今日は、多田幼稚園の卒園式でした。32名の園児たちです。6歳の区切りです。4月から小学校へ入学するという通過点でもあります。2年前の入園当時と比べ、ずいぶん成長した我が子に涙する保護者の方もおられました。7年後には小学校卒業、10年後には中学校卒業、その3年後高校卒業・・・いくつもの学びの場を経験しながら成長していきます。木が年輪を重ねながら幹を太くしていくがごとくです。人の成長を年輪に譬えるならば、その中心は、その人の礎となっている子ども時代であると聞いたことがあります。年輪の中心部が子供世代であるならば、「三つ子の魂 百まで」百年の年輪中心には、3歳の年輪がしっかりとした芯を形成しているということなのです。そういう意味では、幼児教育(家庭での育児)の大切さは、小中学校の比ではないかもしれません。
なんどわらって なんどないて なんどかぜをひいて
どこではしって どこでころんで どこでけんかして
うれしいことも かなしいことも みずあそびも ゆきだるまも
ずっとわすれない (園児の歌の歌詞一部)
「人は たくさんの人と出会い、別れながら 人になる」