る恐る切っていく児童や家でも包丁を使っているのか,淡々と切っていく児童と色々です。見ていると手を切りそうで心配になる場面も。段取りがよく,手が空いているとごみ処理や片づけをしている班もありました。

 「包丁できることは難しい」や「出来上がりが楽しみ」と感想を述べながらせっせと調理していました。

給食 カットフルーツ,いり大豆ごはん

 献立 牛乳,いり大豆ごはん,すまし汁,糸こんの炒め煮,カットフルーツ

 

 皆さんにとって,柑橘の果物でなじみがあるのは,温州みかんでしょうか。日本では,この温州みかんをはじめとして,約80種類の柑橘類が作られています。今日,袋に入っている果物は,いよかんです。「いよかん」という名前は,愛媛県の昔の国の名前「伊予」から「伊予みかん」として売られていましたが,温州みかんなどと紛らわしくなったため,「伊予かん」という名前にかわっていきました。いよかんはみかんより大きく,さわやかな香りとほどよい甘酸っぱさがあります。中の一房一房をおおっている薄皮はやわらかいので食べることができますが,気になる人はむいて食べても構いません。味わって食べてくださいね。