人生きていく、そのためには{食べる」。このことがまず最初にありきです。なくてはならない大切な行為です。生存欲のほぼすべてがこの食欲といっていいでしょう。
今日は、2年生5組の家庭科調理実習があり、完成した料理をわざわざ校長室まで配送してくれました。メニューは「鮭のムニエル」です。ご飯も炊きます。汁ものは中華風です。(小松菜、モヤシ、豆腐、ミンチ肉)ジャガイモをふかします。トマト、サラダ菜で色付けをします。メインのムニエルは皮がパリッと焼けていて、レモン汁を絞れば「おいしいー!」御馳走様でした。
江戸時代の学者、貝原益軒は養生訓が有名ですが、日本で初めての教育書といわれる和俗童子訓という書物があります。その中で、こう書かれています。「小人を育つるには、少しの飢えと寒さが必要」とあります。辛さに耐えること、我慢できること、辛抱が大切と説いています。飽食は病気の元、小食であれば病気になることは少ないということです。日本は豊かで?飢えを経験することはまずありませんが、毎日食べられることが当たり前でなく、有り難いことであることを折に触れ、自覚する必要があります。
「食べるために生きているのか、生きるために食べているのか 大きな違い」