桜っこだより

桜っこだより

2年生 防災教育

 阪神・淡路大震災や東日本大震災等の経験や教訓を踏まえ,風水害を含む様々な自然災害から自らの生命を守るため,地域の災害特性を理解した上で正しい知識や技能を身に付け,主体的に判断し行動する力を育成することが謳われています。

 当時の写真をいくつか見て,震災の大変さを見ました。

 

 地震が起きたとき,教室での危険はどんなところにあるかを絵を見ながら考えました。

 

・落ちてくるもの

・倒れてくるもの

・動くもの

 地震が起きたときはこのようなところから離れることが必要であることを学びました。

 

 自分の教室で学習していた時は,教室内を見まわし,「上に何も無いところの下」「倒れそうなとこから離れる」「机の下に潜る」など児童らはそれぞれ考え,答えていました。

 先生からは「そういったことを自分で考えて動くことが大切」とお話がありました。

 突然,先生が手をパン!とたたき「地震」という,児童らはそれぞれが考えた安全を実践していました。児童らはしゃがんで机の下に潜ったり,頭を守ったり,上に何もないところの下に移動していました。

 授業が終わった後も身の守り方について先生とお話していた児童もいました。

 明日は地震の避難訓練です。今日学んだことを実践しましょう。

コミュニティ主催のクリスマス会

 放課後に1,2年生は体育館,3~6年生は各教室でクリスマス会がありました。

 1,2年生は老人会からの贈り物とじゃんけん大会,3~6年生はビンゴ大会です。

 以下は1,2年生の様子です。

 

 コミュニティ協議会会長からお話があり,サンタさんが来ていることをお知らせすると児童から「来てくれてありがとう」という声がありました。会長からは「感謝の心」や「謙虚な心」のお話があり会が始まりました。

 老人会から「ジングルベル」と「赤鼻のトナカイ」のハンドベル演奏をきかせていただきました。児童は演奏に合わせて手拍子をし,演奏者と一体となって演奏を楽しみました。演奏後「ブラボー」と児童らから声が上がりました。次に腹話術でした。演者と人形とのやりとりで,児童らの笑い声や人形と一緒に返答をしたり話に入り込んでいました。

 

 最後にじゃんけん大会でした。全員景品をもらい,サンタさんから直接鉛筆ももらっていました。もらった景品を自慢げに見せてくれました。また1つ,よい思い出ができたと思います。

 本校児童のために,桜小コミュニティ協議会やPTAの皆様,企画や準備,当日の進行ありがとうございました。

4年生 市長・教育長との意見交流会

昨日,市長・教育長・教育委員の3名をお招きして,4年生と意見交流会を実施しました。

 本市教育委員会はこども基本法の施行に伴い,「こどもの権利条約」の精神・子どもが意見表明できる機会,子どもの意見の尊重,施策に反映を考えています。その一環として,児童からの声を聴く機会を設けていました。本校は趣旨に賛同し,市長・教育長をお招きして,4年生から提案を発表しました。

 この提案は4年生で色々考え,意見を出し合い,話し合い,パワーポイントにまとめました。児童自身の学校生活がよりよくなるために,桜小の児童だけでなく,市内の小学生皆に還元できることで提案を考えました。

 提案内容は次のとおり

 ①学校外のプール施設利用について.pdf

②室内プールについて.pdf

③仮眠時間を教育課程に導入することについて.pdf

④ 学校の蔵書を増やすことについて.pdf

⑤学校の蔵書を増やすことについて2.pdf

⑥学校の蔵書を増やすことについて3.pdf

 発表では,なぜこの提案をするのかの理由や学年でとったアンケート,そうした時のメリット・デメリット,デメリットの解決策なども考え発表しました。

 

 市長・教育長・教育委員から「何かをするときに何かをやめないといけない場合がある」ことから児童たちの提案に対して,その場合はどちらをやめるのかを問われ,児童たちは悩む姿もありました。どのような解決があるのかを考え,児童同士で話し合う場面もありました。また,まず自分たちの学校のことを調べていない点などを指摘される場面もありました。

 市長・教育長は「色々なこと(施策)を考えるときには,賛成・反対の両方の意見があり,多数決では決められない。少数の意見も大切にして色々なこと(施策)を決定している」ことや「色々なこと(施策)をするときは,色々な資料(データなどの根拠資料)が必要である」こと,「こどもが幸せになる町をつくろうとしている。大人がしてあげるのではなく,こども一人ひとりもする。そのためにはこのようなに自分たちが考え,意見表明をし,自分たちができることをすることの大切さ」をお話してくださいました。

 児童たちは自分の提案や意見を堂々と発表したり,質問に「なるほど」と思わせる回答をしたりと逞しさを感じさせました。素晴らしかったです。今回学べたことを学級や委員会活動でなど学校で活かしていけることを楽しみにしています。

全校生 芸術鑑賞会

川西中学校区の3小学校が集まって芸術鑑賞会を実施しました。 1・2・4年生が午前に,3・5・6年生が午後に鑑賞しました。

 ローゼンビート音楽研究所にお世話になり,ベストクラシック「音楽の贈り物」と題して金管楽器の演奏を中心に披露していただきました。

 プログラムは次のとおり

 芸術鑑賞会プログラム.pdf

 きれいな音色を楽しだり,オペラ歌手による迫力ある歌声を聴いたり,6種類のリコーダーに驚いたり,竹や木で作ったおもちゃのような楽器を聴いたり,演奏者と一緒にボディパーカッションを体験したりしました。「ブラボー」と声をかける児童もいました。

   

 本物に触れ,素晴らしい演奏聴くや大ホールで鑑賞する体験は「心の教育」の一つとして実のある学習になると考えています。

 児童は「楽しかった」「迫力があった」「むっちゃすごかった」「きれいな音色だった」と言っていました。

 この鑑賞会は,県民芸術劇場事業より補助,桜小コミュニティ協議会や本校PTAからの補助をいただいて実施できていることをお知らせします。とてもありがたく,感謝します。

給食 冬至にちなんだ献立

献立 牛乳,白飯,ゆずか汁,れんこんのきんぴら,りんごかん

 

 今年の冬至は12月22日です。昨年度は市内全校の児童が,冬至の献立を食べられるように1日早めましたが,食べられない学校があったため,今年は食育の日の献立を冬至の献立にしました。

  

  

 昔から日本では,冬至の日にゆず風呂に入る習慣があります。また,「ん」がつく食べ物を食べると幸運になるという言い伝えがあります。今日の給食は,ゆずを使った献立と,「ん」が2回つく「れんこん」「にんじん」「かんてん」を使った献立「ゆずか汁・れんこんのきんぴら・りんごかん」にしました。しっかり食べて寒さに負けない体を作りましょう。

1年生 こま まわし体験

 講師をお招きし,体育館でこままわし体験を実施しました。講師の方は色々なこまを紹介し,そのこまをまわして見せてくれました。

 

 柿のこま,柿を食べているこま,食べた後の歯を磨くこまなどです。縄に吊るされた干し柿が出てきました。干し柿をはずして,糸を引っ張ると干し柿のこまがまわり始めました。

 また,講師の方はこまを使って,桃太郎の読み聞かせをしてくれました。

  出てくる鬼や桃太郎がこまで表現されており,こまをまわしながら話が展開されます。

  鬼ヶ島での鬼退治。こまをまわしての桃太郎と鬼が戦います。

  児童らは「がんばれ桃太郎―」と応援します。

  桃太郎が鬼を弾きとばします。「やったー」と大歓声が体育館に響き渡りました。

 

 続いて,各自でこまをまわしました。こまに糸を巻くことができる児童は多かったように思いましたが,投げ方はまだまだで,悪戦苦闘しながら何度もチャレンジしていました。

 なかなかこまをまわせずくじけそうになっている児童もいましたが,少しだけでもまわった時に,大喜びしていました。

上手にまわせる児童もいました。まわっているこまに糸をかけ,こまを持ちあげて手のひらに載せてまわしている児童もいました。

 

 最後に大きな大きなこまが登場し,こまをまわして,手のひらや長い棒の先に載せてまわしてくれました。

 講師の方は,「こままわし名人になるためには何度も練習とこまをまわせない友達にまわし方を教えてあげることが名人の道につながること」や「お家の人に今日のお話をしてください。」とお話がありました。

5年生 各クラスへの自然学校報告会

  朝の時間を使って,5年生が班に分かれ,1年生から6年生までの各クラスで自然学校の報告会を実施しました。5年生の児童それぞれが,活動の写真や感想をパワーポイントなどで作成し,活動した内容や学んだこと・感想を発表しました。

 

 ・乗馬体験や冒険プログラムなどの活動内容

 ・クラスの助け合い

 ・自然学校の生活の中で大切なこと,①物の整理などみんなと話し合う,②みんなで協力して仲良くする

 ・友達のよいところがわかる,①助けてくれる,②励まし合い,③一緒に楽しむ,④間違っていた時は注意してくれる

 

 4年生には来年のこともあってか,質問したりしていました。

 4年生の発表を聴いた感想は

 ・自然がいっぱい

 ・大変そうだけど,それを乗り越える5年生すごいなあ

 ・お家をはなれて,4泊5日は不安だけど友達との絆が深まりそう

 ・自然学校を行くことがより楽しみになった

 などでした。

6年生 国語

 本日,市内小学校国語担当の先生方が集まり,6年1組で国語の研究授業がありました。

  

6年の国語では,学ぶことの一つに「書くこと」があります。今日は「書くこと」中でも「目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりするとともに,事実と感想,意見とを区別して書いたりするなど,自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫すること」を目標の一つとして授業が展開されました。他者が選んだおすすめの連(詩の行のかたまり)を読み,他者の伝えたかった事を考えたり,納得したことやその他をワークシートに書いていきます。

 

その後,ペアで互いに意見交流します。話し合い活動が活発に行われ,「言いたかったことはこうではないか」や「こんなところがよかった」など意見交流がありました。

  

 参観された先生方も児童の書いていることや話し合いの内容を聞いてメモをとったりして研修に励んでいました。先生方は本授業について事後の研修もされています。

 本校の授業をもとに,他校でも実践され,市内の児童の学びにつながっていきます。

給食 つくね汁

献立 牛乳,白飯,つくね汁,こまつなの煮びたし,みかん

 「つくね汁」の「つくね」は,給食室で手作りしています。また,「鶏卵」の除去食献立です。

 つくねは,「鶏挽肉,みじん切りにしたしょうが,たまねぎ,パン粉,でんぷん,濃口しょうゆ,清酒」を入れてよくこねて,「鶏卵」の除去食ととりわけます。その後「鶏卵」を加えてさらによくこねて,1つずつ調理師さんが愛情をこめて丸めて作ります。寒い時期に肉をこねるのはとても冷たく,作るのにもとても手間がかかりますが,みなさんにおいしい給食を食べて欲しいという気持ちで作っています。しっかり食べてくださいね。

 

1年生 図工

 以前に川西中学校へ「秋見つけ」で収拾した「どんぐり」を使って こま を作りました。

 どんぐりに爪楊枝をさして,どんぐりに絵付けしました。

  こまを回した時の模様を想像しながら色をつけます。

  絵を描いている児童を見ていると「児童らの創造性は豊かだな」「想像力とそれを表現する力をよりを育んで欲しい」と感じました。

  縞模様の付けた児童がこまを回すと「全部同じ色になった」など回したときの模様を観察してました。

 こまがうまく回らず,あちこちにこまを飛ばしながら,試行錯誤していました。親指と人差し指で爪楊枝をつまんで回すコツがなかなか掴めないようでした。

  

 うまく回せると「ダンスしているみたい」と喜んでいました。