今日の給食

今日の給食

令和6年5月17日(金)の給食

揚げ餃子

中華きゅうり

みそラーメン

白飯

牛乳

 

 

給食の献立では、必ず、麺類にもご飯を組み合わせます。食事の内容が炭水化物に偏っているという意見がありますが、この組み合わせにはわけがあります。

麺類だけで一食分の主食をまかなうことができる麺が入る丼のような食器がないので、ご飯と麺類を合せて主食に見合う分量となるように計算されています。つまり、ご飯と麺類をあわせて主食ということです。

 

令和6年5月16日(木)の給食

和風ハンバーグ

ひじきサラダ

けんちん汁

白飯

牛乳

 

 

今日のハンバーグは朝早くから給食センターで材料をこねて手作りしました。

川西の中学校給食センターでつくるハンバーグはつなぎの野菜などは少なめで、肉の割合を多くしています。肉の割合が多いと、硬めで焼き上がりは小さくなります。これは、たんぱく質が加熱により、変化したからです。調理とは化学反応の連続です。今日のハンバーグには甘辛い餡(あん)をかけました。

令和6年5月15日(水)の給食

クーブイリチー

麩チャンプル

アーサー汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

 

今日は、沖縄が日本に返還された記念日です。沖縄は海に囲まれているので、アーサー汁のように海藻類を使った料理が多いのが特徴です。その他にも豚肉をよく使います。

クーブイリチーは沖縄の郷土料理で「クーブ」は昆布、「イリチー」は炒め物のことを指します。様々な「イリチー」の中でも、お祝い事のある日に作られたのが「クーブイリチー」です。昆布と「よろこぶ」をかけて祝い事に欠かせない料理となっています。

令和6年5月14日(火)の給食

鯖のしょうが煮

きゃべつの磯香和え

豚汁

白飯

牛乳

 

 

世界中でも香辛料として親しまれている生姜は、地下茎を食用としています。日本へは、3世紀前後に中国から伝わったとされ、栽培は平安時代から始まったのではないかと言われています。

辛味の主成分はジンゲロールといい、加熱することでショウガオールに変化します。どちらも体を温める効果があり、風邪のひき始めにも有効です。料理で使う場合は、魚や肉の臭みを取ったり、抗菌作用もあるため、下味としてもよく使われます。

令和6年5月13日(月)の給食

豚肉のマリネ

ツナサラダ

ソイシチュー

白飯

牛乳

 

今日のマリネやサラダの味つけに酢が使われています。米や穀物を麹(こうじ)菌や酵母(こうぼ)の力で酒にし、そこに酢酸(さくさん)菌を加えると、アルコールが酢酸に分解されます。これが酢です。

酢は素早くエネルギーに変わるので疲労回復効果があります。また、強い酸性で、雑菌が繁殖しにくく、食物の保存性を高めるので、昔から和食、洋食を問わず、酢漬けや酢締めが保存食として活躍しています。

令和6年5月10日(金)の給食

がんもどきの含め煮

きゃべつの鶏そぼろ煮

さつき汁

白飯

牛乳

 

 

さつき汁にはこの時期に旬を迎えるふきが入っています。ふきは古くから食べられてきた日本原産の山菜です。春になると全国の山野で見られます。ほとんどの部分が食用可能で、特につぼみは「ふきのとう」と呼ばれる春の山菜の代表格として知られています。

日本原産種であるふきは、古くから春の山菜として親しまれてきました。平安時代には、すでに野菜の一種として栽培されていたという記録も残っています。

令和6年5月9日(木)の給食

豚肉の角煮

もやしの和え物

すまし汁

白飯

牛乳

 

 

だしとは、天然素材からうま味を抽出させた液体のことです。うま味は甘味、苦味、塩味、酸味に並ぶ基本の味のひとつで料理のおいしさを生む大切な役割を果たしています。

代表的なうま味の物質はグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸があります。これらのうま味物質は単独で使うよりも、複数を組み合わせることでうま味が飛躍的に強くなることが知られており、これを「うま味の相乗効果」と呼びます。今日は、昆布のグルタミン酸、けずりぶしのイノシン酸の相乗効果をすまし汁で味わい、確かめてみてください。

令和6年5月8日(水)の給食

タッティギム

きゅうりナムル

わかめスープ

白飯

牛乳

 

川西市の給食は和食を中心に献立をつくっていますが、気候風土が米の栽培に適しており、米(ご飯)を主食とするアジア諸国の料理を給食献立にとりいれることも多いです。同じように米を主食とする国でも、ナムルやキムチなどをご飯にまぜて食べたり、マーボー豆腐などおかずをご飯にのせて食べるなど、その食べ方は様々です。

白飯とおかずをかわるがわる口に運んで食べる食べ方(口中調味)は日本独特の食べ方です。

令和6年5月7日(火)の給食

そぼろ煮

きゃべつのおかか和え

いわし団子汁

白飯

牛乳

 

 

今日のいわし団子汁には八丁みそも使っています。八丁みそとは、現在の愛知県岡崎市の八帖町(はっちょうちょう)で、江戸時代初期から作られてきた豆みそのことです。八帖町は、岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にあったので、つけられた地名です。ここが豆みそ発祥の地であるため、そのままみその名前になったとされます。

江戸時代からこの地域は、水陸交通が発達しており、川を船で渡って原料の調達やみその出荷が容易であったことや良質な水に恵まれていたことが、八丁みそ作りが盛んになった理由です。

令和6年5月2日(木)の給食

かつおの新玉ソース

たけのこの土佐煮

かきたま汁

豆ごはん

かしわもち

牛乳

 

 

鰹節は鰹の身の部分を乾燥させたもので、世界一硬い食べ物です。鰹節菌というカビの一種を表面に生えさせると、このカビが水分をどんどん吸い取ります。食べ物を乾燥させると保存ができるので、冷蔵庫がない江戸時代に鰹節菌で乾燥させる製法が生み出されました。また、鰹節菌が生えるとうまみ成分が増える効果もあります。このように、鰹節は日本人の知恵の結晶で世界に誇れる食べ物です。しかし、今はうま味調味料に押されて鰹節でダシをとることは少なくなっています。和食を支える鰹節を次世代に伝承するのはわたしたちの使命です。


         中2国語 世界に誇る伝統食~鰹節~ 小泉 武夫著より

令和6年5月1日(水)の給食

ツナポテト

ぶどうかん

キーマカレー

白飯

牛乳

 

 

ドイツではじゃがいもは主食として食べられていて、日本人にとっての白飯のような存在です。じゃがいもが主食になったのは、ドイツの風土と関係します。

ドイツは肥沃(ひよく)とは言えない土地なので、どんな食材でも良く育つというわけではありませんが、「じゃがいも」は良く育つ食材でした。そのため「じゃがいも」はドイツ料理の中心になっていきました。

令和6年4月30日(火)の給食

鰆の甘辛ソース

キャベツの和え物

すまし汁

白飯

牛乳

 

 

 

きゃべつの原産は大西洋・地中海沿岸といった瀬戸内地域によく似た気候の地域です。古代ギリシア・ローマ時代には、すでに栽培されていたといわれており、日本では江戸時代に観賞用として栽培され、食用としての栽培が始まったのは幕末以降だそうです。

兵庫県は日本有数のきゃべつの生産地で、中でも淡路、阪神、播磨、但馬地域が有名です。瀬戸内海に面した温暖な気候を生かした近郊農業が盛んなため、朝収穫したきゃべつを新鮮なうちに兵庫県内の販売店に届けることができるのが強みです。

令和6年4月26日(金)の給食

鶏肉の海苔塩揚げ

もやしナムル

はるさめスープ

白飯

牛乳

 

 

炒め物や今日のナムルのような和え物などいろいろな料理に使えるもやしですが「もやし」とはひとつの野菜を表す言葉ではなく、種や豆から出てくる新しい「芽」のことです。「かいわれ」や「豆苗」「スプラウト」も、もやしの仲間です。

平安時代に書かれた、日本で最も古い薬草の本「本草和名」(ほんぞうわみょう)では、毛也之(もやし)として紹介されており、当時は薬用として栽培されていたという話があります。

令和6年4月25日(木)の給食

鯛の塩焼き

こづゆ

すまし汁

あずきごはん

牛乳

桜餅

 

 

本日の献立は入学お祝い献立です。あずき、鯛などのお祝いに欠かせない食材を使用しています。

また、こづゆは福島県の郷土料理です。祝い事や祭りの際など、来客をもてなすときに出す料理として長い間受け継がれています。具材の数は7または9種類にすると、奇数で割り切れないため縁起が良いとされています。こづゆは100年以上前から食べられており、昔は「一の重」「二の重」の2つのお椀に分けて盛りつけられていたそうです。

令和6年4月24日(水)の給食

鶏肉のトマト煮

切干大根サラダ

リボンパスタスープ

白飯

牛乳

 

 

パスタの誕生については諸説ありますが、小麦や穀物を粗挽きにし、粥状に煮込んだプルスという料理が起源ではないかといわれています。パスタはマカロニ、ペンネ、スパゲッティ、ラザニアなどのイタリア語での麺食品の総称です。マカロニの語源は、イタリア語のマッケローニが英語になったものです。

マカロニの形には、穴の開いた筒のような形や、貝殻(シェル)や車輪(ルオーテ)の形、リボンの形をしたものなど、たくさんの種類があります。今日のリボンパスタスープには、ファルファレという名前のリボンのような形をしたマカロニを使っています。

令和6年4月23日(火)の給食

おろしハンバーグ

きゃべつサラダ

あおさ入りみそ汁

白飯

牛乳

 

 

青のりとあおさは見た目がとても似ていますが全くの別物です。生息域やのりとしての種類、形状もさまざまな違いがあります。青のりは、海水と淡水が混ざり合う水域で育つ海藻で、もとの形は糸状です。

一方、あおさはある程度水温が高い場所で浅い海で浮遊していたものが岩などに付着して育ちます。大あおさや穴あおさなどの種類があり、20cm~30cmの所々切れ込みが入ったような円形をしています。本日はあおさを汁物で提供しますが、サラダや天ぷらなどでも美味しくいただけます。

令和6年4月22日(月)の給食

鶏肉のガーリック焼き

ひじきペンネ

ミネストローネ

白飯

牛乳

 

 

ミネストローネの出汁は、昆布でとっています。洋風のスープの出汁は、鶏ガラからとったりコンソメスープを使ったりしますが、食物アレルギー対応を28品目実施している本市の中学校給食では、ひとりでも多くの生徒に同じ献立を食べてもらうために、あえて昆布で出汁をとっています。

今、和食や日本の出汁が世界から注目されていて、イタリアンやフレンチに和食の出汁、旨味が応用されています。昆布から引き出したグルタミン酸、トマトに含まれるグルタミン酸の旨味を重ねた本市の中学校給食ならではのミネストローネです。

令和6年4月19日(金)の給食

ちくわの天ぷら

大根とツナの和え物

若竹うどん

エコ昆布

白飯

牛乳

 

ちくわは、魚の肉のすり身を竹などの棒に巻きつけて、焼いたり蒸したりした加工食品です。板の上にすり身をのせた板蒲鉾(いたかまぼこ)が現れる前は、ちくわが蒲鉾と呼ばれており、江戸時代までは高級品でした。板蒲鉾と区別するため、串を抜くと筒状になり竹の切り口に似ているので、竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)と呼ぶようになり、略して「竹輪(ちくわ)」と呼ばれるようになりました。

愛媛県では、えびのすり身を入れたえびちくわ、徳島県では竹を抜かずにそのまま提供する竹ちくわがあります。

令和6年4月18日(木)の給食

大根のカレーそぼろ煮

ビーフンサラダ

沢煮椀

白飯

牛乳

  

大根は、古代エジプトでも栽培されていたそうです。日本書紀にも「おほね」という名前で大根のことが書かれており、古くから日本の人々は大根を食してきました。

大根は、部位によって味や食感が異なり、葉に近い上の部分は甘味があり水分が多いため、サラダなどの生食に向いています。胴の部分は甘みと辛みのバランスが良く煮物に向き、下の部分は辛みが強く繊維質が多いので汁物に適しているといわれています。

 

令和6年4月17日(水)の給食

ミンチカツ

アスパラガスの和え物

わかめ汁

白飯

牛乳

 

アスパラガスには造血作用のある葉酸、高血圧予防によいとされるカリウムなどが含まれます。また「アスパラギン酸」というアミノ酸も豊富に含まれており、アスパラギン酸は新陳代謝を促し疲労回復に効果があるといわれています。

アスパラガスの代表的なものは、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。太陽の光にあてて育てたものがグリーンアスパラガス、土をかぶせて太陽の光をあてずに育てたものがホワイトアスパラガスです。その他にも紫アスパラガスといってアントシアニン色素を含むものもあります。

 

 

令和6年4月16日(火)の給食

鶏肉の照り焼き

大根ときゃべつのおかか和え

打ち豆汁

白飯

牛乳

 

 

打ち豆とは大豆を水に漬けたり蒸したりしたものを、石うすの上にのせて木づちで潰して乾燥させたものです。大豆はたんぱく質を多く含むことから、肉や魚が今より手に入らなかった昔、日本ではよく食べられてきました。打ち豆は火が早くとおるので味が染みやすい特徴があり、様々な料理に使用できます。

打ち豆汁は、滋賀県、福井県の郷土料理としても有名です。その他の地域では北陸地方で煮物や和え物などに打ち豆が使用され、家庭料理としてよく食べられているそうです。

令和6年4月15日(月)の給食

ポークカレー

もやしサラダ

チーズ(スライス)

もち麦入りごはん

牛乳

 

 

もち麦の歴史はとても古く、紀元前3000年頃までに西南アジアで栽培され、その後ユーラシア大陸本土とアフリカ東北部に広く伝わりましたが、現在は、日本を含む東アジアでしか栽培されていません。

兵庫県福崎町では、もち麦を古くから栽培し、団子などに加工して食べていました。昭和30年頃に食生活が変わり、あまりもち麦を消費しなくなり栽培を中断しましたがその後、昭和61年から試験栽培を行い、福崎町の伝統作物として復活させました。食物繊維が豊富なもち麦は学校給食にも活用されています。

令和6年4月12日(金)の給食

きびなごのからあげ

ひじきの炒め煮

ふし汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

 

 

給食センターでの残食量を減らす取り組みの中に「エコ昆布」があります。エコ昆布は、出汁を取った後の昆布を利用するので「エコ昆布」と名前がついています。毎回の提供はできないのですが、献立を見て、月に2回程度提供します。味付けは醤油と酒のみのシンプルな味です。白飯をあと一口多く食べるなど、一人一人が意識することで、残食量を低下させることに繋がります。

 

 

令和6年4月11日(木)の給食

豚肉のしょうが炒め

切干大根の煮物

大根のみそ汁

白飯

牛乳

 

 

今日から今年度の給食が始まります。給食は学校で食べる「食事」ということだけではなく、みなさんが健康で中学校生活を送ることができるように、さらには将来にわたって健康な生活を送るために望ましい食習慣を身につけることができるようにと食材を選び献立を立てて、素材の味を生かした味つけをするなど、さまざまな工夫を凝らしたものになっています。
You are what you eat.(あなたのからだは、あなたが食べたものでできています)

令和6年3月22日(金)の給食

鯖のしょうが煮

きゃべつの磯香和え

そうめん汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

今日は、今年度の給食最終日です。私たちの体は、私たちが食べたものでつくられています。「食べること」について考えることは、自分の生活と向き合い、自分の命を大切にすることにつながります。心も体も健康に生きていく力を毎日の給食を通して身につけていきましょう。

令和6年3月21日(木)の給食

チキンカツ

ツナごぼうサラダ

ポテトスープ

白飯

牛乳

 

ごぼうを食べる習慣がある国は少なく、日本では木の根っこのようなものを食べていると驚かれることもあるそうです。中国では薬として扱われたり、韓国ではごぼう茶というお茶がありますが、ごぼうを食用とする習慣がある国は少ないです。

このように世界各地ではほとんど食用とはされていない野菜ですが、和食が世界で注目される中でごぼうを食べる習慣が少しずつ世界で知られるようになりました。

令和6年3月19日(火)の給食

鶏肉の西京焼き

じゃがいものきんぴら

すまし汁

たくあんごはん

牛乳

 

きんぴらとは、細切りにした食材を甘辛く炒めた料理です。きんぴらという料理が生まれたのは江戸時代の事だといわれています。このきんぴらという不思議な名前はある人の名前からついたそうです。その人は、クマと相撲をとったことで有名な、「まさかりかついで金太郎」の金太郎の息子だといわれています。今日は、じゃがいもを使用したきんぴらです。

令和6年3月18日(月)の給食

かつおのカレーソース

野菜とささみのポン酢あえ

はるさめスープ

白飯

牛乳

 

春雨(はるさめ)は、じゃがいものでんぷんや緑豆という豆のでんぷんから作られています。給食では、緑豆のでんぷんで作った春雨を使っています。

春雨は、つるっとした食感が魅力です。透明で細長い形が、しとしと降る春の細い雨を思わせることから、漢字で春の雨と書いて「春雨」と呼ばれています。乾燥した春雨を水や湯で戻してから、汁物や炒め物、サラダなど様々な料理に使用できます。

令和6年3月15日(金)の給食

こんぶの炒め煮

いかのしょうが和え

いそか汁

白飯

牛乳

 

 

 

イカの体長は2cmの小さなものから10mを超す巨大なものまで生息しています。また、種類も多く、世界に約500種類もいます。季節によってとれるものが違い、冬から春にかけてはヤリイカ、夏にはスルメイカが美味しいです。

イカは、色々な種類のアミノ酸が豊富に含まれている高たんぱく質食材で、成長期の皆さんや筋肉をつけたい運動部の人にとっては心強い食べ物です。なかでも、タウリンと呼ばれるアミノ酸は、筋肉の疲労回復や運動機能の向上に効果があるといわれています。

令和6年3月13日(水)の給食

鶏肉のからあげ

もやしのピリ辛和え

きゃべつのみそ汁

白飯

牛乳

 

きゃべつは世界で最も古い野菜の一つといわれています。きゃべつが育つ適温は、15~20℃で、暑さを嫌う野菜です。しかし、1年中お店で見かけます。これは、南から北へ、平地から高原へと、日本の国土を生かして、産地リレーが行われているからです。

春きゃべつ、夏秋きゃべつ、冬きゃべつとそれぞれ歯ごたえや味に特徴があります。葉の巻きがやわらかく、独特の香りや歯ごたえが楽しめるのは春きゃべつです。

令和6年3月12日(火)の給食

ポークしゅうまい

にんじんサラダ

マーボー豆腐

白飯

牛乳

 

中華料理は四川、上海、北京、広東という種類がありますが、マーボー豆腐は四川料理の代表的な料理です。中国の豆腐料理の中でも世界の人々に一番よく知られている豆腐料理だそうです。

マーボー豆腐をはじめて作った店は、中国成都(せいと)にある陳(ちん)麻婆豆腐店です。今でもこの店は中国の人々に大人気で、わざわざこの店にマーボー豆腐を食べに行くこともあるそうです。

 

令和6年3月11日(月)の給食

さわらの塩焼き

ひきないり

ざくざく汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

平成23年3月11日に起きた東日本大震災から13年が過ぎました。当時、被災地ではボランティアの方々からの炊き出しに、たくさんの人が励まされました。私たちが毎日の食事をとる事は、決して当たり前のことではありません。日々の食事をとることに感謝の気持ちを忘れないでください。

今日は、東日本大震災を忘れず、水や食べ物の大切さを考えてもらうために、東北震災から学ぶ献立にしています。生きるための食だけではなく、普段の生活から知識を蓄え、生きのびるための食の力もつけましょう。

令和6年3月8日(金)の給食

ぶりの照り焼き

五色和え

沢煮椀

あずきごはん

牛乳

 

今日はお祝い献立です。3年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。1、2年生のみなさんは進級おめでとうございます。

古くから日本では赤い食べ物には魔除けの力があり、災いを避ける力があるとされてきました。このことから小豆を使った料理がお祝いの席などで振る舞われるようになりました。給食センターではこれからも、皆さんが元気に将来の夢に向かって進んでいけるようにと願いをこめて給食を作り続けます。

令和6年3月7日(木)の給食

赤えいのから揚げ

三色サラダ

コーンスープ

白飯

牛乳

 

兵庫県の取組を通じて県内の水産漁連から、兵庫県産の赤えいが提供されました。

赤えいとは、瀬戸内海に生息する美味しい魚の代表格として古くから親しまれてきた、魚の仲間です。しかし、近年えいを食べる頻度が少なくなり、赤えいの個体数が増えたため二枚貝がどんどん食べられ、アサリの漁獲量が減少するといった影響が出始めています。赤えいは、見た目とは裏腹に良質なタンパク質を豊富に含む白身魚で、肉質が鶏肉に似ていることから、から揚げに最適な魚です。

令和6年3月6日(水)の給食

ハンバーグ

ポテトサラダ

ワンタンスープ

白飯

牛乳

 

ポテトサラダに使うじゃがいもの量は、中学校給食の4000食で約155kg使用しています。小さなじゃがいもが納品されると、その分じゃがいもの個数が増えてしまい、作業にも負担がかかるので、野菜は大きさを指定し納品してもらっています。他にも、じゃがいもに芽がはえてしまったものは、学校給食としては扱えないので、そのようなものが納品されると交換となり、業者さんに再度運んでもらいます。

食材一つでもしっかりと検品し、安全で安心な給食づくりに努めています。

令和6年3月5日(火)の給食

鯖のごまだれ焼き

菜の花の和え物

じゃがいものみそ汁

もち麦ごはん

牛乳

 

菜の花は、菜花(なばな)や花菜(はなな)とも呼ばれているアブラナ科の野菜です。春に旬を迎え、春を告げる野菜です。春は動物たちが冬眠から目を覚ますように、草木も目を覚まして元気に活動を始める季節です。菜の花のように苦みがあり春ならではのものを食べて体をしっかり目覚めさせましょう。

菜の花にはビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、その中でもビタミンCの含有量は野菜の中ではトップクラスです。

令和6年3月4日(月)の給食

ポークカレー

フレンチサラダ

チーズ(キッス)

白飯

牛乳

 

 

チーズは昔、アラビアの商人が羊の胃袋でできた水筒に乳を入れて持ち歩いていたところ、偶然にできた食べ物です。これは羊の胃袋から浸みだしたレンネットという酵素の働きでつくられたものです。このように今、私たちが食べている食品の中には偶然できたものもいくつかあります。色々な食材や食品などの由来を調べてみると面白いかもしれません。

 

令和6年3月1日(金)の給食

ちらし寿司

 酢飯

 ちらし寿司の具

野菜のおかか和え

春のおすまし

ひなあられ

牛乳

 

 

3月3日は、ひな祭りです。「桃の節句」とも「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれます。雛人形を飾る風習は、室町時代頃に始まり、一般に広まったのは明治時代以降といわれています。

桃の節句に作られる行事食には、はまぐりのお吸い物やひしもち、ちらし寿司などがあります。今日は、ちらし寿司の具を酢飯にかけた、ちらし寿司とひなあられをつけています。行事食のいわれは、給食の献立表で確認することができます。

令和6年2月29日(木)の給食

高野豆腐の含め煮

貝柱と白菜のしょうが煮

豚汁

白飯

牛乳

 

 

高野豆腐は豆腐を凍らせてつくります。高野山のお坊さんがつくりだした食べ物なのでこの名前がついたとも言われています。高野豆腐は、豆腐よりも長く保存ができ、運びやすく、保存食として便利な食べ物です。

豆腐は大豆イソフラボンやタンパク質などの栄養素が豊富な食品ですが、その豆腐を凍らせた高野豆腐にはこれらの栄養素が濃縮されているので豆腐より栄養価が高く大豆のうま味も詰まっています。

令和6年2月28日(水)の給食

コーンソテー

カレーうどん

白飯

みかん

牛乳

 

 

カレーはインドから伝わってきたものですが、「カレーうどん」は日本独自に進化してきた食べ物 です。カレーうどんの発祥は1904年頃、東京・早稲田にある蕎麦店「三朝庵 (さんちょうあん)」というお店が開発したメニューだと言います。

当時、カレーライスが人気となりカレーライス店に偏りがちな客足を取り戻そうと、蕎麦店が考えたメニューがカレーそばだったそうですが、広く伝わっていく間にうどんの方がオーソドックスになってきたようです。

令和6年2月27日(火)の給食

そぼろ煮

はりはり大根

すまし汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

 

「うま味」というものを発見したのは、池田菊苗(いけだ きくなえ)という大学教授です。

ある日、湯豆腐を食べていた池田博士は、この湯豆腐がおいしいのは、昆布によるものではないかと気づき、昆布のうま味が「グルタミン酸」であることを発見しました。この発見がきっかけで「うま味調味料」というものができました。

給食では、昆布、けずりぶし、煮干しなどから「うま味」を引き出すように調理しています。

令和6年2月26日(月)の給食

かぼちゃコロッケ

コールスローサラダ

コーンポタージュ

白飯

牛乳

 

 

コールスローの歴史は大変古く、古代ローマ時代から食べられていたといいます。コールスローの名前の由来は、オランダ語の「koolsalade(キャベツサラダ)」から派生した「koolsla(コールスラ)」だとされています。英語圏の国で「cole(アブラナ科の植物)」「 slaw(刻みキャベツを基本材料にしたもの)」という意味の単語を合わせて、「coleslaw(コールスロー)」と呼ばれるようになりました。

令和6年2月22日(木)の給食

ひじきの炒め煮

大根のレモン漬け

かす汁

白飯

牛乳

 

 

かす汁に入れる酒かすは日本酒を作るときにできます。酵母(こうぼ)、麹(こうじ)、水、蒸し米を発酵タンクに仕込み20~30日間かけて発酵させて作ります。発酵が終わり熟成したもろみを絞ると日本酒と酒かすに分かれます。

また、酒の原料としては山田錦という酒米がよく使われます。兵庫県は山田錦の産地として有名で、生産量の約8割を占めています。

令和6年2月21日(水)の給食

揚げ餃子

ブロッコリーの中華サラダ

ラーメン

白飯

牛乳

 

 

水戸藩が残した『朱舜水氏談綺(しゅしゅんすいしだんき)』によると、1689年、「福包(ふくつつみ)」という鴨肉の餃子が徳川光圀(水戸黄門)に献上されたとしています。江戸時代にはすでに伝来していた餃子でしたが、当時は肉食が禁止されていたこともあり、あまり普及しませんでした。

肉食が解禁され、第二次世界大戦以降、満州で生活していた人々が日本に移住したことを機に状況は一転し、全国各地で餃子を再現する家庭や、餃子を取り扱うお店が増え、少しずつ日本に定着していきました。

令和6年2月20日(火)の給食

きんぴら

ゆばと野菜の和え物

だいこんのみそ汁

古代米ごはん

牛乳

 

きんぴらという料理が生まれたのは江戸時代のことだと言われています。このきんぴらという不思議な名前はある人の名前からついたそうです。その人はクマと相撲をとったことで有名な金太郎さんの息子だと言われています。

この金平(きんぴら)さんは、親の金太郎さん以上に力持ちで元気だったそうで、食べると元気になるごぼうの炒め煮が「金平ごぼう」と名付けられたそうです。

令和6年2月19日(月)の給食

鰆の西京焼き

水菜とだいこんの和え物

小松菜のみそ汁

白飯

牛乳

 

水菜は茎が白いため淡色野菜と思われるようですが、実は緑黄色野菜です。体内に入るとビタミンAに変わるカロテンが豊富です。ビタミンCも多いので、粘膜や皮膚を健康に保ち免疫力も上がり病気にかかりにくい体になります。

また、水菜にはカルシウムも多く含まれていますが、今日の献立のようにカルシウムの吸収率を高めるビタミンDが豊富な鰆との組み合わせで、効率的にカルシウムを摂取することができます。

令和6年2月16日(金)の給食

鶏肉のにんにくソースかけ

中華そぼろ

八宝菜

白飯

牛乳

 

にんにくの原産地は中央アジアと言われていますが、歴史に登場するのは紀元前4500年の古代エジプトになります。現存する最古の医学書「エーベル・パピルス」には薬として記載されています。

当時エジプトでは、にんにくと玉ねぎが重要な作物として利用されていました。特に、にんにくはピラミッド建設の労働者に支給されるものとして粘土板に書かれています。にんにくの強壮作用は過酷なピラミッド建設を成し遂げる食べ物として地中海地域に広まったそうです。

令和6年2月15日(木)の給食

発芽玄米ごはん

ハッシュドビーフ

ポテトサラダ

きんかん

牛乳

 

 

小さくて皮ごと食べられるきんかん(金柑)は、中国原産の柑橘類の1つです。食用と鑑賞用があり、食用は皮が甘くてマーマレードのようなほろ苦さと風味があり、果肉には酸味があります。

食用きんかんの多くは江戸時代に中国船から静岡県に伝わったと言われている「寧波(ネイハ・ニンポウ)きんかん」という品種で、円形~楕円形で重さは12~16gほどで、皮が薄いので皮ごと食べられます。主に宮崎県や鹿児島県など暖かい地域で栽培され、完熟したものは甘くて風味も良好です。

 

令和6年2月14日(水)の給食

さといもの炒め煮

小松菜のおかか和え

ぼたん汁

白飯

牛乳

 

 

丹波篠山市の郷土料理には「ぼたん鍋」があります。今日のぼたん汁はこの「ぼたん鍋」に習いだし汁に猪肉と季節の野菜を入れてみそ汁に仕上げました。始まりは、1908年(明治41年)頃、丹波篠山市で捕獲したイノシシの肉をみそ汁に入れて食べたことや、料理旅館に持ち込んで、みそ仕立ての鍋物にしたことだと言われています。

「ぼたん鍋」という言葉が登場するのは昭和になってからで「ぼたん鍋」という言葉から発想を得た地元の料理旅館が、猪肉を牡丹の花びらのように並べて皿に盛り付け、客に提供するようになったことがきっかけです。

令和6年2月13日(火)の給食

豚肉の角煮

もやしの和え物

ゆずか汁

白飯

牛乳

 

 

ごはんとおかずをいっしょに口に入れて、口の中で混ぜ合わせながら食べることを「口中調味(こうちゅうちょうみ)」と呼びます。

これは、古くからの日本独自の食べ方です。最近では、欧米型食文化の「ばっかり食べ」(おかずばっかりを先に食べる食べ方)をする人が増えているようですが、口中調味にはご飯の量で味を調整して濃い味に慣れない、噛む回数が増えることにより唾液が増え消化吸収を助け、食べ過ぎを防ぐなど様々な効果が認められています。