朝から冷え込む１日でした。
　今日は阪神淡路大震災から２８年を迎えます。当時、市内の学校に勤務していましたが自宅のある市外からは出勤ができませんでした。翌日、自宅周辺の大変な被災状況を見ながら学校に向かい生徒の皆さんと会えた時はとてもうれしく思いました。
　教室で地震を想定したシェイクアウト訓練の後に避難経路の確認のためにグランドに集まりました。教頭先生からは「災害が起きた時に家族の方とどのように連絡を取るか家族で話し合ってください」とお話がありました。
　

その後１年生の生徒の皆さんは体育館で地域在住の防災士の方におこしいただき「地域の中で災害時にどう動くか」と題して講演をしていただきました。地震だけではなく水害についてもお話がありハザードマップを紹介していただきました。また、多田小学校区コミニュティ協議会・多田自主防災会が多田小校区のご家庭に配布された冊子を使った「マイ・タイムライン」のお話は教頭先生のお話と通じるものがあり、生徒の皆さんは興味深く聞いていました。１年生の生徒の皆さんは冊子と防災グッズを持ち帰っています。ご家庭で話題にしていただければと思います。阪神淡路大震災はボランティア元年とも言われています。防災士の３つの基本理念「自助・共助・協働」は生徒の皆さんにもできることを示してくれています。
　　　

＜本日の献立＞
白飯、焼きのり（手巻き）、豚汁、ひじきの炒め煮、はりはり大根、牛乳

今日は焼きのりで「おにぎらず」を作って食べました。今日は「おむすび」の食文化が災害時に役に立ったということで「おむすびの日」です。生徒の皆さんも「今日は震災があった日だから・・・」と、今日の献立を理解してくれているようでした。