【インフルエンザ罹患に関する届】
インフルエンザ罹患に関する届が変わります。詳しくは、「保健室より」に掲載しています。書式のダウンロードもできます。
北摂大会が続いています。先々週は野球部、先週末は、柔道、剣道、女子バレーボール、バスケットボール、サッカー、ソフトテニス、卓球が行われました。今週末には、陸上とバスケットボールが行われます。試合である以上結果が出るのは当たり前です。1回戦で敗れてしまうこともあれば、優勝まで勝ち進むこともあります。勝ち進むことよりも、いつかは負けの経験をほとんどのチームがすることになります。 競争心は、個人を、社会を向上させる原動力ではありますが、今の社会、大人も子どもも、勝ち負けに拘る風潮があり、勝ち組、負け組なる言葉が大手を振って一人歩きしているようです。勝てば勝ち続けることを求められ、心休まることもなく、負ければ劣等感に苛まれ人との関わりが薄くなる、そんなふうになりかねない現状があります。勝ち負けの二者選択のみが人生でなく、良いこと悪いこと、順境と逆境、また中庸であることも、それらすべてを毎日生きるということです。 東井義雄先生の言葉に「一番は尊い、しかし一番より尊いビリだってある」というものがあります。次の言葉を紹介します。 ”ビリであることは、ちっともはずかしいことではない。なまけることのほうが、よっぽどはずかしいことだ。走ることに限らず、生きていく間には、いろいろなことでビリを走らなければならないことがあります。
しかし、そのとき、どうか日本一立派なビリであることができるよう、こころがけてほしいと思います。堂々としたビリであってほしいと思います。これは、なかなか難しいことです。ビリになると、どうしてもひくつになり、はずかしくなり、心まで貧乏になりやすいからです。ですが、ビリの味のわかる人間でなければ、困っている人、弱い人、貧しい人の気持ちなんか、絶対にわかるものではありません。とにかく、ビリになっているときは、その人にとって得がたい勉強の機会を与えられているときだと思います。”
「勝ち負け以外のものさしを自分の中に」