期末考査2日目です。社・英・音の3教科です。今朝、教科書?問題集?を読みながら友達とあれこれ話をしながら登校している生徒を見かけました。いつものテスト当日の登校風景です。普段の日には目にすることができません。
グランド改修工事が順調に進んでいます。水はけを良くするために部分的に掘り返したり、種類の異なる土を敷き詰めながら整地していきます。高低差がなくなり、水はけの良くなったグランドに向け、工事は進みます。中学校の敷地はかって、山林の中にあって人が手を入れ、農地や宅地などに変えてきた中の一部です。今、目にするグランドも木々が生い茂り動植物の生きる場であったことは想像に難くありません。人はいつの頃からこの地球を自然を自分たちのものと主張するようになったのでしょうか。国の領土、領海、領空・・そして個人の・・。
アメリカにある「シアトル首長のスピーチ」を思い出します。開拓者である白人に、先祖代々住み慣れた豊かな土地を取り上げられ、不毛な居留地へと追いやられることになった先住民の首長シアトルが、時の大統領へ伝えた言葉です。その一部です。
・・どうしたら 空が買えるというのだろう?そして 大地を?私には わからない 風の匂いや 水のきらめきを あなたは いったい どうやって買おうというのだろう?・・・私の体に 血がめぐるように 木々の中を 樹液が流れている 私は この大地の一部で 大地は 私自身なのだ・・・
大地と人間との深い関わりを語る、シンプルで美しい言葉です。人がこれから先、さらに自然をコントロールできる、思うがままにできるという思いを科学万能がしみ込んだ現代人は何ら疑うことをしません。
かって、日本にも人の傲慢さ、小ささを言った言葉があります。
「立って半畳 寝て一畳」