「後始末」物事が済んだ後の片付け、後片付けのことを言います。写真は、生徒用トイレのものです。入口のスリッパが揃えられています。トイレの中を向いて履きやすくなっています。掃除用具が整然と決められたいつもの場所に戻されています。ぞうきんは、しっかり広げて干してあります。共に使用後に元の状態に戻されているわけですが、これが簡単なようでなかなかできません。しかも、それを続けていくことは、さらに難しいことです。
みなさん、家に帰った時、脱いだ靴を入口の方へ向かって揃えることができていますか。毎日、習慣化できている人は、しんどさ、めんどくささを感じることはありません。意識しなくても自然にそうできている、身体化できているわけです。モノを片付ける時、次に使う時の事や、次に使う人を想ってやりなさいとはよく言われます。こうしたことが、誰も見ていない時にできれば、それは本物だということです。
「先のことばかりに目がいって 後は目に入れようとしない まさに始末に負えない」
女子 男子