学校日誌

5多田の里だより72【訓練・研修・学び・備え】

1月15日(月)6校時、2~6校時全学級で、阪神地区の震災・学校支援チーム(EARTH)【アース】の皆さんが研究授業を行いました。小・中・高・特支学校の先生たちです。

アースとは「防災・減災に関する専門的な知識や実践的な対応力を備えた教職員のチームです。
大災害発生時には、避難所となった学校への支援(避難所開設・運営、学校の早期再開、心のケア等)を行います。平時には、県内外・海外への防災教育や防災体制に係る講演等を行っています。」(https://www.hyogo-c.ed.jp/~kikaku-bo/EARTHHP/)です。

兵庫県は阪神淡路大震災を経験し、他府県からたくさんの支援を頂きました。その経験をもとに取り組まれています。毎年訓練や研修を行い、その実践力を高めるために行われた研修会の会場となりました。子どもたちも前向きに取り組んでいました。先生たちだけでなく、子どもたちにとってもとても良い学びの場となったはずです。

その後すずかけーホールで研修が行われました。

熱を帯びた研修です。学校種の垣根を越えて話し合いが行われていました。能登半島の地震にもアースのメンバーが支援に派遣されています。これからも交代で派遣され、現地の学校を支援していくそうです。他人事ではなく、自らに関係があることとして学ばせてもらいました。29年前のあの日からの学校を思い出しています。