日誌

登校直後のみどりっこたち

今朝の登校直後のみどりっこの様子です。

1年生の教室から順番に巡りましたが、どの教室からも穏やかな雰囲気が伝わってきました。一部、1時間目の体育の授業に向けて着替えをしていて撮影できませんでしたが、それ以外の教室では友達とおしゃべりをしたり、運動場からボールを抱えて走って帰ってきたりして元気に過ごしていました。

高学年教室をのぞいた頃には、自分たちで朝の会を始めている教室もありました。

 

【低学年】

【中学年】

【高学年】

 

朝の用意ができたみどりっこから「L-Gate(1人1台端末等を活用した心の健康観察)」に取り組んでいるクラスも多かったです。

 

「L-Gate(1人1台端末等を活用した心の健康観察)」については、川西市教育委員会からの指示で今年度4月から川西市立小中学校の全児童生徒を対象に毎日実施することになっています。

本校でも昨年度3月から「今日の気持ち」と「今日の体調」を毎日タブレットでみどりっこ自身がチェックしています。児童だけでなく、先生方も毎日「L-Gate(1人1台端末等を活用した心の健康観察)」をして、自身の心のチェックをしています。みどりっこも先生方も自分の「心の健康状態」を自覚し、心身ともに健康な状態で過ごせるようにしています。しんどい時は無理をせずにゆっくりすることも大事なことです。また、みどりっこの心身の状態チェック結果は、周りの大人も見ることができます。したがって、心が疲れた状態が続いている児童がいる時は、早め早めに該当児童に声をかけていくなどの対応に生かしています。

なお、1年生についても、タブレットの登録や操作上の状況等を踏まえて、適切な時期に「L-Gate」を開始していく予定です。

 

さらに、緑台小学校においては、学校とPTAとで連携して一昨年度から「Q-U」を実施しています。「L-Gate」は、毎日の簡単な心のチェックをしています。「Q-U」は、「楽しい学校生活を送るためのアンケート」であり、学校生活における個々のみどりっこの意欲や満足感、および学級集団の状態をもっともっと深くデータ分析することができます。担任を含めた多くの先生方によるみどりっこの観察と、「Q-U」による個々のみどりっこの状態や学級の実態の客観的資料とを合わせて、学校全体として個々のみどりっこに応じた早め早めの予防対策として活用しています。例えば、不登校傾向、いじめ、学級崩壊などに繋がる様々な課題への予防対策、早期発見、早期対策としても効果が大きいと感じています。そして、「Q-U」結果などで気がかりな面がある時は、個人面談などを通して適宜、保護者の皆様にもお伝えして、学校とご家庭とが連携して、みどりっこの健やかな成長を粘り強く支援しています。

このように大きな予防効果を発揮している「Q-U」においての課題は、費用です。費用面の課題がクリアできているのは、「Q-U」実施当初からPTAと学校とで出し合って実施できているからです。ご理解ご支援いただいている状態を大変有難いと思っています。なお、費用面等の課題は大きく、1年生から6年生まで、まさしく全児童に「Q-U」を実施しているのは川西市内で本校だけという状況です。GWあけても、大きな心配をするような不調もなく、全員が元気に学校生活を送れていることは大きな成果です。今年度も保護者の皆様、PTAの皆様のご理解のもと、「Q-U」が実施できたらいいなあと思っています。