今日の給食

2024年4月の記事一覧

令和6年4月26日(金)の給食

鶏肉の海苔塩揚げ

もやしナムル

はるさめスープ

白飯

牛乳

 

 

炒め物や今日のナムルのような和え物などいろいろな料理に使えるもやしですが「もやし」とはひとつの野菜を表す言葉ではなく、種や豆から出てくる新しい「芽」のことです。「かいわれ」や「豆苗」「スプラウト」も、もやしの仲間です。

平安時代に書かれた、日本で最も古い薬草の本「本草和名」(ほんぞうわみょう)では、毛也之(もやし)として紹介されており、当時は薬用として栽培されていたという話があります。

令和6年4月25日(木)の給食

鯛の塩焼き

こづゆ

すまし汁

あずきごはん

牛乳

桜餅

 

 

本日の献立は入学お祝い献立です。あずき、鯛などのお祝いに欠かせない食材を使用しています。

また、こづゆは福島県の郷土料理です。祝い事や祭りの際など、来客をもてなすときに出す料理として長い間受け継がれています。具材の数は7または9種類にすると、奇数で割り切れないため縁起が良いとされています。こづゆは100年以上前から食べられており、昔は「一の重」「二の重」の2つのお椀に分けて盛りつけられていたそうです。

令和6年4月24日(水)の給食

鶏肉のトマト煮

切干大根サラダ

リボンパスタスープ

白飯

牛乳

 

 

パスタの誕生については諸説ありますが、小麦や穀物を粗挽きにし、粥状に煮込んだプルスという料理が起源ではないかといわれています。パスタはマカロニ、ペンネ、スパゲッティ、ラザニアなどのイタリア語での麺食品の総称です。マカロニの語源は、イタリア語のマッケローニが英語になったものです。

マカロニの形には、穴の開いた筒のような形や、貝殻(シェル)や車輪(ルオーテ)の形、リボンの形をしたものなど、たくさんの種類があります。今日のリボンパスタスープには、ファルファレという名前のリボンのような形をしたマカロニを使っています。

令和6年4月23日(火)の給食

おろしハンバーグ

きゃべつサラダ

あおさ入りみそ汁

白飯

牛乳

 

 

青のりとあおさは見た目がとても似ていますが全くの別物です。生息域やのりとしての種類、形状もさまざまな違いがあります。青のりは、海水と淡水が混ざり合う水域で育つ海藻で、もとの形は糸状です。

一方、あおさはある程度水温が高い場所で浅い海で浮遊していたものが岩などに付着して育ちます。大あおさや穴あおさなどの種類があり、20cm~30cmの所々切れ込みが入ったような円形をしています。本日はあおさを汁物で提供しますが、サラダや天ぷらなどでも美味しくいただけます。

令和6年4月22日(月)の給食

鶏肉のガーリック焼き

ひじきペンネ

ミネストローネ

白飯

牛乳

 

 

ミネストローネの出汁は、昆布でとっています。洋風のスープの出汁は、鶏ガラからとったりコンソメスープを使ったりしますが、食物アレルギー対応を28品目実施している本市の中学校給食では、ひとりでも多くの生徒に同じ献立を食べてもらうために、あえて昆布で出汁をとっています。

今、和食や日本の出汁が世界から注目されていて、イタリアンやフレンチに和食の出汁、旨味が応用されています。昆布から引き出したグルタミン酸、トマトに含まれるグルタミン酸の旨味を重ねた本市の中学校給食ならではのミネストローネです。

令和6年4月19日(金)の給食

ちくわの天ぷら

大根とツナの和え物

若竹うどん

エコ昆布

白飯

牛乳

 

ちくわは、魚の肉のすり身を竹などの棒に巻きつけて、焼いたり蒸したりした加工食品です。板の上にすり身をのせた板蒲鉾(いたかまぼこ)が現れる前は、ちくわが蒲鉾と呼ばれており、江戸時代までは高級品でした。板蒲鉾と区別するため、串を抜くと筒状になり竹の切り口に似ているので、竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)と呼ぶようになり、略して「竹輪(ちくわ)」と呼ばれるようになりました。

愛媛県では、えびのすり身を入れたえびちくわ、徳島県では竹を抜かずにそのまま提供する竹ちくわがあります。

令和6年4月18日(木)の給食

大根のカレーそぼろ煮

ビーフンサラダ

沢煮椀

白飯

牛乳

  

大根は、古代エジプトでも栽培されていたそうです。日本書紀にも「おほね」という名前で大根のことが書かれており、古くから日本の人々は大根を食してきました。

大根は、部位によって味や食感が異なり、葉に近い上の部分は甘味があり水分が多いため、サラダなどの生食に向いています。胴の部分は甘みと辛みのバランスが良く煮物に向き、下の部分は辛みが強く繊維質が多いので汁物に適しているといわれています。

 

令和6年4月17日(水)の給食

ミンチカツ

アスパラガスの和え物

わかめ汁

白飯

牛乳

 

アスパラガスには造血作用のある葉酸、高血圧予防によいとされるカリウムなどが含まれます。また「アスパラギン酸」というアミノ酸も豊富に含まれており、アスパラギン酸は新陳代謝を促し疲労回復に効果があるといわれています。

アスパラガスの代表的なものは、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあります。太陽の光にあてて育てたものがグリーンアスパラガス、土をかぶせて太陽の光をあてずに育てたものがホワイトアスパラガスです。その他にも紫アスパラガスといってアントシアニン色素を含むものもあります。

 

 

令和6年4月16日(火)の給食

鶏肉の照り焼き

大根ときゃべつのおかか和え

打ち豆汁

白飯

牛乳

 

 

打ち豆とは大豆を水に漬けたり蒸したりしたものを、石うすの上にのせて木づちで潰して乾燥させたものです。大豆はたんぱく質を多く含むことから、肉や魚が今より手に入らなかった昔、日本ではよく食べられてきました。打ち豆は火が早くとおるので味が染みやすい特徴があり、様々な料理に使用できます。

打ち豆汁は、滋賀県、福井県の郷土料理としても有名です。その他の地域では北陸地方で煮物や和え物などに打ち豆が使用され、家庭料理としてよく食べられているそうです。

令和6年4月15日(月)の給食

ポークカレー

もやしサラダ

チーズ(スライス)

もち麦入りごはん

牛乳

 

 

もち麦の歴史はとても古く、紀元前3000年頃までに西南アジアで栽培され、その後ユーラシア大陸本土とアフリカ東北部に広く伝わりましたが、現在は、日本を含む東アジアでしか栽培されていません。

兵庫県福崎町では、もち麦を古くから栽培し、団子などに加工して食べていました。昭和30年頃に食生活が変わり、あまりもち麦を消費しなくなり栽培を中断しましたがその後、昭和61年から試験栽培を行い、福崎町の伝統作物として復活させました。食物繊維が豊富なもち麦は学校給食にも活用されています。