桜っこだより

桜っこだより

5年生 自然学校②

午後の活動を終え、自分たちの部屋に入る前に、ふとんのしき方やたたみ方、入浴のルールなど、宿舎での過ごし方の説明を受けました。そのあと、それぞれの部屋に荷物を置きに行くと、「わぁ、きれい。」「思ってたより大きい。」と歓声があがっていました。

自然学校最初の夕食です。準備は食事係のお仕事ですが、みんなてきぱき動いていました。からあげにデザートのケーキもあり大満足。

夜のプログラム「星空観察」は、曇り空で見ることができないかと思っていましたが、5年生みんなの思いが届いたのか、雲がみるみる晴れていき、外で星を観察することができました。満月に土星、木星を大きな望遠鏡で見てみると、不思議な気持ちになりました。ちなみに11月の満月を「ビーバームーン」と呼ぶそうですよ。

夜は冷えますが、みんな元気です。

このあと、お風呂に入って就寝準備をします。

「おやすみなさい。」

5年生 自然学校①

桜が丘小学校5年生、本日から4泊5日の自然学校です。

場所は三木ホースランドパーク。バスで1時間ほどで到着しました。

1日目最初の活動は「キンボール」と「スナッグゴルフ」です。途中少しだけ雨がぱらぱら降ってくることもありましたが、予定通りプログラムを実施できております。

お弁当もおいしそうに食べていました。朝早くからお弁当のご用意ありがとうございました。

全員元気に過ごしています。

HP 4年生 里山体験学習

 市教育委員会が実施している事業「里山体験学習」として,黒川地区に行き,炭焼きや黒川里山センター見学,センター周辺の散策を実施しました。

里山体験学習の目的は次のとおりです。

・市内小学校4年生児童が,日本一の里山である市内の黒川地区を舞台とした里山体験学習をすることで,自然に対する畏敬の念をはじめ,生命のつながり・環境保護の大切さ等を実感し,美しさに感動する豊かな心を育む。

・川西の持つ豊かさ(ひと・歴史・文化・自然等)を活用し,心優しい児童の育成を図る。

 ・豊かな創造性を備え持続可能な社会の創り手となることを期待し,生きる力を育むことを目指す。 

 県教育委員会の3学年で実施される環境体験学習と5学年で実施される自然学校があります。3学年では自分の住んでいる地域の,5学年では兵庫県の環境を体験・学習します。 

 市教育委員会はこの系統を大切にし,その間である学年つまり4学年で川西市の自然や環境の体験・学習に取り組んでいます。

 里山とは,人が本来の自然と調和し,その恵みを受けながら共生していくためにその境界に作られた,人の暮らしや営みがある自然のことです。黒川には古くから人と自然が共生した環境が広がっています。

 その歴史性や特異性などから日本一の里山林と言われる黒川。古くから木を切り,炭を焼いて生計を立ててきた地域です。茶道に使われる高品質な菊炭を生産してきました。山からの恵みを頂き,人が手入れすることでそれを返す。そういった営みが長年にわたって続けられたことで,日本一と言われる里山が培われました。

・実行委員による出発式

司会進行や今回のめあて,注意事項を皆に伝えました。

  

 ・菊焼き窯見学

 茶道で使うための炭として,高く評価を受けている菊炭。切り口の形が菊に似ていて,香気もあり,火力も強いのが特徴です。一庫炭(菊炭)の産地だったことが古文籍にあり,また,豊臣秀吉や千利休も賞用したと言われています。

 炭焼き窯の前で,黒川で唯一菊炭を作られている方のお話を聞きました。炭づくりはやけどなどの危険もあるそうです。児童から「なぜ,危険な仕事なのにつづけられているのか」という質問に,「日本の文化や技術の継承のため,この仕事を続けている」と答えられていました。

   

・黒川里山センターでの旧黒川小学校見学,周辺散策

 同センターは旧黒川小学校校舎を,里山保全や子どもが自然をふれあう体験などを行う拠点としてりいます。

 市教委の指導主事や黒川サポーターの人たちから旧黒川小学校のお話を聞き,周辺散策をしながら台場クヌギやパッチワーク模様の山,だんだん田んぼ,しいたけの栽培の話を聞きました。広々とした風景に「ヤッホー」とこだまを楽しむ児童もいました。

    

    

今日学んだことは来週以降の授業で新聞という形でまとめ,発表します。

これからは紅葉の季節です。また,黒川里山センターではいろいろなイベントがあります。お時間があるときに,黒川地区に足を運び,日本一の里山を味わうのも楽しいのではないでしょうか。

 黒川里山センター ホームページアドレス

https://kurokawa-satoyama.jp

3年生 防火教室

 消防本部から職員を派遣いただき,防火教室を実施しました。

 火事の原因になることを学ぶDVDを見みた後,職員からクイズ形式などを通して,お話がありました。

 

 ・着衣着火の対処法としての「ストップ,ドロップ&ロール」

  着ている洋服に日が燃え移ったら慌てず止まって地面に倒れこみ,転がって,火を窒息消化させること。児童は実際に行ってみました。

 ・家庭で使用している延長コードやタコ足配線などの電気配線の危険

 ・家庭でどういった危険が潜んでいるか,絵を見ながら考えました。

 ・ストーブに毛布等が覆いかぶさったときの熱さ体験

 ・過去10年間で最も多い火事の原因(なんと放火によるものだそうです。)

 

最後に職員の方から火事は人の命を奪ってしまう場合もあり,今日学んだことを少しでも覚えておいて,火事を防いでと欲しいと言われてました。

 児童は,「防火について学べた」や「コンロの火をつけっぱなしにしない」,「ドロップ&ロール」などが印象に残ったと言っていました。

 

 児童は職員から頂いた住宅防火チェックノートを持って帰っています。これを機会にご家庭でもお子様と一緒にご一読いただき,防火についてお話するのはどうでしょうか。

給食 

 献立 牛乳,いり豆ごはん,すまし汁,和風ハンバーグ

 

 学校給食の「和食だし」は,「こんぶ,けずりぶし,煮干し」の3つの「だし」を使っています。今日の「すまし汁」にも,「こんぶ」と「けずりぶし」を使って,「だし」をとり,「にんじん,たまねぎ,干ししいたけ,みつば,わかめ」の食材を使い,「薄口しょうゆ,清酒,塩」で味つけしています。

 

 今日は「いり豆ごはん」と「和風ハンバーグ」の「大豆・大豆製品」を使ったものを組み合わせています。

   

  

  

 

6年生 プログラミング教育②

 プログラミング教育の2日目です。

 今日はさらに,深くプログラミングを学びました。

  

STEP1 解決策を考え    

              どうしたら問題を解決できるか

STEP2 プログラムを作る

    考えた通りにコンピュータでプログラムを作る

STEP3 実行する

    ロボットにプログラムを転送し動かしてみる

STEP4 確かめる

    考えた通りの動きになっているか確かめる。

 解決できていなければ,STEP1に戻って再度,考え試行錯誤する。

  

  タッチセンサを使って,「車がぶつかったら戻る」や「光センサを使って,車を動かす」とロボット(車)を制御しました。その他にも車がこうなったら回転を〇秒やこうなったら停止させたりとだんだんプログラムが複雑になっていきますが,児童は講師の方の支援を受けながら学習していきました。児童は自分で考えた動きをプログラムし,実行していました。なかには,自動で動く掃除家電につながるようなぶつかれば戻って向きを変えるプログラムを作っていた児童もいました。

   いよいよ今回の最終課題である「ライントレース」のプログラム作りに挑戦です。これまで学んだプログラムを組み合わせ,車がコースをはずれることなく走るというものです。

 

 うまくいかず,プログラムを見直し・修正,試行錯誤のうえ,うまくいくと「動いた」と声が上がり,一人,また一人と多くの児童が次々に完成させていきました。みなでキャッキャ言いながら嬉しそうにで車を走らせていました。

   

 これで終わりかと思いきや自分で考えた動きをプログラムに組み込み,さらにレベルアップした車を作っていました。先ほどの自動で動く掃除機のようにコース内やスペース内を車が動きまくるようプログラムを作った児童もいました。学んだ論理的思考を日々の生活の中で使えるようになることを願っています。

 

 

6年生 プログラミング教育①

 6年生は今日と明日の2日間でプログラミング教育に取り組みます。

 NPO法人コアネットという団体から7人の方が講師としてこられ,出前授業をしてくれました。

  

 小学校でのプログラミング教育とは

 今回の学習指導要領の改訂(令和2年度から)は,予測できない変化を受け身で捉えるのではなく,前向きに受け止め,主体的に向き合い・関わり合い,自らの可能性を発揮し,よりよい社会と幸福な人生の創り手となるための力を子どもたちに育む学校教育の実現を目指す,ということで進められています。

 ねらいは,大まかに言うと,

①「プログラミング的思考」を育むこと

  試行錯誤を繰り返しながら自分が考える動作の実現を目指しますが,思い付きや当てずっぽうで命令の組合せを変えるのではなく,うまくいかなかった場合には,どこが間違っていたのかを考え,修正や改善を行い,その結果を確かめるなど,論理的に考えることが大切です。

②プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに,コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解 決したり,よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと

③各教科等の内容を指導する中で実施する場合には,各教科等での学びをより確実なものとすること

の三つと言うことができます。

 プログラミングに取り組むことを通じて,児童がおのずとプログラミング言語を覚えたり,プログラミングの技能を習得したりするといったことは考えられますが,それ自体をねらいとしているのではないということを,まずは押さえておいてください。

 今回は,各自のタブレット端末でプログラムを作り,そのプログラムで車に命令し,車を制御します。車で動かすことを通して,論理的思考を学びます。

  

 最初は車の電気をつけたり,車を前に1秒間動かすことから始めました。

 作った通り車が動くと「わー」と声をあげ,うまくいったことを喜ぶ姿や思った通りにならなかったため,自分のプログラムを見直し,修正する姿,「プログラムを変えてもいいですか」といった更に次へ挑戦していく姿が見られました。

  

 最後には,自分たちで円を描く動きや障害物があれば止めるプログラムを作って,車を動かしていました。

 明日は,車が決められたコースを走るようにプログラムを作り,実行させるカリキュラムです。難しそうですが,試行錯誤しながら学んでいきます。

 また,この出前授業にかかる費用は桜小コミュニティ協議会から予算をいただいておりますことをお知りおきください。桜小コミュニティ協議会の皆様,貴重な体験や学ぶ機会をいただきありがとうございます,

 

校内音楽会

 いよいよ,校内音楽会当日を迎えました。言葉では表せない感動がたくさんありました。

 まずは実行委員の司会で始まりました。 

1年生 音楽物語 73びきのねこ, 合奏 元気になれそう

 

 児童はネコになりきり歌いながらの入場,ネコの耳としっぽをそれぞれ身に付け,大きな口を開け,歌詞にあった振付をしながら元気一杯物語を歌い踊り語ってくれました。合奏でも練習を重ねた成果が出ていました。

2年生 音楽物語 ふたりはともだち,合奏 かえるのマーチ,ドラゴンクエストⅡよりマーチ

 それぞれが作ったかえるのかぶりものをつけ,かえるくんの気持ちを歌にのせて,表現していました。待っても待ってもこない手紙,かえるくんの悲しい,さみしい気持ちを歌い方だけでなく体でも表現している姿はとても印象に残りました。終わってから退場までの動きも素早く1番でした。

 3年生 斉唱  世界がひとつになるまで,リコーダー奏 Beginner‘s Five,合奏 ソラシドれん太鼓

 斉唱では手話を織り交ぜながら歌い,優しい気持ちになれるものでした。3年生になってはじめてリコーダーを学び,指使いに苦労していましたが,本番では練習の成果がでていました。太鼓の音が体育館に響き,合奏が始まります。それぞれの楽器が順番に音を奏でいきます。祭りの賑やかさを表現できたものになっていました。

4年生 合唱 赤いやねの家,リコーダー奏 もののけ姫,合奏 In The Mood

 初めて3パートに分かれての合唱でした。すがすがしいハーモニーを届けてくれました。合奏では画用紙で作ったシルクハットをかぶり,リズムにのって,楽しく演奏していました。会場も手拍子,演奏に引き込まれ,リズムに乗って聴き言ってました。 

5年生 合唱 少年少女冒険隊Adventure,リコーダー奏 銀河鉄道999,合奏 レイダース・マーチ

 入場するとステージではなく,児童が会場内に広がり,歌とダンスで始まりました。

  

 合唱では,力強い演奏で,見ている人たちは演奏に引き込まれました。児童は自信をもって誇らしげに演奏していました。

6年生 合唱 地球星歌~笑顔のために~,リコーダー奏 リメンバーミー,合奏 惑星より「木星」

 全てが,さすが6年生でした。人数では1番少ない学年ですが,それを感じさせないもので,ただただ聴きいってしまいました。図工とコラボさせ,壮大な宇宙の背景画の前で演技をしました。

  

 合奏では,雄大な木星そして宇宙の広がりを感じさせるものでした。

 合奏が終わると開場がアンコールで湧きあがり,児童の嬉しそうな表情が印象的でした。やりきった満足感と無事終わった安堵の表情を浮かべていました。充実したときを過ごせたと思います。

 最後は実行委員から挨拶があり,終了となりました。

 

 どの学年も,趣向を凝らし,それぞれの個性を活かしたものでした。児童は達成感を味わえたと確信しています。音楽会を通して,一段と成長したなあと感じました。色々な感動をあたえててくれた児童に感謝です。また,楽器や会場の片づけをしてくれた,5,6年生ありがとうございました。

 保護者の皆様には,お家で支えていただき,ありがとうございました。