「音楽会で、何を一番大切にする?」
職員の打ち合わせの中で、どのような音楽会にしたいのか、子どもたちにどのような力を育てたいのかどのような姿をめざすのかを、じっくりと話し合いながら取り組んできました。
”音”を”楽しむ”と書いて音楽。何よりも、子どもたちが歌うことや演奏することを楽しんで、主体的に取り組めるようにしたい、という願いを持ちました。
合同の歌の様子
歌は、子どもたちがイメージを膨らませながら歌える歌や、歌詞の意味を味わって歌える歌など、教師の願いを込めて選曲しました。
合奏の様子(5歳児)
合奏では、子どもたちが自由に楽器に触れる中で生まれたリズムを取り入れながら、楽曲や楽器にあった演奏の仕方を、教師と一緒に探しながらつくりあげていきました。
歌いながら、歌詞に合わせて事前と身振り手振りで表現する姿や、リズムに乗ってダンスをするように楽器を鳴らす姿も出てきたのですが、そんな子どもたちの自然な表現、楽しんでいる表現を、できる限り取り入れていきました。
出番を終えた子どもたちはみんな笑顔
友達と一緒に取り組んだ楽しさ、力を出し切った満足感、お客さんに聴いてもらえた喜び・・・様々な思いを胸に、おうちの人と一緒に帰って行ったのではないかなと思っています。