今日は古典芸能の落語と英語落語を鑑賞しました。
朝から剣道部がその準備をしてくれました。高座の設置です。源心館から何枚も畳を運び積みあげて高座に見立てます。最後は落語家の方が準備をした布やめくりを置くと、見事に高座が出来上がりました。
落語家の桂三幸さん、桂三金さんが来られ、初めは「落語というものは?」と解説してくださいました。「物語を演じ、そして落ちがある」「発想、想像力を働かせ、頭を柔らかくして聞く」落語をする人は「人間を観察する」などです。服装が着物である理由や女性を演じるときのしぐさなど、生徒たちは説明に納得し感心していました。全員で「うどんの食べ方」を教わり試したあとは、生徒代表2名が高座に上がり演じました。次はその生徒たちが先生を指名し、指名された先生は「鼻のかみ方」を手ぬぐいを使って演じました。一生懸命演じてくれた3人は大きな拍手をもらいました。
そして質問コーナーでは「女性の落語家さんはいますか。」「芸名の由来は何ですか?」とありました。現在の落語界では女性は10~15%ぐらいだそうです。また、お二人は桂文枝さんのお弟子さんなので、文枝さんが「三枝」を名乗っていた時の「三」をいただき、元銀行員なので「三金」とつけたと答えていただきました。
古典芸能を身近に感じた楽しい時間となりました。