学校日誌

学校日誌

5多田の里だより76【体育館とすずかけホールにて】

今日はたくさんの方が学校に来ています。子どもたちのための特別授業が開催されていました。

1年生の昔遊びと5年生の消防のお仕事 です。

体育館では地域の皆さんが1年生に教えてくれています。(地域の方は楽しかったと言っています。)遊びです。でも学びです。将来へとつながります。いつの時代も子どもは遊んで育ちます。昔子どもだった大人たちの顔を見れば、そう書いてあります。ありがとうございます。

 同じ時間5年生は、すずかけホールで消防士の方の話を聞いていました。

消防装備も見せてもらい、ヘルメットの重さ1Kgに驚いていました。日々訓練を行い、24時間勤務、時にはヘルメットが溶けることもあるという現場の話を一生懸命に聞いていました。そして子どもたちはいつまでも質問を続けたそうにしていました。ありがとうございました。明日から石川県へ行かれるそうです。

日々学校には様々な方が来られます。様々な大人と出会うことは、子どもたちにとってプラスになることでしょう。たくさんの人と出会い、いつか将来に夢を抱いてほしい、そう思います。大人は子どもたちにとってあこがれの存在です。きっと。

5多田の里だより75【長さの単位】

1年生の廊下を歩いていると、「校長先生!!」と手に何かを持って走ってきます。「廊下は走りません!!」と注意する前に、「どれどれ」と近づいて見てみます。

細長い枝のような生き物、子どもたちは知っています。「尺取り虫」です。でも、子どもたちは、尺とは何かを知りません。大人は知っています?それが長さの単位であること。そしてその名が、指で長さを図る動作に関係していることを。そんな話を子どもたちとわいわいしたいものです。「気持ち悪!!」ではなく、「ほうー!!」と驚きをもって出会いたいのです。子どもたちは大きな好奇心とともに毎日を生きて学んでいきます。その横にいることが喜びです。

指で長さを図ってみましょう。指が「尺取り虫」に変身です。

5多田の里だより74【通称Tadaプロの活動】

昨年2学期から始めたプロジェクトTADA。5,6年の希望者による何をするか自分たちで決めるプロジェクトとです。昨年は、「学校に癒しをつくる」ということで生き物を飼うという話し合いから、動物アレルギーや飼育の容易さなどを考え「魚を飼う」ということになりました。魚にしても買ってくるものでは面白くないので、猪名川で採取して飼育することとなりました。その成果がこちらです。

御社橋(赤橋)の下での調査です。

メダカではなく、カワムツの稚魚と考えられます。職員室前の水槽にいるので、癒されてください。エビもいます。

こんな感じで校長室で話し合っています。

そして今年度第一回目は、みんなで掃除をすることから始まりました。

定番のほうきに塵取りですが、なぜかデッキブラシによる階段掃除です。理由を聞くと汚れがこびりついているから擦り取るんだということです。しっかりと理由があるのでした。常識が正しいとは限らないということを子どもたちから教えてもらいました。さて次回は何をするのでしょう。楽しいTadaプロです。

 

5多田の里だより73【地震避難訓練】

昨日に引き続き、今日は地震避難訓練を行いました。昨日はEARTHの先生方の授業を受けて学習し、今日は訓練です。能登半島の地震情報も目にしているでしょう。家庭でも地震が起きたらどうするか真剣な話もあったことでしょう。29年前の明日、阪神淡路大震災がありました。あの日の理科室の吐きそうになったガスのにおいを思い出します。災害はいつ起きるかわかりませんが、備えや思考はいつでもできます。定期的に真剣にどうするか訓練と思考と話し合いが必要だと改めて思いました。そして利根先生が、EARTHとして支援に行った珠洲市の様子についてみんなに伝えました。教師も子どもも静かに聞き入っていました。他人事ではなく、自分のこととして考えてくれていました。

5多田の里だより72【訓練・研修・学び・備え】

1月15日(月)6校時、2~6校時全学級で、阪神地区の震災・学校支援チーム(EARTH)【アース】の皆さんが研究授業を行いました。小・中・高・特支学校の先生たちです。

アースとは「防災・減災に関する専門的な知識や実践的な対応力を備えた教職員のチームです。
大災害発生時には、避難所となった学校への支援(避難所開設・運営、学校の早期再開、心のケア等)を行います。平時には、県内外・海外への防災教育や防災体制に係る講演等を行っています。」(https://www.hyogo-c.ed.jp/~kikaku-bo/EARTHHP/)です。

兵庫県は阪神淡路大震災を経験し、他府県からたくさんの支援を頂きました。その経験をもとに取り組まれています。毎年訓練や研修を行い、その実践力を高めるために行われた研修会の会場となりました。子どもたちも前向きに取り組んでいました。先生たちだけでなく、子どもたちにとってもとても良い学びの場となったはずです。

その後すずかけーホールで研修が行われました。

熱を帯びた研修です。学校種の垣根を越えて話し合いが行われていました。能登半島の地震にもアースのメンバーが支援に派遣されています。これからも交代で派遣され、現地の学校を支援していくそうです。他人事ではなく、自らに関係があることとして学ばせてもらいました。29年前のあの日からの学校を思い出しています。

5多田の里だより71【3学期が始まりました】

楽しい冬休みも終わり、3学期が始まりました。1月9日(火)始業式です。寒い体育館に集まり、短い時間で実施しました。その寒さを通して地震で避難されている人々のことを考えずにいることはできませんでした。子どもたちも他人事ではなく考えてほしいと思いましたが、きっと冬休み中に様々なことを考えたことでしょう。そう思います。そして、多田小学校は一人増えて全校生466人になりました。寒いけどとっても暖かい体育館でした。

5多田の里だより70【ありがとうございます】

終業式の日です。2学期もあっという間に今日の日を迎えました。毎日毎日学校に登校し、下校していきます。その繰り返しを見守ってくれる大人がいます。

『安全協力員』の皆さんです。今日は、そんな皆さんに感謝の思いを伝える会が開かれました。今日は12人の皆さんが参加してくれました。

ワクWORK隊の皆さんが司会進行をしてくれました。

見守りを始めて10年とのことです。その時の6年生は22才になっています。すごいことです。

6年生と1年生が代表して感謝状と色紙をお渡ししました。色紙にはお手紙と折り紙がついています。

最後は笑顔と手を振ってお別れです。「とっても寒い体育館ですがとっても温かい空気に感じます」と教頭先生が語っていました。

いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

5多田の里だより69【-2℃から94℃の学校】

とても寒い朝です。ふれあい広場の鉢植えに霜柱が立っていました。

球根の芽の間に隙間があります。盛り上がった固い土は霜柱で支えられています。そんな2学期最終盤給食のない一日ですが、そんな日でもお世話を忘れてはいませんでした。

そんな日の授業中、1年生があるところに順番で見学に向かいました。

給食室へ初潜入です。大釜に大きなしゃもじ?自動洗浄機や消毒装置に大きな炊飯器など初めて見る大きな装置にくぎ付けです。

食器を安全に衛生的に保管しています。94℃で殺菌します。

安全でおいしい給食をつくる給食室のみんなです。「いつもありがとうございます。」という1年生の見学でした。

そして終業式前日のメイン、大掃除も行いました。

椅子の足の裏のほこりも取って廊下に出していきます。雑巾が大活躍です。あれ?先生ではない大人の方が一緒に手伝ってくれています。PTAの有志の皆さんが一緒に手伝ってくれています。ありがとうございます。

 

普段はしないタブレット保管庫も掃除です。

南館トイレは乾式ですが、北館トイレは旧式の水を撒いての掃除です。とっても寒い掃除ですが、しっかりやってます。

なぜか大掃除も楽しそうな多田小の子どもたちです。

 

5多田の里だより68【5年2組総合学習:子どもたちからの報告】

5年生が総合の時間に自分たちの学校を考える取り組みを行いました。その成果を皆さんにお知らせしたいと思います。以下5年2組からのお知らせです。

 

2023年 5年2組 総合学習「学校生活をより良くする」

スポーツ21の裏側にはハチや鳥がいるので危険なのに、入っている人がいました。なので2組はスポーツ21の裏側に柵を作りました。

という内容です。学校での遊びを安全に過ごせるようにと考え、柵を作成して設置しています。楽しく安全に校内で遊んでほしいという願いでもあります。危険個所には立ち入らないように、自分で判断してくださいね。

5多田の里だより68【いい風景】

今日も学校はいい天気です。教室や運動場も子どもたちが楽しそうに学習に取り組んでいます。

 

かわいいリースを作成中です。

ハンドベースボールの練習中です。

先生が準備中に自分たちで整列しています。空は真っ青です。クスノキの下から見上げると飛行雲を伸ばしながら飛んでいます。なぜ雲ができるのでしょう?

午後からは2年生がごみの勉強をしています。市の職員のみなさんがパッカー車とともに教えてくれました。

教室、運動場、駐車場、学びの場はどこまでも広がります。