会議室前の掲示板に、1年野外活動、2年トライやるウィーク、3年修学旅行の活動写真がプリントアウトされ貼られています。休み時間は、たくさんの生徒が見ています。自分が写っているものを見つけた時は、思わず笑顔と歓声がこぼれます。これらの行事前には、「校外で示そう多田中の底力」なるアピール掲示物もありました。日頃の学校生活とは異なる場での活動でしたが、中学生として、多田中生としての自覚を持ちながら一連の学年行事を終えることができました。とても立派でした。
しかし、これらは集団の一員として考え、判断し、行動できたことですが、そこには自分以外の人に常に見られているという自己抑制が働いていることも事実です。自分以外、誰もその場にいない時、あなたはどう考え、判断し、行動するのでしょうか。
「慎独」一人を慎むことはとても難しいことです。そこには本物の自分が顕れてくるのですから。一人でいる時、中学生、多田中生のあなたはいますか。
「人は、自分一人の時、本当の意味で成長する」