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2018/07/25

夏季研修~道徳の教科化に向けて

| by 校長
 23日(月)ノー部活デーの午後、教職員研修として道徳教育の研修を行いました。来年度から実施される新学習指導要領では、現在行われている道徳の授業が、「特別の教科 道徳」となり、検定教科書が配布されて年間35時間の授業を行うことになり、評価(記述式)もしなければなりません。それに備えて、本校は今年からどの学年も副教材として道徳の教科書を使って授業を行っています。1学期を終えて道徳の授業実践を振り返り、課題を明らかにして、2学期の授業に臨まなければなりません。
 研修では、昨年に引き続き、元兵庫県人権教育研究協議会会長の有正省三先生を講師としてお招きして講演をしていただきました。有正先生には、人権教育を基盤にした道徳の授業のあり方、授業の展開の仕方、子どもたちの多様な意見を引き出す中心発問、そして評価のあり方などについて、事前にお渡ししていた具体的な資料を用いながら分かりやすくお話しいただきました。2学期の10月末に明峰小学校の先生も参加して、本校で道徳の公開研究授業を行い、再度有正先生に来ていただいて指導助言をいただくことになっています。夏休み後半には学年ごとに道徳の授業の指導案を作成・交流し、研修を行います。「資料を読み取る道徳」ではなく、子どもたちが多様な意見を出し合い、学び合い、「考え、議論する道徳」の授業をめざした研修に取り組んでいます。
 
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