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2016/03/18
「着眼<着手」
| by
校長
第40回明峰小学校の卒業式が行われました。本校は次年度が第40回卒業式になります。164名の6年生がそれぞれ自分の決意表明をしました。中学校の卒業式とは違い、自分で自分の名を大きな声で語った後、将来の夢や希望を表明しました。
自分の名前を声にすること、そんな機会は本当に少ないものだなと思います。他人から呼名されることの方がずっと多いものです。大人になって自己紹介や名刺交換する時でさえ、名字だけになっていることは少なくありません。フルネイムで自分の名を声にすることは良いものだなと、6年生の大きな声に新鮮さを覚えました。
その決意表明では「~になりたい」というものが大半で、「~になります」というものは10数名でした。夢や希望は口にしやすいものですが、だから今、「自分はこうします。こうしています。」とは言いにくいものです。”着眼大局 着手小局”という言葉があります。物事を長く広い見地で見ながら、目の前の小さな事から実践するという意味です。夢や希望はそう言う意味で、着眼大局に近いものなのかもしれません。それは明日に望みをかけることと同じようなもの、小さな事を毎日しっかり積み続けているかと問われれば、大人も子どもも、今日より明日が気になり、気にかけているいるようです。
「明日がある 明日があると 思っている間は 肝心な 今さえないということ」
16:31
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