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2018/06/28

1年生 認知症サポーター養成講座

| by 校長
 本校は、毎年この時期に福祉教育に取り組んでいます。一昨年は聴覚障がいの方と手話通訳の方に来ていただいてお話を聞き、昨年は視覚障がいの方になくてはならない点字について学習しました。
 今年は、明峰地区の地域包括支援センターの方や約20名のキャラバンメイトの方に来ていただいて、認知症サポーター養成講座を行いました。最初に認知症についてののDVDを見て、話を聞き、理解を深めました。休憩の後、先生による劇を見て、ご飯を食べたことを忘れて「食べてない」と何度も言う認知症のお年寄りに対してどのような声かけができるかを各グループにキャラバンメイトの方が入られて一緒に話し合い、「やさしく接する」「目線を合わせて話を聞く」など生徒が考えた意見を発表しました。続いて、再び先生による劇を見て、「仕事に行く」と言って家に帰らない認知症のお年寄りへの声かけや関わり方についてグループで話し合い、意見を発表しました。最後に、地域包括支援センターの方から接し方のポイントについてお話しいただき、キャラバンメイトの方からサポーター・オレンジリングについての説明がありました。
 今日は、認知症について理解し考えると同時に、地域の方のお話を聞いたり、接する大切な機会になったと思います。認知症は、誰もがいつ発症してもおかしくない病気で、今後ますます増えていくと言われます。自分たちを育ててくださり、家族や地域を支えてくださった高齢者の方を、家族や地域など周りの人たちが認知症について正しく理解し、適切に接したり、優しく手助けしたり、見守っていくことが何より大切です。学習したことを忘れず、活かしていってほしいです。7月3日は2年生、5日は3年生が行うことになっています。
 
 
   
19:25