阪神大震災から22年目の本日です。6434人の方が犠牲になられました。本校の先生のお母さんも、その亡くなられた中の一人だとお聞きしました。その先生は今日、早朝より西宮市の追悼会場へ出向かれたそうです。当時の悲しみを乗り越え、今では前向きな日々を送っていると言われていました。
8時25分に全クラスで黙祷を行いました。今の中学生が生まれる前の出来事ですが、自分もいつか、そんな体験に出会うかもしれない、その時どうするのかと当事者として捉えられる機会になればと思いました。
人は二度死ぬと聞いたことがあります。一度目は、本人の息が止まる死というものです。もう一つは、その亡くなった人のことを誰一人として思い出さなくなった時、その人は二度目の死を迎えたと聞きました。自分のいのちの前には、たくさんの数えきれない、いのちが存在していた、そのつながりが今の自分のいのちであることを忘れないようにしたいものです。
「あなたのために してあげられることは ないもないけれど あなたの幸せを 祈ることだけはできる」