今日は、３年生進路希望調査の締め切り日です。１２月の期末懇談に向けてのものになります。「線路は続くよどこまでも」という童謡がありますが、それを「”進路”は続くよ・・」と替え歌で聞いた記憶があります。その時は、なるほどな自分の歩む路(進路)は，人生最期の時まで続くものだなと妙に腑に落ちた記憶です。
　物事を選択するということは、選択したもの以外は捨てるというほどの覚悟がいると聞きました。「二兎を追うものは一兎も得ず」と同様です。しかし、選択したものが自分の思い通りにならなかったとしても、すべてがダメになるわけではなく、次の選択肢は必ずあるということです。選択肢が多くあれば、それでいいというわけではなく、いかに真剣に自分の意志でその選択を決定したかが問われるわけで、いい加減な気持ちで選択したものについては、少しの困難さに出会っただけで「人から進められたわけで、どうせ自分で決めたんじゃないから」と他のせいにしてすぐに投げ出してしまうことになるのです。
　道は真っすぐな一本道だけが存在しているわけではありません。紆余曲折、多くの分かれ道ばかりです。人の数だけの生き方があることを忘れないでください。

　「決まった道などない　あるのは行き先だけ」