今日の給食

今日の給食

令和6年5月2日(木)の給食

かつおの新玉ソース

たけのこの土佐煮

かきたま汁

豆ごはん

かしわもち

牛乳

 

 

鰹節は鰹の身の部分を乾燥させたもので、世界一硬い食べ物です。鰹節菌というカビの一種を表面に生えさせると、このカビが水分をどんどん吸い取ります。食べ物を乾燥させると保存ができるので、冷蔵庫がない江戸時代に鰹節菌で乾燥させる製法が生み出されました。また、鰹節菌が生えるとうまみ成分が増える効果もあります。このように、鰹節は日本人の知恵の結晶で世界に誇れる食べ物です。しかし、今はうま味調味料に押されて鰹節でダシをとることは少なくなっています。和食を支える鰹節を次世代に伝承するのはわたしたちの使命です。


         中2国語 世界に誇る伝統食~鰹節~ 小泉 武夫著より

令和6年5月1日(水)の給食

ツナポテト

ぶどうかん

キーマカレー

白飯

牛乳

 

 

ドイツではじゃがいもは主食として食べられていて、日本人にとっての白飯のような存在です。じゃがいもが主食になったのは、ドイツの風土と関係します。

ドイツは肥沃(ひよく)とは言えない土地なので、どんな食材でも良く育つというわけではありませんが、「じゃがいも」は良く育つ食材でした。そのため「じゃがいも」はドイツ料理の中心になっていきました。

令和6年4月30日(火)の給食

鰆の甘辛ソース

キャベツの和え物

すまし汁

白飯

牛乳

 

 

 

きゃべつの原産は大西洋・地中海沿岸といった瀬戸内地域によく似た気候の地域です。古代ギリシア・ローマ時代には、すでに栽培されていたといわれており、日本では江戸時代に観賞用として栽培され、食用としての栽培が始まったのは幕末以降だそうです。

兵庫県は日本有数のきゃべつの生産地で、中でも淡路、阪神、播磨、但馬地域が有名です。瀬戸内海に面した温暖な気候を生かした近郊農業が盛んなため、朝収穫したきゃべつを新鮮なうちに兵庫県内の販売店に届けることができるのが強みです。

令和6年4月26日(金)の給食

鶏肉の海苔塩揚げ

もやしナムル

はるさめスープ

白飯

牛乳

 

 

炒め物や今日のナムルのような和え物などいろいろな料理に使えるもやしですが「もやし」とはひとつの野菜を表す言葉ではなく、種や豆から出てくる新しい「芽」のことです。「かいわれ」や「豆苗」「スプラウト」も、もやしの仲間です。

平安時代に書かれた、日本で最も古い薬草の本「本草和名」(ほんぞうわみょう)では、毛也之(もやし)として紹介されており、当時は薬用として栽培されていたという話があります。

令和6年4月25日(木)の給食

鯛の塩焼き

こづゆ

すまし汁

あずきごはん

牛乳

桜餅

 

 

本日の献立は入学お祝い献立です。あずき、鯛などのお祝いに欠かせない食材を使用しています。

また、こづゆは福島県の郷土料理です。祝い事や祭りの際など、来客をもてなすときに出す料理として長い間受け継がれています。具材の数は7または9種類にすると、奇数で割り切れないため縁起が良いとされています。こづゆは100年以上前から食べられており、昔は「一の重」「二の重」の2つのお椀に分けて盛りつけられていたそうです。

令和6年4月24日(水)の給食

鶏肉のトマト煮

切干大根サラダ

リボンパスタスープ

白飯

牛乳

 

 

パスタの誕生については諸説ありますが、小麦や穀物を粗挽きにし、粥状に煮込んだプルスという料理が起源ではないかといわれています。パスタはマカロニ、ペンネ、スパゲッティ、ラザニアなどのイタリア語での麺食品の総称です。マカロニの語源は、イタリア語のマッケローニが英語になったものです。

マカロニの形には、穴の開いた筒のような形や、貝殻(シェル)や車輪(ルオーテ)の形、リボンの形をしたものなど、たくさんの種類があります。今日のリボンパスタスープには、ファルファレという名前のリボンのような形をしたマカロニを使っています。

令和6年4月23日(火)の給食

おろしハンバーグ

きゃべつサラダ

あおさ入りみそ汁

白飯

牛乳

 

 

青のりとあおさは見た目がとても似ていますが全くの別物です。生息域やのりとしての種類、形状もさまざまな違いがあります。青のりは、海水と淡水が混ざり合う水域で育つ海藻で、もとの形は糸状です。

一方、あおさはある程度水温が高い場所で浅い海で浮遊していたものが岩などに付着して育ちます。大あおさや穴あおさなどの種類があり、20cm~30cmの所々切れ込みが入ったような円形をしています。本日はあおさを汁物で提供しますが、サラダや天ぷらなどでも美味しくいただけます。

令和6年4月22日(月)の給食

鶏肉のガーリック焼き

ひじきペンネ

ミネストローネ

白飯

牛乳

 

 

ミネストローネの出汁は、昆布でとっています。洋風のスープの出汁は、鶏ガラからとったりコンソメスープを使ったりしますが、食物アレルギー対応を28品目実施している本市の中学校給食では、ひとりでも多くの生徒に同じ献立を食べてもらうために、あえて昆布で出汁をとっています。

今、和食や日本の出汁が世界から注目されていて、イタリアンやフレンチに和食の出汁、旨味が応用されています。昆布から引き出したグルタミン酸、トマトに含まれるグルタミン酸の旨味を重ねた本市の中学校給食ならではのミネストローネです。

令和6年4月19日(金)の給食

ちくわの天ぷら

大根とツナの和え物

若竹うどん

エコ昆布

白飯

牛乳

 

ちくわは、魚の肉のすり身を竹などの棒に巻きつけて、焼いたり蒸したりした加工食品です。板の上にすり身をのせた板蒲鉾(いたかまぼこ)が現れる前は、ちくわが蒲鉾と呼ばれており、江戸時代までは高級品でした。板蒲鉾と区別するため、串を抜くと筒状になり竹の切り口に似ているので、竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)と呼ぶようになり、略して「竹輪(ちくわ)」と呼ばれるようになりました。

愛媛県では、えびのすり身を入れたえびちくわ、徳島県では竹を抜かずにそのまま提供する竹ちくわがあります。

令和6年4月18日(木)の給食

大根のカレーそぼろ煮

ビーフンサラダ

沢煮椀

白飯

牛乳

  

大根は、古代エジプトでも栽培されていたそうです。日本書紀にも「おほね」という名前で大根のことが書かれており、古くから日本の人々は大根を食してきました。

大根は、部位によって味や食感が異なり、葉に近い上の部分は甘味があり水分が多いため、サラダなどの生食に向いています。胴の部分は甘みと辛みのバランスが良く煮物に向き、下の部分は辛みが強く繊維質が多いので汁物に適しているといわれています。

 

新着