学校では、連日、エアコン工事が進行中です。朝~夕刻まで一日中工事が行われています。中庭は、工事車両で一杯です。先生方の駐車スペースがなくて、毎日四苦八苦です。教室内の室内機の取り付け工事も始まりました。8月末の工事完了を予定しています。
連日蒸し暑い日が続き、電力消費量はうなぎ登りだそうです。その多くはエアコン使用によるものです。夏の高校野球、甲子園の決勝が行われる日に、そのピークを迎える予測があるそうです。エアコンをつけながらテレビ観戦する人が多いのです。
指一本で望みが叶う。暑ければエアコンのスイッチを押せば、不快な温度が快適な室温へと変わる。AIが進み、すべてのことが自動化される未来を目指しています。何も自分が意思決定しなくても生きていけるような環境を、我々人類は目指しているのでしょうか。暑さ寒さに耐え忍び、生き延びてきた我々の祖先の歴史から見れば、現代人の「生きる力」は科学技術の進歩と共に衰える一方なのでしょう。その内、「生きる」ことも自分で考えなくても、快適なボタン一つで望みが叶う未来を目指していくのだと思います。「がまん」とかは、もういらなくなるような生活を実現したいと思っているようです。
「あれば便利、快適・・・あって当たり前」